小児科医によるブログ
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こどもは様々な原因で嘔吐しやすい。
今回は、『嘔吐・下痢時の対処法について』、である。
↓ クリック宜しくお願い致します。
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嘔吐・下痢時の対処法について
嘔吐・下痢は、悪さをしている病原体を早く体の外に出そうとする防御反応である。
嘔吐の最も多い原因は、ウイルス性の胃腸炎であるが、
この場合、『時間薬』 で自然に治る。
吐き気は2-3日程、強い吐き気は半日から1日でおさまる事が多い。
下痢は数日から1週間程続く事が多い。
嘔吐・下痢などの症状がある場合、
脱水にならないように、水分を補給する 事が重要である。
『こどもの脱水について』 参照。
最近では乳幼児の胃腸炎の治療に関して大きな変化が見られている。
近年、欧米・日本などの先進国では急性下痢症が 軽症化 しているためである。
これには、乳幼児の栄養状態が向上した、早目に病院に受診するようになった、
親御さんの脱水症に対する知識が向上した、などの理由が考えられる。
このような胃腸炎の軽症化のため、
以前言われていたような食事の制限は必要無い、
という意見が出てきている。
これまで日本では、感染症が原因で下痢を起こしている時には、
栄養分・水分を消化・吸収する能力が落ちている事が多いと言われ、
下痢がある時には、体の負担を軽減するために、
消化のよいものを取るようにする、油分の多いものや乳製品は避ける、
ミルクは1/2-2/3に希釈する、などを行うことが推奨されてきた。
現在では、
・脱水時の水分補正に積極的に『経口補水液』を用いる。
・食事の再開は早く行い、固形食を含む正常食とする。
・希釈乳(ミルクの希釈)は不要である。
・母乳栄養児では母乳を続ける。
・不必要な薬物は使用しない。
事が推奨されている。
『経口補液療法』 (ORT、oral rehydration therapy) とは、
点滴からではなくて、積極的に口から適切な内容の水分
(経口補水液=『ORS』 Oral Rehydration Solution)補給を試みる事を言う。
『経口補液療法について』 参照。
『ORS』 は、WHO(世界保健機構)、AAP(米国小児科学会)で
推奨されている胃腸炎の治療法で、塩分(ナトリウム)、糖分 が
適切な割合に調整されていて、点滴に比べ、
水・電解質が過剰に投与される危険が少ない事、
点滴しなくてすむため、こどもの痛みも、医療者の技術も、
経費も、軽減出来る事、 などが特徴である。
具体的には、
吐き気が強い時
『水を飲む度に吐く』 というような場合は、
『何も飲ませない』 ようにする。
吐き気が強いうちは、胃の中に物が入る度に吐いてしまうため、
まずは何も飲ませずにお腹を空っぽにする。
この時期に無理に飲ませようとすると再び吐いてしまい、悪循環になるため、
最低でも1-2時間位、何もあげないようにする。
もし、また吐いたら、再度1時間位何もあげないようにするが、
極少量の水分でも吐くようなら、救急受診 する方が良い。
胃腸炎以外の重篤な病気、例えば、髄膜炎、腸重積などの可能性がある、
脱水に陥る危険があるためである。
こどもは水分を見ると、どうしてもグイグイ飲んでしまうため、
お茶やジュース類をこどもに見せないようにする。
吐き気が少し落ち着いてきた時
吐き気がおさまったようなら、最初はスプーン1杯から始め、
これを1-5分おきに少しずつ繰り返し飲ませる。
少量ずつ、何回にも分けて与える。
5ml程度であれば、胃が相当に攣縮していない限り、吐く事はない。
少しずつ1回の量を増やしていくが、あまり急激に1回量を増やすと再度嘔吐し、
かえって状態が悪くなる事もあるので注意が必要である。
吐く事でのどが渇くが、吐き気が多少改善しても、お腹がついてこれない事も多く、
少しずつ水分をとっていく。
下痢だけになった時
