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本日で 65万アクセス を突破しました。

ありがとうございます。

2006年の8月20日に今のブログに引っ越してきて、1年2ヶ月で20万アクセスを越え、
1年6ヶ月で30万アクセスを超え、1年10ヶ月で40万アクセスを越え、
ついに、2年3か月で50万アクセスを越えました。

最近は月に1回更新程度・・・・しかも使いまわし的な感じです・・・。

それにもかかわらず、1日500-900人 程と以前よりは若干減っておりますが、
相変わらず多くの方に訪問して頂いております。

これからも何とかぼちぼち頑張って書いていきます。


 『総目次』 参照。


多くの方に読んで頂けると本当に嬉しいです。

ありがとうございます。

最近新しい記事を書けずにいますが、なかなかネタにも困っており、記事のネタ、
こういう事書いて欲しいな・・・というのを募集します。

今後も応援宜しく御願い致します。




コメントについてのお願い

ここの所、たくさんのコメントを頂きまして感謝しております。

しかし、内容的には早期の返事が必要な相談も多く、そういう趣旨で、
このブログは作成していないので、お返事は間に合わない事が多いと思います。

余裕がある相談、聞きたいこと、記事にしてほしい事、などは大歓迎ですが、
今日明日でどうこうという問題は是非かかりつけにご相談頂くようにお願い致します。


また、もちろん、返事については僕個人の考えですので、かかりつけの先生のご意見を一番に
尊重して頂いて、検査・治療にあたって頂くことをお願い致します。


ついでに、『管理人のみ閲覧出来るコメント』 についてですが、
これまでこれに対しては返信をしていません。

理由は、単純に、『mail』 も 『URL』 も記入されてない方が居て返事が書けないという事も
ありますが、オープンな討論をしたい(万が一にも独断と偏見の誤った知識を与える可能性がある事、
当然常に勉強しているつもりではありますが・・・)、
文字のみでは情報がきちんと伝わったか評価が出来ない事(オープンなら補足してもらえそう)、
過度の依存の危険性、などより個人的なやりとりは避けたいためです。


また、他の方々からもおかしい事・間違った事・疑問点はどんどん指摘して頂きたいと思います。


最後に、願いですが、1日1クリックもして頂けると大変励みになります。


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『抗ヒスタミン剤』 一般については、『抗ヒスタミン剤』 を参照して頂きたい。

今回は、『抗ヒスタミン剤』 と 『眠気』 について、である。

『飲酒運転』 が騒がれているが、『抗ヒスタミン剤』 も種類によっては、
自動車の運転を禁じられている。




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抗ヒスタミン剤の副作用として鎮静作用があり、特に 『眠気』 が多い。

抗ヒスタミン剤を飲んだら、自動車の運転をしてはいけない、 
と抗ヒスタミン剤の注意書きにも明記してある。

日本で承認されている抗ヒスタミン剤のうち、
添付文書に眠気についての記載が無いのは、現在の所、
『アレグラ』 と 『クラリチン』 に限られている。

大抵の 『カゼ薬』 には、抗ヒスタミン剤が含まれている。


しかも、抗ヒスタミン剤の服用により、 『眠気』 を自覚しなくても、
作業効率の低下など中枢神経機能の抑制による認知機能の障害がみられる。

この事を、
インペアード・パフォーマンス(impaired performance)』 と呼ぶ。

インペアード・パフォーマンスは、多忙な現代社会において、
仕事、学業、家事に多大な影響を及ぼすという点で十分に考慮すべき事である。


抗ヒスタミン剤を飲むと、『グラス4杯分のウイスキー』 を飲んだのに
匹敵するほどの能率低下をもたらす、と指摘する専門家もおり、
その弊害は私達の想像以上に大きいと認識しなければならない。


『sanofi avenntis』 の 『アレルギーi』 参照。
http://www.allergy-i.jp/hifu/hisutamin/index.html


