• 08<
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30
  • 31
  • >09

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。



水イボの正式名称は 『伝染性軟属腫』 と言い、
ポックスウイルスによるものである。

中心に白い芯があり、中心部分が少し凹んだ形をしている。
普通は2mm前後だが、小さいものは0.5mm、大きいものは5mm程になる。
首、腋の下、側胸部、臀部、陰部、などに好発する。痒みは無い事が多い。

水イボが出来るこどもの殆どがアトピー性皮膚炎の体質を持っている。

アトピー性皮膚炎の皮膚は乾燥して微少な『 キズ』 が多数あるので、
ウイルスに対する防御力が低下した状態となっているからである。

以前は、『プールには入れないので、水イボを取ってもらって下さい』、
という保育園が多かったが、平成11年4月1日より学校保健法が改正され、
水イボは 『原則としてプールを禁止する必要はない』
という事が公に認められるようになった。

水イボは肌と肌の接触や、ウイルスの付着したタオルなどを介して感染するが、
感染力は決して強くない。

プールの水で感染する事は無い。

従って、水イボが出来ている部位を他の児が出来るだけ触らない事や、
タオルを共用しない事に注意をすれば、原則としてプールを禁止する必要は無い。

ビート板が感染源として疑われるケースもあるが、使用後に良く洗えば問題は無い。

原因がウイルスなので、有効な薬は無い。

ただし、一度かかると免疫ができるので、2回かかる事は無い。

皮膚の表面で感染が拡がって、徐々に水イボの数は増え、
一つ一つも大きくなるが、やがて体にウイルスに対する免疫が出来ると
自然に治癒する。

水イボは、目に見える大きさになるまで1ヶ月の潜伏期間があるので、
体に免疫が出来るまでは、治療してもまた他の場所に出てくる事が多い。

抗体が出来るまで、早い人で6ヶ月、遅い人で2年位かかる
つまり、通常は半年-2年で自然に治ってしまう。
95%の児は1年以内に自然治癒すると言われている。
基本的には放置し、自然治癒を待つのが良い。


水イボの治療法として、

・ピンセットによる摘除
  専用のピンセットで水イボをひとつひとつ摘み取る。
  水イボを取ることに関しては確実な方法だが、痛みを伴う。

・硝酸銀ペースト法
  硝酸銀という薬品を用いて、水イボの部分を腐食して除去する。
  薬を付けて乾かすだけなので、殆ど痛みは無いが、
  とれるまでに少し時間がかかる。
  小さなイボには効果的だが、大きなイボの場合は
  繰り返し治療しないと取れない。
  また、硝酸銀が周囲の皮膚に付着すると、周りが傷になってしまう。

その他、液体窒素による凍結療法、抗ウイルス薬(ビダラビン)を塗る治療法、
漢方薬(ヨクイニン)の内服、などもあるが、効果は個人差がある。


水イボの治療の目的は、水イボが自然治癒するまでの間、
こどもが社会生活を制限されないように、
水イボの数を減らす事
 である。


スポンサーサイト




コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL

この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。