便の様子を見ながら少しずつ消化の良いものを与えていく。
食事の再開は早く行い、固形食を含む正常食とする。
ただし、やはり 『正常食』 といっても消化の良いものから始めたほうが良い。
下痢時のABC=Apple(リンゴ)、Banana(バナナ)、Carrot(ニンジン)は良い。
ご飯・パンなどの炭水化物、果物、ヨーグルト、野菜は推奨されている。
今回は、『嘔吐・下痢時の対処法について』、である。
↓ クリック宜しくお願い致します。
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嘔吐・下痢時の対処法について
嘔吐・下痢は、悪さをしている病原体を早く体の外に出そうとする防御反応である。
嘔吐の最も多い原因は、ウイルス性の胃腸炎であるが、
この場合、『時間薬』 で自然に治る。
吐き気は2-3日程、強い吐き気は半日から1日でおさまる事が多い。
下痢は数日から1週間程続く事が多い。
嘔吐・下痢などの症状がある場合、
脱水にならないように、水分を補給する 事が重要である。
『こどもの脱水について』 参照。
最近では乳幼児の胃腸炎の治療に関して大きな変化が見られている。
近年、欧米・日本などの先進国では急性下痢症が 軽症化 しているためである。
これには、乳幼児の栄養状態が向上した、早目に病院に受診するようになった、
親御さんの脱水症に対する知識が向上した、などの理由が考えられる。
このような胃腸炎の軽症化のため、
以前言われていたような食事の制限は必要無い、
という意見が出てきている。
これまで日本では、感染症が原因で下痢を起こしている時には、
栄養分・水分を消化・吸収する能力が落ちている事が多いと言われ、
下痢がある時には、体の負担を軽減するために、
消化のよいものを取るようにする、油分の多いものや乳製品は避ける、
ミルクは1/2-2/3に希釈する、などを行うことが推奨されてきた。
現在では、
・脱水時の水分補正に積極的に『経口補水液』を用いる。
・食事の再開は早く行い、固形食を含む正常食とする。
・希釈乳(ミルクの希釈)は不要である。
・母乳栄養児では母乳を続ける。
・不必要な薬物は使用しない。
事が推奨されている。
『経口補液療法』 (ORT、oral rehydration therapy) とは、
点滴からではなくて、積極的に口から適切な内容の水分
(経口補水液=『ORS』 Oral Rehydration Solution)補給を試みる事を言う。
『経口補液療法について』 参照。
『ORS』 は、WHO(世界保健機構)、AAP(米国小児科学会)で
推奨されている胃腸炎の治療法で、塩分(ナトリウム)、糖分 が
適切な割合に調整されていて、点滴に比べ、
水・電解質が過剰に投与される危険が少ない事、
点滴しなくてすむため、こどもの痛みも、医療者の技術も、
経費も、軽減出来る事、 などが特徴である。
具体的には、
吐き気が強い時
『水を飲む度に吐く』 というような場合は、
『何も飲ませない』 ようにする。
吐き気が強いうちは、胃の中に物が入る度に吐いてしまうため、
まずは何も飲ませずにお腹を空っぽにする。
この時期に無理に飲ませようとすると再び吐いてしまい、悪循環になるため、
最低でも1-2時間位、何もあげないようにする。
もし、また吐いたら、再度1時間位何もあげないようにするが、
極少量の水分でも吐くようなら、救急受診 する方が良い。
胃腸炎以外の重篤な病気、例えば、髄膜炎、腸重積などの可能性がある、
脱水に陥る危険があるためである。
こどもは水分を見ると、どうしてもグイグイ飲んでしまうため、
お茶やジュース類をこどもに見せないようにする。
吐き気が少し落ち着いてきた時
吐き気がおさまったようなら、最初はスプーン1杯から始め、
これを1-5分おきに少しずつ繰り返し飲ませる。
少量ずつ、何回にも分けて与える。
5ml程度であれば、胃が相当に攣縮していない限り、吐く事はない。
少しずつ1回の量を増やしていくが、あまり急激に1回量を増やすと再度嘔吐し、