『インペアード・パフォーマンス』 と言うのは、
患者さんの自覚に関わらず、
集中力・判断力・作業能率が低下した状態

の事である。

抗ヒスタミン剤が脳に入ると活動性が抑えられる。

すぐ思い浮かぶのは 『眠気』 であるが、鎮静作用は眠気だけではなく、
他にもあり、それが 『インペアード・パフォーマンス』 である。

『インペアード・パフォーマンス』 が強くても全然眠くないって事もある。

お酒を飲むと、自分では酔っていないつもりでも思わぬミスをすることがある。

アルコール摂取時、抗ヒスタミン剤内服時、いずれも反応時間は遅くなっている。

1



『集中力・判断力・作業能率が低下した状態』 にあるのを自覚していない場合、
知らないうちに危険な状況に陥っている事も考えられる。


つまり、抗ヒスタミン剤の鎮静作用には、
『自覚出来る眠気』 と
『自覚出来ないインペアード・パフォーマンス』
の2つがある。


くれぐれも眠くないから大丈夫だとは思ってはいけない。



アメリカでは37州とワシントンDCで、鎮静性の抗ヒスタミン剤を服用して
運転することが禁じられている。

2



6500人以上の抗ヒスタミン剤を飲んだ事がある人へのアンケートで、
『服用後の自動車運転が禁止されている薬があることを知っている』 と答えた人は 24.5%
だったという調査結果がある。

3




また、脳内ヒスタミンは、『摂食行動』 にも関わっている。

満腹中枢にはヒスタミン受容体がたくさんあり、脳内ヒスタミンが結合すると、
『おなかいっぱい』 と感じて、食べることを止める。

抗ヒスタミン剤が脳に移行したら、摂食行動が抑制されなくなり、
つい食べ過ぎてしまう。

また、脳内ヒスタミンは交感神経を刺激して、脂肪を燃焼させる働きもある。

脳内ヒスタミンは2つの経路で、『過食防止物質』 として働いている。

そういう副作用もあるのである。






今回は、『Hibワクチン』 について、である。

現在、需要が供給を上回り、結構、品切れ状態となりつつある。

希望の方は早期にお申し込みされる方が良い。




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Hibワクチン

Hib(ヒブ)とは、『ヘモフィルス・インフルエンザ菌b型』 という細菌のことである。

インフルエンザ菌には、カプセルがあるものとないものがあり、カプセルがある菌にはa型からf型の
6種類があるが、髄膜炎、敗血症、肺炎などの重篤な全身性疾患を引き起こすものは殆どが
カプセルのあるb型菌である。

インフルエンザ菌は中耳炎を起こすことも多いが、中耳炎を起こすのは、殆どがカプセルのない
タイプである。

Hibは冬に流行するインフルエンザの原因であるインフルエンザウイルスとは全く別のものである。
この菌が発見された時には、冬に流行るインフルエンザの原因と誤って考えられていたので
インフルエンザ菌という名前がついたが、後になってインフルエンザの原因はこの菌ではなく
ウイルスだということが解った。

2008年12月19日に、ついに、日本でもこのHibに対するワクチンが発売された。

『ついに』 というのは、海外では、10年以上も前からHibワクチンを定期接種として接種し、
現在ではアジア、アフリカの国々を含む120カ国以上で広く使用され、Hibワクチンを導入した
国々では、ヒブによる深刻な病気は100分の1程度に激減している。
WHO(世界保健機関)でも乳児への定期接種を推奨する声明を出している。

日本では細菌性髄膜炎の 60%程度 はHibが原因であるが、
欧米ではHibの髄膜炎は過去の病気になりつつある。
欧米では細菌性髄膜炎の2大起因菌のもう一つの肺炎球菌のワクチンも定期接種しており、
日本であれば8割もの髄膜炎患者が罹患しなくなるはずである。

