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今回は、『タミフル』 と異常行動についての最新ニュース、である。



インフルエンザの情報については、

 『インフルエンザ』 
 『インフルエンザ 感染の予防』  


インフルエンザ治療薬 『タミフル』 については、

 『インフルエンザ治療薬 タミフルについて』
 『タミフル:インフルエンザの季節控え、多用ご注意』 
 『タミフルと異常言動』  
 『14歳男子 タミフル服用せず飛び降り』
 『タミフル服用10歳未満でも異常23件』
 『タミフルで異常行動、インフルエンザ無関係』  


その他のインフルエンザ関連の記事では、

 『インフルエンザ治療薬 リレンザについて』
 『乳幼児のインフルエンザワクチン』
 『リレンザと異常行動』           など参照。




 ↓ クリック宜しくお願い致します。
  

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タミフル:異常行動との因果関係、
決着つかないまま

                            毎日新聞 2007.12.26
 http://mainichi.jp/select/science/archive/news/2007/12/26/20071226ddm012040131000c.html


『タミフルと異常行動の因果関係を示唆する証拠は見つかっていない』

厚生労働省の調査会は25日、疫学調査や輸入販売元の中外製薬が報告した動物実験の
結果などから、こんな報告をまとめた。患者は、どう受け止めればよいのか。

インフルエンザ患者1万人規模(18歳未満)の調査結果は意外な内容だった。
『タミフルを飲んでいる患者の方が異常行動の発生が低い』
ことを示唆するデータが出たからだ。

調査は、昨シーズン(昨冬から今春)に全国692医療機関から報告された症例のうち
1万316件を用いてタミフル服用と異常行動の関係を解析した。

この結果、タミフルを飲んだ7181人のうち異常行動・言動を起こした人は700人で、発生率は
9.7%、飲んでいない2477人では546人で約 22% だった。

しかし、この結果について、解析した大阪市立大の広田良夫教授は 『開業医を介して患者
家族に回答をもらうという非常に複雑な疫学研究だ。第1次の予備解析の段階で、今後の解析で
結果はどう変わるかわからない』 と強調する。患者の健康状態や他の薬を併用しているか
などの背景を考慮した解析ではないためだ。出席した参考人も 『集計の仕方で結果が
大きく変わる可能性がある』
 と指摘。
最終的な結論は、今後の解析に委ねられた形 だ。


◇中枢神経に影響か--研究結果も

中外製薬が報告した動物実験では明確な結論は出なかったが、タミフルが 中枢神経に
何らかの影響を与える可能性を示唆する研究結果も出始めている


高崎健康福祉大と東京理科大のチームはマウスの実験で、脳に入ろうとする異物を排出する
『P糖たんぱく質』 が、タミフルの脳への移行も制御していることを解明。P糖たんぱく質のない
マウスは正常なマウスに比べ、タミフル投与1時間後の脳内のタミフルの濃度が大幅に高くなった。

荻原琢男・高崎健康福祉大教授は 『幼い動物はP糖たんぱく質の働きが十分でなく、
他の薬が働きを阻害することもある。ヒトでも年齢や体調などによっては脳への移行量が増大
する可能性も否定できない』 と話す。


◇併用薬との相互作用調査も必要

米ワシントン大の和泉幸俊教授(精神医学)らは、ラットの脳組織にタミフルや代謝物を投与、
脳内の神経興奮作用を観察した。神経細胞の情報伝達が促進され、興奮状態が生じることが
判明。エタノール投与で刺激は強まり、タミフルとの相互作用で強まったと考えられた。
和泉教授によると、タミフルとの相互作用 が考えられる物質には カフェイン
風邪薬などに含まれる エフェドリン などもあり 『患者が併用する可能性の高い薬との
相互作用についても調べることが必要』 と指摘する。


◇抗インフルエンザ薬使用、『患者とよく相談』--医療機関、より慎重に

既にインフルエンザの流行が始まっているが、抗インフルエンザ薬の使用を従来より慎重に
行ったり、『患者とよく相談する』 という医療機関も出てきた。
タミフルを服用すると、高熱などの 症状が1日程度早く治まる とされるが、
抗インフルエンザ薬を飲まなければ治らない病気ではない ためだ。

中外製薬によると、発売開始の01年2月~07年9月までの6年半に、国内で延べ 3600万人
が使用したと推定される。全世界の服用者の7割 にあたり、日本でだけ 多く
患者に使われていることをうかがわせる。

亀田総合病院の岩田健太郎・総合診療感染症科部長は 『一般的には安静にしていれば
5~7日で治る。発症したら即、抗インフルエンザ薬を使うというのはやりすぎだ。
効果と副作用の可能性のバランスを考慮し、重症化の危険性の高い高齢者など少数の患者
に限定的に処方すべきだ』 と話す。

新潟大の鈴木宏教授(公衆衛生学)は 『薬が多く使われるほど、薬が効かない
耐性ウイルスができる可能性が高まる
。服用の仕方を冷静に考える時期に
来ている』 と指摘する。
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『タミフル』 と異常行動については、現時点では、因果関係を示唆する結果は得られていないが、
さらに検討が必要との事で、10代の原則処方中止の方針は当面継続 となった。

膨大な疫学調査ではあるが、異常行動の程度、親御さんの判断、タミフルの飲んだ量・タイミング、
年齢、などいろいろ考慮すべき点があり、解析方法によって、調査方法によって、結論が変わる
可能性はある。


効果は確かにある。使い方次第で恩恵は確実にある。

日本では 『タミフル』 を使いすぎである。

インフルエンザ患者3600万人集めれば、異常行動を起こす人はたくさん出てくる。

インフルエンザのみで異常行動がある以上、『インフルエンザ』 + 『タミフル』 でも、
当然異常行動は起こる。

もちろん、『タミフル』 がそれ以上に異常行動を後押しする可能性はある。


事実はどうであれ、これだけマスコミで叩かれると、使い難い。

まずは安静で様子を見て、全身状態、意識状態などが気になれば、病院にかかって、
抗インフルエンザ薬の相談をするのが良いであろう。



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