かえって状態が悪くなる事もあるので注意が必要である。
吐く事でのどが渇くが、吐き気が多少改善しても、お腹がついてこれない事も多く、
少しずつ水分をとっていく。
下痢だけになった時
便の様子を見ながら少しずつ消化の良いものを与えていく。
食事の再開は早く行い、固形食を含む正常食とする。
ただし、やはり 『正常食』 といっても消化の良いものから始めたほうが良い。
下痢時のABC=Apple(リンゴ)、Banana(バナナ)、Carrot(ニンジン)は良い。
ご飯・パンなどの炭水化物、果物、ヨーグルト、野菜は推奨されている。
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この記事へのコメント
以前にも拝見させていただき、コメントを残させていただいた者です。アセトン血清嘔吐症のことでコメントを残しましたが、今日はまた違うことでご質問があり書かせていただいています。昨日から、四歳の娘が朝起きてからしばらくして、吐き気をもよおしました。初めは吐き気といっても「おぇ」という感じだけだったので、いつもの便意を感じた時のものと同じだろうと軽く思っていましたが、予定があり車が出かけたら、その車中でも吐き気が止まずかえって酷くなるので、心配になり小児科に行きました。以前ケトンの数値が高くなって吐き気が強くなった経験があるので、その症状かなぁと思いましたが、血液検査の結果ケトンの数値は0.7で、少し高めでした。とはいえ、他の白血球の数や炎症反応としは陰性という結果で、風邪というわけではなく、なんというか、胃腸炎・・という感じなんでしょうか、胃薬と整腸剤をもらって、一応点滴も200ほどしてもらって帰り、帰ってからは何もなかったように元気になっていました。とはいえ、食べたものはフライドポテトとポタージュスープなので、胃に負担がかかったのかも・・と心配していましたが、本人は機嫌もよく、熱もなく、安心していました。もらった薬は、また薬を飲んで吐いたらいやなので明日から飲ませようとおもって昨日は飲ませませんでしたが、今朝もやはり、昨日の朝と同じように吐き気「おえ」にはじまり、熱もないので、午前中は横にさせて様子をみていましたら、午後から元気になり、あたたかいうどんと、常温のポカリをのませていました。食べた後も吐き気はなく、元気に遊んでいましたが、少し冷たいゼリーを食べるとやはり「おぇ」となり、吐きませんが吐き気がでるようです。今日は、午後と、夜に昨日もらった薬を飲ませましたが、明日の朝もこんな感じならば、やはり、もう一度病院につれていくべきでしょうか?
2007/09/26(Wed) 20:18 | URL | ダラックマ #-[ 編集]
> ダラックマ さん
ありがとうございます。
まずは元気かどうか、腹痛、頭痛、下痢などの付随症状が強くないか、嘔吐が悪化して来ないか、そして、『脱水』に陥りそうなら是非受診して下さい・・・脱水に関しては、水分摂取が可能かどうかが大きいです。
胃腸炎の場合、吐き気は1-2日でおさまる事が多いですので何とかしのぐ感じです。
お大事にして下さい。
ありがとうございます。
まずは元気かどうか、腹痛、頭痛、下痢などの付随症状が強くないか、嘔吐が悪化して来ないか、そして、『脱水』に陥りそうなら是非受診して下さい・・・脱水に関しては、水分摂取が可能かどうかが大きいです。
胃腸炎の場合、吐き気は1-2日でおさまる事が多いですので何とかしのぐ感じです。
お大事にして下さい。
2007/09/26(Wed) 22:34 | URL | ドロロンえん魔くん #-[ 編集]