日本では、年間600人ものこどもがHibによる髄膜炎に罹患している。

髄膜炎にかかるこどもの殆どが 2歳未満で、
約半数は生後6ヶ月から1歳 
までである。

より早期の治療が望まれるが、抗生物質などによる治療にも関わらず、5%で亡くなり、
25%前後に聴覚障害、発達遅延などの後遺症
 が残っている。

近年ではさらに、抗生物質の効きにくい 耐性菌 が増え、
髄膜炎の治療が非常に難しくなってきている。

現在の所、Hibワクチンは残念ながら 任意接種 (自費接種)である。

将来的には定期接種になる可能性はあるが、全然予定はたっておらず、
各自治体単位で補助を検討しており、その補助の僅かである。

Hibワクチン接種には、病院によっても異なるが、1回6000円から8000円 程度かかる。

Hibワクチンの望ましい接種スケジュールとしては、生後2~7ヶ月で開始し、4~8週あけて3回、
その1年後に追加接種1回の 合計4回接種 である。

生後7ヶ月~1歳未満でHibワクチンを接種する場合は、初回接種としては4~8週間隔で2回、
1年後に追加接種を1回の合計3回接種となる。

1歳以上5歳未満でHibワクチンを接種する場合は、1回のみの接種となっている。
5歳以上の子どもや大人には、Hibワクチンは不要とされている。

より早期に打ちたく、3種混合ワクチンとほぼ同様の日程のため、
同じ日に接種 する医療機関も多い。

Hibワクチンの副反応としては、他のワクチンと同様、最も多くみられるのは、
接種部位の赤み・腫れである。発熱も数%に起こる。
非常にまれであるが、ショック、けいれん、血小板減少性紫斑病も報告されている。
(これらはどのワクチンでも報告有り)

Hibワクチンが他のワクチンと異なるのは、製造の初期段階にウシの成分が使用されている
ことである。ウシの中枢神経は用いておらず、HibワクチンによってTSE(伝達性海綿状脳症)が
伝播する可能性は極めて低いと考えられている。これまで既に100カ国以上で使用され、
発売開始からの14年間に約1億5000万回接種されているようであるが、TSEにかかったという
報告は無い。

ワクチンのメリットは明らかにデメリットを上回っているが、自費接種であり、
4回打つとなるとかなりかかるのが難点である。




またまた前の記事の使い回しで申し訳ないが、最近育児記事を書いてないので・・・。

育児において、こどもを 『甘えさせる』 のは良いけど、
『甘やかしてはいけない』、という話がある。

『甘え』 と 『甘やかし』 どう違うのだろうか?

そこで、お勧めの本がある。





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『子どもって、どこまで甘えさせればいいの?』
               山崎雅保・著  リヨン社

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【目次】

PART 1 子どもって、どこまで甘えさせればいいの?
      『甘えさせ』 と 『甘やかし』 の違いがわかる30のQ&A

 1 子どもが抱っこをせがんできたら
 2 が忙しいときに、子どもがまとわりついてきたら
 3 夜、一人で寝かせたいのに 『一緒に寝て』 といわれたら
 4 おやつ以外の時間に、お菓子を欲しがったら
 5 子どもがケガをしそうな遊びをしていたら           など


PART 2 なぜ、子どもの甘えを受け止められないの?
      『甘えさせ下手な親』 が抱えやすい15の思い込み

親の心を不自由にする 『15の思い込み』
 1 自分のことは自分でできなければならない
 2 どんな友達とも仲良くしなければならない
 3 何事もがんばって取り組まなければならない
 4 苦手を克服する努力を怠ってはならない
 5 お手伝いをしなければならない          など

きちんと育てるほど、『手に負えない子ども』 になるのはなぜ?
『甘やかし』 はワガママのもと、『甘えさせ』 は自信のもと


PART 3 どうすれば、もっとハッピーな子育てができるの?
      『甘えさせ上手な親』 になる7つのステップ

今すぐに始める 『甘えさせ上手な親』 になる7つのステップ
 1 子どもの要求に、『はい、いいよ』 と応じる
 2 子どもが駄々をこねたら、ゆっくりと観察してみる
 3 子どもを上手に甘えさせられなかったら、『ゴメンね』 と謝る    など

