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喘息という診断が付くと、その重症度に合わせて、
しっかり治療していく必要がある。

今回は、『喘息の重症度の判定』 についてである。

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普段の喘息の発作については、親御さんは軽く見積もっている事が多く、
しっかり聞くと結構発作が出ている事が多い。


『喘鳴』 があればそれは喘息発作と判断出来るが、
『咳が出る』 という症状は、喘息発作だけで無く、当然カゼでも出る。

発熱などの他の症状の有無、昼・夜の咳の差、咳が続く日数、
などで総合的に判断する。


『小児気管支喘息治療・管理ガイドライン』では、
喘息の重症度に応じて、長期管理薬の段階わけ(ステップ)がしてある。


具体的な治療については、『喘息 長期管理薬について』 を参照。


 ①間欠型 (ステップ1)
  咳嗽、軽度喘鳴が年に数回。短期間で改善し、持続しない。

 ②軽症持続型 (ステップ2)
  咳嗽、軽度喘鳴が月1回から週1回。
  時に呼吸困難あるが、日常生活の障害は少ない。

 ③中等症持続型 (ステップ3)
  咳嗽、軽度喘鳴が週1回から毎日。
  時に大発作・中発作となり日常生活が障害される。

 ④重症持続型1 (ステップ4-1)
  毎日、週に1-2回大発作・中発作となり、日常生活が障害される。
  重症持続型2 (ステップ4-2)
  ステップ4-1の治療を行っても症状が持続する。
  しばしば時間外受診し、入退院を繰り返す。日常生活に制限。


喘息発作の症状についての詳細は、『喘息 発作の程度の判定』 を参照。

大発作はまず入院、中発作は医療機関での治療を必要とする事が多く、
医療機関での治療に対する反応が悪ければ入院となる。


紛らわしいのだが、『小児気管支喘息治療・管理ガイドライン』の重症度と、
日本アレルギー学会作成の成人のガイドラインや欧米のガイドライン
(喘息予防・管理国際指針 GINA)との間では重症度分類が異なる。


成人・GINAの間欠型は小児の軽症持続型に、
成人・GINAの軽症持続型は小児の中等症持続型に、
成人・GINAの中等症持続型は小児の重症持続型にあたる。


また、既に喘息治療を受けている場合には、
現在の治療ステップを加味して重症度を判定する事になる。


つまり、既に軽症持続型の治療をしているにも関わらず、
軽症持続型の症状が出る場合には、軽症持続型と判定せず、
中等症持続型と考え、治療変更を考慮する。


現在の症状が軽症持続型の場合、

 A.現在受けている治療がステップ1→軽症持続型(ステップ2)
 B.現在受けている治療がステップ2→中等症持続型(ステップ3)
 C.現在受けている治療がステップ3→重症持続型(ステップ4)
 D.現在受けている治療がステップ4→重症持続型(ステップ4)


現在の症状が中等症持続型の場合、

 A.現在受けている治療がステップ1→中等症持続型(ステップ3)
 B.現在受けている治療がステップ2→重症持続型(ステップ4)
 C.現在受けている治療がステップ3→重症持続型(ステップ4)
 D.現在受けている治療がステップ4→重症持続型(難治・最重症)

と、重症度がランクアップする。


重症度の把握、重症度に応じた適切な治療、
が大切である。




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