こんにちは。先日はご丁寧なお返事ありがとうございました。あれから、数日様子を見ましたが、やはり朝方の・・というか、特に朝起きてからと、午前中には吐き気というか、「おぇ」という感じが時々あって、やはり心配なので10月5日に小児科に行きました。9月25日の火曜日以来ウンチが出ていないのもあり、二週間近く出ていないので便秘からくる吐き気では・・とも思ったので浣腸をしてもらうつもりで行きました。自宅で浣腸は市販のもので試しましたが、出ないし、お腹は張っている感じはなく、午後になると水分もとれるし、フォロアップミルクに関してはよく飲むのですが、食べる量が半端なく少ないのです。だから、二週間といえどもウンチが溜まっているのか・・とも思いましたが、一応浣腸してもらい、すぐには出ませんでしたが、帰りの車の中で出ました。オムツをしていましたが、それからはみ出るくらいの量でした。とはいえ、血液検査もしてもらって、ケトンの数値も高くなく、血糖値、白血球の数、炎症反応も陰性ということで、先生には「吐きやすい体質・・」といった感じでしょうかと言われました。ウンチが出たので、本人もスッキリしたようですが、やはり、今でも時々ジュースなどを飲むと、そのすぐ後に「おぇ」という感じになるみたいで「飲み過ぎた・・・」といって横になります。数分お腹をさすると「落ち着いた」といって、また騒ぎ出すのですが、これは夏の胃腸の疲れが出ていると理解すべきでしょうか?もともとかなり吐き気を感じやすい子で、トイレの臭い、ニンニクの臭いなど、本人が嫌いな臭いを感じると「おぇ」とはなるタイプの子どもですが、これから先も、こんな感じが続くのでしょうか?午前中にこんな感じだと、これから幼稚園とかに入っても何をしにいくにやら・・と正直心配しています。一日、一日、体も成長していけば違ってくるのではと期待していますが、どうなのでしょうか?
2007/10/07(Sun) 14:56 | URL | ダラックマ #-[ 編集]
> ダラックマ さん
ありがとうございます。
自家中毒っぽい体質は成長と共に改善する事が多いです。
吐き気に関して基礎的な病気が無いとすると成長により改善する事を期待しても良いかも知れませんが、個人差が大きいのでいつまでかは予想し難いですが・・・。
緊急時の対処はもう少しの間頑張る必要がありそうですね。
お大事にして下さい。
ありがとうございます。
自家中毒っぽい体質は成長と共に改善する事が多いです。
吐き気に関して基礎的な病気が無いとすると成長により改善する事を期待しても良いかも知れませんが、個人差が大きいのでいつまでかは予想し難いですが・・・。
緊急時の対処はもう少しの間頑張る必要がありそうですね。
お大事にして下さい。
2007/10/12(Fri) 20:16 | URL | ドロロンえん魔くん #-[ 編集]
こんばんは、先日はリレンザの件ではご回答ありがとうございました。
今回の質問ですが、先程6歳の娘が腹痛を訴えて一度は寝たのですが、目が覚めて嘔吐してしまい、その後も腹痛と気持ち悪さが収まらなかった為ナウゼリンの座薬を使用しましたが5分程度で下痢してしまいました。その際にも嘔吐してしまいました。座薬というのは5分位でも吸収するものなのでしょうか?次回の薬を使用するタイミングと下痢・嘔吐のある場合の薬の服用をどうしたらよいか教えていただきたいのですが。
今回の質問ですが、先程6歳の娘が腹痛を訴えて一度は寝たのですが、目が覚めて嘔吐してしまい、その後も腹痛と気持ち悪さが収まらなかった為ナウゼリンの座薬を使用しましたが5分程度で下痢してしまいました。その際にも嘔吐してしまいました。座薬というのは5分位でも吸収するものなのでしょうか?次回の薬を使用するタイミングと下痢・嘔吐のある場合の薬の服用をどうしたらよいか教えていただきたいのですが。
2008/03/16(Sun) 23:17 | URL | ゆうママ #-[ 編集]
> ゆうママ さん
ありがとうございます。
座薬の吸収は速いですよ。特に発熱時などは数分で吸収される事もあります。
座薬の形が残っていない場合は差し直す必要は無いと思います。
お大事にどうぞ。
ありがとうございます。
座薬の吸収は速いですよ。特に発熱時などは数分で吸収される事もあります。
座薬の形が残っていない場合は差し直す必要は無いと思います。
お大事にどうぞ。
2008/03/17(Mon) 21:55 | URL | ドロロンえん魔くん #-[ 編集]
以前にもお世話になりました。