あなたには、『愛という力』 があります

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『「甘えさせ」 と 「甘やかし」 の違いがわかる30のQ&A』 は、
なかなか良い質問ばかり30個もあって良い。

『甘えさせ』 と 『甘やかし』 の違いを解った上で、さあどうするか、
が書いてあって、大変参考になる。



次回では、本の内容について、少しだけ紹介する。

 『子どもって、どこまで甘えさせればいいの?』② へ。







こどもは様々な原因で嘔吐しやすい。

今回は、『嘔吐・下痢時の対処法について』、である。




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嘔吐・下痢時の対処法について


嘔吐・下痢は、悪さをしている病原体を早く体の外に出そうとする防御反応である。

嘔吐の最も多い原因は、ウイルス性の胃腸炎であるが、
この場合、『時間薬』 で自然に治る。

吐き気は2-3日程、強い吐き気は半日から1日でおさまる事が多い。

下痢は数日から1週間程続く事が多い。


嘔吐・下痢などの症状がある場合、
脱水にならないように、水分を補給する 事が重要である。

 『こどもの脱水について』 参照。


最近では乳幼児の胃腸炎の治療に関して大きな変化が見られている。


近年、欧米・日本などの先進国では急性下痢症が 軽症化 しているためである。

これには、乳幼児の栄養状態が向上した、早目に病院に受診するようになった、
親御さんの脱水症に対する知識が向上した、などの理由が考えられる。


このような胃腸炎の軽症化のため、
以前言われていたような食事の制限は必要無い、
という意見が出てきている。


これまで日本では、感染症が原因で下痢を起こしている時には、
栄養分・水分を消化・吸収する能力が落ちている事が多いと言われ、
下痢がある時には、体の負担を軽減するために、
消化のよいものを取るようにする、油分の多いものや乳製品は避ける、
ミルクは1/2-2/3に希釈する、などを行うことが推奨されてきた。


現在では、

・脱水時の水分補正に積極的に『経口補水液』を用いる。
・食事の再開は早く行い、固形食を含む正常食とする。
・希釈乳(ミルクの希釈)は不要である。
・母乳栄養児では母乳を続ける。
・不必要な薬物は使用しない。


事が推奨されている。


『経口補液療法』 (ORT、oral rehydration therapy) とは、
点滴からではなくて、積極的に口から適切な内容の水分
(経口補水液=『ORS』 Oral Rehydration Solution)補給を試みる事を言う。

 『経口補液療法について』 参照。


『ORS』 は、WHO(世界保健機構)、AAP(米国小児科学会)で
推奨されている胃腸炎の治療法で、塩分(ナトリウム)、糖分 が
適切な割合に調整されていて、点滴に比べ、
水・電解質が過剰に投与される危険が少ない事、
点滴しなくてすむため、こどもの痛みも、医療者の技術も、
経費も、軽減出来る事、
 などが特徴である。



