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今回は、『小児医療、崩壊の危機に直面 軽症患者の殺到に医師疲弊』 というニュースについて、
である。



その他の、『医師不足』 の記事についても、参考にして欲しい。
(もっともっとたくさん記事はあるがこれらが代表的な記事である。
 詳細は医療問題についての目次参照)

 医師不足①
 日本の医療が崩壊する?!
 地方医療の崩壊
 医療クライシス:忍び寄る崩壊の足音②
 医師不足 4万人
 東十条病院:来月末で全科休止




 ↓ クリック宜しくお願い致します。
  

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ニュース追跡:小児医療、崩壊の危機に直面
軽症患者の殺到に医師疲弊/埼玉

                                    毎日新聞 2008.4.23

◇立ち上がる母親たち

急患のための夜間・休日小児救急に、熱やせき程度の軽い症状の子供たちが
殺到し、全国で問題になっている
勤務医が子供の患者の対応
に疲弊して当直のない開業医に転向
 し、医師不足に陥った病院が、
救急医療から撤退する悪循環だ。
医師から見れば 『大したことない』 症状も、親には 『子の一大事』
この両者のギャップを埋めることが大きな課題になっている。

3月、土曜夜の川口市立医療センター(川口市)の待合室。子供を抱いた親が次々と受付を訪れ、
午後7時台は8人、同8時台には17人に上った。小児科部長の下平雅之医師は 『インフルエンザが
流行していない分、少ない方』 と明かした。朝まで患者は途切れず、この夜の当直医は午後6時~
翌朝9時までに1人で47人を診察した。そして翌日もそのまま通常勤務に入った。

県内の開業医は04~06年で237人増加した。過酷な労働環境から勤務医が開業医に転向する
ケースが増えている。一方で、勤務医は日本小児科学会のモデル計画案を基にした試算で173人
不足している。07年2~3月、朝霞台中央総合病院など9病院が救急医療から撤退するなど、
必要な救急体制が取れない地域も珍しくない

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小児科医を忙しくさせる大きな要因が 『病院のコンビニ化』 の進展だ。

県の医療協議会によると、時間外の小児救急患者の96%は軽症 だ。
親が病院をコンビニエンスストアのように考え、『昼間より夜の方がすいている』
『テレビを見ていたら遅くなった』 などと、時間外に訪れる。

少子化対策として県内全市町村が競って導入している 小児医療費の無料化も、
安易な受診を助長
 する面がある。医師らには 『タダだと思ってちょっとしたことで
来る人が増えている』 と不評だ。

ただし、川口市立医療センターの下平医師は 『専門知識がない親が軽症か重症かを判断すること
はできない』 ともいう。越谷市の2歳男児の母親(32)は 『親なら、できるなら専門の小児科医に
診てもらいたいと思うもの』 と吐露する。

核家族化で、子供の病気について年配者からアドバイスを受ける機会も減った。
県の小児救急電話相談 『#8000』 の女性相談員(64)は 『親は孤独。相談する相手がいない
みたい』 と心配する。

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志木市立市民病院で珍しい試みが始まった。志木市とその近隣4市の医師でつくる朝霞地区医師会
が4月から、小児科などの開業医40人を交代で派遣、軽症救急患者の診察を受け持っている。
県も当直1回当たり1万円の報酬分を、医師会に支出している。

川口市立医療センターでも昨年5月から、地域の開業医数人が当直に加わり始めた。
救急病院としての役割を果たせなくなれば、軽症しか診られない診療所には患者の紹介先が
なくなってしまう。当直を3カ月に1度する開業医の平井克明医師は 『センターに重症の子を
受け入れてもらっているから』 と話す。

親たちの手による親への働き掛けも始まっている。

兵庫県柏原市の母親たちは昨年4月、医師不足から診療中止の危機に陥った地元の県立病院
小児科を救おうと、『小児科を守る会』 を作った。母親たちに安易な受診を控えるよう呼びかけ、
受診の目安を記したハンドブックを作成している。

東京都でもこの時期、2児の母で自営業の阿真京子さん(33)が、『知ろう!小児医療 守ろう!
子ども達の会』 を発足させ、小児医療の基礎を学ぶ勉強会を開いている。親子連れで満杯となった
救急病院の待合室と、疲れ切った医師を見たのがきっかけだ。阿真さんは 『子を思う母親
の心配を減らすことが、結果的に医師の負担減になる』
 と話す。

この会のメンバーで、川口市に住む3児の母、平野美江さん(33)は県内でも勉強会を開こうと準備中
だ。平野さんは 『国に何かを求める活動はよくあるけれど、母親自身がまず動こうとする発想に驚き、
賛同した。世の父親たちも巻き込み、積極的に医師や他の親に近づいていく活動をしたい』 と
意欲的だ。

小児救急の崩壊は、医師や医療機関だけの努力では食い止められない。
子供の健やかな成長を願うすべての親たちの協力と理解が、必要とされている。

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『医療崩壊』 はどんどん進んでいるが、少しずつ改善への道も進みだしている。

『崩壊しきる』 前に何とかなるといいのだが・・・。



以前このブログでも、『県立柏原病院の小児科を守る会』 の事は取り上げた。

 『県立柏原病院の小児科を守る会』 参照。

こういう風に市民が、患者さんが、思ってくれるのは大変ありがたく、心強い。


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