その際は、ご丁寧にご解答ありがとうございました。
生後5ヶ月の娘ですが下痢の症状が10日以上続いています。
下痢をした理由はおそらく離乳食だと思います。
1日目、1さじ
2日目、2さじと与えた翌日に下痢をしたので離乳食を一旦中止しました。
もちろん離乳食を始めてすぐなので
若干の下痢は予測していましたが
下痢の回数が尋常ではなく
30分置きに1回という頻度でした。
ミルクは一日1回で、ほとんどが母乳です。
離乳食を中止し、下痢の頻度が異常だったため翌日小児科を受診しました。
・授乳後すぐに下痢をすること
・一日に10~20回も下痢をすること
・すっぱい匂いで、便が水のような状態
上記を踏まえた上で「乳糖不耐症ではないですか?」と医師に聞いたのですが
医師は「以前便秘で受診してるのであり得ない」と仰いました。
便のついたオムツを持って受診し、検査をしていただきましたが
ロタ等のウイルスはいないとのこと。
ですが、10日経った今
下痢の頻度こそ落ちましたが完治したわけではありません。
最初に受診した際の処方は
・オリザチーム0.5g顆粒
・下痢止め(調合されており中身は不明)
・ベトノバールG(座浴が追いつかずおむつかぶれが酷くなった為)
・ワセリン
今日受診した際の処方は
・ポリフル細粒83.3%0.6g
・下痢止め(強めだそうですが調合不明)
・オリザチーム(前回同様)
離乳食を与えたため、軽い下痢を起こし
そこから後天的な乳糖不耐症になったのではないかなと考えているのですが、どうでしょうか?
医師が言う「以前便秘で受診してるので乳糖不耐症はありえない」との意味を考えると、先天的な乳糖不耐症を指してるとしか思えないのです。
そうであれば、今回処方してくださったポリフルという薬は不必要なのでは?とさえ思えてきます。
医師は何も言いませんでしたが独断で乳糖を除去したミルクに変えて
下痢の頻度が落ち着きました。
今日受診した時は、肛門から便を採取し検査にかけると仰ってしましたが・・・
仮に乳糖不耐症だとすれば
この便の検査でわかるのでしょうか?
また、ポリフルを服用させるべきなのでしょうか?
オリザチームは授乳の度に服用させています。
最後に言える事は、早く下痢の症状を良くしてあげたい。
おしりのかぶれを治してあげたい。
ただそれだけです。便のたびに座浴を繰り返していますが
ベトノバールを処方されて1週間塗布しても改善は見られません・・・。
お忙しいとは思いますが
お返事いただけないでしょうか。
宜しくお願い致します。
その際は、ご丁寧にご解答ありがとうございました。
生後5ヶ月の娘ですが下痢の症状が10日以上続いています。
下痢をした理由はおそらく離乳食だと思います。
1日目、1さじ
2日目、2さじと与えた翌日に下痢をしたので離乳食を一旦中止しました。
もちろん離乳食を始めてすぐなので
若干の下痢は予測していましたが
下痢の回数が尋常ではなく
30分置きに1回という頻度でした。
ミルクは一日1回で、ほとんどが母乳です。
離乳食を中止し、下痢の頻度が異常だったため翌日小児科を受診しました。
・授乳後すぐに下痢をすること
・一日に10~20回も下痢をすること
・すっぱい匂いで、便が水のような状態
上記を踏まえた上で「乳糖不耐症ではないですか?」と医師に聞いたのですが
医師は「以前便秘で受診してるのであり得ない」と仰いました。
便のついたオムツを持って受診し、検査をしていただきましたが
ロタ等のウイルスはいないとのこと。
ですが、10日経った今
下痢の頻度こそ落ちましたが完治したわけではありません。
最初に受診した際の処方は
・オリザチーム0.5g顆粒
・下痢止め(調合されており中身は不明)
・ベトノバールG(座浴が追いつかずおむつかぶれが酷くなった為)
・ワセリン
今日受診した際の処方は
・ポリフル細粒83.3%0.6g
・下痢止め(強めだそうですが調合不明)
・オリザチーム(前回同様)
離乳食を与えたため、軽い下痢を起こし
そこから後天的な乳糖不耐症になったのではないかなと考えているのですが、どうでしょうか?