具体的には、

吐き気が強い時

『水を飲む度に吐く』 というような場合は、
『何も飲ませない』
 ようにする。


吐き気が強いうちは、胃の中に物が入る度に吐いてしまうため、
まずは何も飲ませずにお腹を空っぽにする。

この時期に無理に飲ませようとすると再び吐いてしまい、悪循環になるため、
最低でも1-2時間位、何もあげないようにする。

もし、また吐いたら、再度1時間位何もあげないようにするが、
極少量の水分でも吐くようなら、救急受診 する方が良い。

胃腸炎以外の重篤な病気、例えば、髄膜炎、腸重積などの可能性がある、
脱水に陥る危険があるためである。

こどもは水分を見ると、どうしてもグイグイ飲んでしまうため、
お茶やジュース類をこどもに見せないようにする。



吐き気が少し落ち着いてきた時

吐き気がおさまったようなら、最初はスプーン1杯から始め、
これを1-5分おきに少しずつ繰り返し飲ませる。

少量ずつ、何回にも分けて与える。

5ml程度であれば、胃が相当に攣縮していない限り、吐く事はない。

少しずつ1回の量を増やしていくが、あまり急激に1回量を増やすと再度嘔吐し、
かえって状態が悪くなる事もあるので注意が必要である。


吐く事でのどが渇くが、吐き気が多少改善しても、お腹がついてこれない事も多く、
少しずつ水分をとっていく。


下痢だけになった時

便の様子を見ながら少しずつ消化の良いものを与えていく。

食事の再開は早く行い、固形食を含む正常食とする。

ただし、やはり 『正常食』 といっても消化の良いものから始めたほうが良い。


下痢時のABC=Apple(リンゴ)、Banana(バナナ)、Carrot(ニンジン)は良い。

ご飯・パンなどの炭水化物、果物、ヨーグルト、野菜は推奨されている。






全国的に胃腸炎が流行っていると思う。

今回は、『ロタウイルス胃腸炎』 について、である。



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ロタウイルス胃腸炎


ロタウイルスは、こどもの重症下痢症の原因となる。

ロタウイルス胃腸炎は、もともとは冬季(11月~4月)に多く、『乳幼児嘔吐下痢症』 として、
『脱水』 を来たす事が多い。
 
 『こどもの脱水について』 参照。

ロタウイルス胃腸炎のため、毎年、アメリカ合衆国では5万人以上のこどもが入院し、
全世界では60万人のこどもが亡くなっている。

乳幼児での発生が多いが、大人もかかる。

ロタウイルス胃腸炎の症例の62%は、2歳未満であり、
生後4カ月から2歳のこどもに、好発する。

冬期に 白色の水様下痢 をみたらロタウイルス胃腸炎を考慮する。

発熱 (1-2日間程)、嘔吐 (2-3日間程)、下痢 (7-8日間程)、
が、ロタウイルス胃腸炎の3大症状である。

多少、咳・鼻水などの上気道症状が出る事もある。

通常の胃腸炎より腹部症状が強く、持続 するため、
乳幼児の場合、入院となってしまう事も多い。

潜伏期間は1-3日 で、感染力は強い


嘔吐の回数は、平均1日2-3回だが、1日5-6回を超える例も多い。

下痢は水様性から泥状で、約半数で白色から黄白色便がみられる。

白色→白黄色→黄白色→白緑色水様→泥状顆粒便、と変化すると言われている。

便が白色下痢便になるのは、はっきりと原因が解っていないが、
一過性の胆汁流出障害のためと言われている。

軽症例では、便は完全な白色にならず、普段より、色が薄い程度に留まる。
なお、アデノウイルス胃腸炎でも、1-2割で白色便が見られることがある。

下痢の回数は、1日平均5-6回だが、10回以上の下痢もみられる。
下痢は、平均4-5日間続くが、3割ほどで6日間以上続く。
乳幼児では1-2週間続く事もある。


薬剤抵抗性の 痙攣が多いウイルス でもある(7.1%)。

急性脳症の合併が見られることがある。

ロタウイルスは、急性壊死性脳症を来たすウイルスとしては、
インフルエンザ、突発性発疹、に次いで、3番目に多い。


ノロウイルス感染症が11月-12月にかけての初冬に多く、その後、
ノロウイルスと入れ替わるようにロタウイルスが2月-4月にかけて流行する。

従って、ウイルス性胃腸炎としては、2峰性のピ-ク、
前半がノロウイルス、後半がロタウイルス、を示す事になる。

ただ、最近はどのウイルス性の病気も通年に渡って出る事が多い。

冬期の腸重積では、ロタウイルスが検出されることが多い。


ロタウイルスが胃腸炎の原因かどうかは、
便中のロタウイルス抗原の有無を検査する事で判明する。


ロタウイルスは、極めて、良くうつる。

ロタウイルス胃腸炎患者から周囲の人達への感染方法は、
接触感染 であり、患者の便中に出てきたロタウイルスが、
手などによって運ばれて、周囲の人達の口の中に入ることによる。