医師が言う「以前便秘で受診してるので乳糖不耐症はありえない」との意味を考えると、先天的な乳糖不耐症を指してるとしか思えないのです。
そうであれば、今回処方してくださったポリフルという薬は不必要なのでは?とさえ思えてきます。
医師は何も言いませんでしたが独断で乳糖を除去したミルクに変えて
下痢の頻度が落ち着きました。
今日受診した時は、肛門から便を採取し検査にかけると仰ってしましたが・・・
仮に乳糖不耐症だとすれば
この便の検査でわかるのでしょうか?
また、ポリフルを服用させるべきなのでしょうか?
オリザチームは授乳の度に服用させています。
最後に言える事は、早く下痢の症状を良くしてあげたい。
おしりのかぶれを治してあげたい。
ただそれだけです。便のたびに座浴を繰り返していますが
ベトノバールを処方されて1週間塗布しても改善は見られません・・・。
お忙しいとは思いますが
お返事いただけないでしょうか。
宜しくお願い致します。
2009/03/14(Sat) 14:22 | URL | ぱぴか #IXkE6ZCE[ 編集]
> ぱぴかさん
ありがとうございます。
乳糖不耐症は胃腸炎後などになどに多いです。
多くは後天性ですね。
アレルギー用のミルクではなく乳糖除去飲みのものんでしょうか?
ミルクアレルギーも胃腸炎後などに起こる事があります。
乳糖不耐は検査は難しいですね。
一時的な乳糖不耐は一回治れば繰り返す事も少ないので診断的治療で乳糖分解酵素、乳糖除去ミルクなど試します。
治れば一回戻してみます。
お大事にどうぞ。
ありがとうございます。
乳糖不耐症は胃腸炎後などになどに多いです。
多くは後天性ですね。
アレルギー用のミルクではなく乳糖除去飲みのものんでしょうか?
ミルクアレルギーも胃腸炎後などに起こる事があります。
乳糖不耐は検査は難しいですね。
一時的な乳糖不耐は一回治れば繰り返す事も少ないので診断的治療で乳糖分解酵素、乳糖除去ミルクなど試します。
治れば一回戻してみます。
お大事にどうぞ。
2009/03/16(Mon) 23:52 | URL | ドロロンえん魔くん #-[ 編集]
とても詳しく書いてあり参考になりました。
子供が金曜に10回ほど嘔吐し、病院で軽いロタと言われました。
その日の夜から熱がでています。
まだ下痢していないので、本当にロタなのか気になってます。
三週間前におたふくワクチンを接種していて、その副作用ではないかと気になります。
宜しくお願いします
子供が金曜に10回ほど嘔吐し、病院で軽いロタと言われました。
その日の夜から熱がでています。
まだ下痢していないので、本当にロタなのか気になってます。
三週間前におたふくワクチンを接種していて、その副作用ではないかと気になります。
宜しくお願いします
このコメントは管理者の承認待ちです
2011/06/20(Mon) 17:02 | | #[ 編集]
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2011/06/28(Tue) 01:34 | | #[ 編集]