ロタウイルスは体外の環境下でも安定であるため、
ロタウイルスにより汚染された水・食物を飲食したり、
ロタウイルスが付着したおもちゃをしゃぶったりしても、感染する。

水道の蛇口、ドアの取っ手、などを介して、
病院内でも入院患者さんの間で大流行していまう事がある。

オムツの処理の後の手洗い には、十分に注意する必要がある。

 『手洗いについて』 も参照。


ロタウイルス胃腸炎の場合、下痢症状が出る前から、
下痢症状が終わって2-3日後までは、周囲の人達が感染する可能性がある。

ウイルス性胃腸炎のため、『特効薬』 は無く、対症療法にてしのぐ。

 『下痢・嘔吐時の対処法』 参照。

通常のウイルス性胃腸炎より、嘔吐・下痢の持続が長く、要注意である。





しまじろうの中で、『かぜばいきん』 という言葉があった。

『カゼ』 の原因の殆どが 『ウイルス』 であり、『ばいきん』 =細菌
とカゼは結び付かない。

 『いわゆる 『カゼ』 について』 参照。


イメージとしては良いのだが、こういう事で、『カゼ』 は 『ばいきん』
でなると思ってしまうのであろう。


今回は、『細菌』 と 『ウイルス』 との違いについて、である。




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ウイルスと細菌の違い

細菌とは、一般に 『ばいきん』 とも言われている微生物である。

細菌は細胞を持ち、自己複製能力を持つ。
一つの細胞しか持っていないので単細胞生物である。

細菌は、栄養・水分・温度があればいくらでも自己増殖出来る。

つまり、細菌は自分で増殖する能力を持つ


ウイルスは、蛋白質の外壁と内部に核酸(DNA、RNA、つまり遺伝子)を
持った単純な構造体である。

ウイルスは人間の体の中に入ると、細胞の中に入り込み、その細胞に、
自分のコピーを作らせる。

細胞の中で自分のコピーが大量に作られると、やがてその細胞は破裂する。

破裂した時に細胞の中から大量のウイルスが飛び出し、他の細胞に入り込む。
こうしてウイルスが大量に増えていくのである。

ウイルスは、自分自身で増殖する能力はなく、生きている細胞の中でしか
増殖出来ない。

つまり、他の生物を宿主にしないと増殖出来ない


ウイルスの大きさは 20-100nm (ナノメートル)程度と非常に小さく、
細菌は 1-5μm (マイクロメートル)と、ウイルスの 10-200倍程度
大きい
(1nm = 1/1000 μm、1μm = 1/1000 mm)

細胞に取り付くため、ウイルスが小さいのは当然である。


細菌の場合は自分の細胞を持つため、細菌をやっつける薬を造る事が出来る。

『抗生物質』 は、細菌を攻撃する事が出来る薬である。

『抗生物質』 は、細胞の構造を利用して作用するため、
細胞がないウイルスには効かない

もしも、薬剤でウイルスを攻撃しようとすると、ウイルスが入り込んでいる
人間の細胞をも壊してしまう恐れがある。

特定のウイルスの増殖をおさえる薬は存在するが、ウイルスを消滅させる薬はない。

抗ウイルス薬があるのは、インフルエンザウイルス、水痘(ヘルペスウイルス)、
HIV、サイトメガロウイルス、位であり、その他の数百種類のウイルスには
特効薬が無い


日本人の中には風邪にかかると病院へ行き、薬を飲めばカゼが治ると
勘違い している方が大勢居るが、それは全くの間違いである。

ウイルスは、いつも、自分の治癒力で治している。



細菌に対する抗生物質の効果については、

 『細菌と抗生物質』 参照。





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