• 04<
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30
  • 31
  • >06

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。



ここ2週間ほど喘息発作で受診するこどもが多い。

『アレルギー 喘息』 の中の記事を少し見直してみる。


重症度、治療法、薬については、他の記事 参照。

  『アレルギー 喘息 目次』 




 ↓毎日ポチッとお願い致します。
  

--------------------------------------------------------------------------------

喘息とは

2005年11月に改訂された 『小児気管支喘息治療・管理ガイドライン2005』 には
喘息とは次のように定義されている。


『小児喘息は、発作性に笛声喘鳴を伴う呼吸困難を繰り返す疾患であり、
発生した呼吸困難は 自然ないし治療により軽快、治癒 するが、
ごく稀には致死的である。
その病理像は、気道の粘膜、筋層にわたる 可逆性の狭窄性病変 と、
持続性炎症 および 気道リモデリング と称する組織変化
からなるものと考えられている。
臨床的には、類似症状を示す肺・心臓、血管系の疾患を除外する必要がある。』


簡単に言うと、

・喘息とはゼーゼー、ヒューヒューという呼吸の音がしたり、激しく咳が出たり、
 呼吸が苦しくなったりする病気である。

・これらの症状は気管支拡張薬などの治療や自然に良くなったりする。

・これらの症状は、気道の過剰な収縮や、気道のむくみ、などのため、
 気道の空気の通り道が狭くなったり、痰が詰まったり、などして起こる。

・気道の変化は、慢性的な炎症によって起こり、その気道炎症が続く事で
 『リモデリング』 が起こる。

・気道の炎症とは、例えとして『気道の火事』と表現される事が多い。

リモデリング (気道の再構築)とは、炎症が続く事で、気道上皮のすぐ下にある
 基底膜という部分が次第に厚くなり、硬くなり(線維化)、
 その結果、気管支拡張剤によっても広がり難い 状態になる事である。


さて、ゼーゼー、ヒューヒューと言ったら、喘息か? 


ゼーゼー、ヒューヒューと音がする (喘鳴) からといって、そのこどもが
直ちに喘息と診断される訳ではない。


特に乳幼児においては喘息以外の原因で喘鳴が出る事も多い。


乳幼児は、もともと気道が狭く、痰が排出され難いため
感染などの少しの気道への刺激でより空気の通り道が狭くなり易い。


また、喉頭(声を出したりする部分)も腫れ易く、
ここからもゼーゼー、ヒューヒュー、音がすることがある(クループ症候群)。


このように、喘鳴が出る心臓・肺などの喘息以外の他の病気では無い事を
確認する事は大切である。


小児喘息は 2歳までに約60%が発症し、
6歳までに80-90%が発症する
 と言われ、
早期診断・早期治療が望ましいが、乳児喘息の診断はかなり難しい。


繰り返す喘鳴が一番の診断根拠 になり、
『気道の感染の有無に関わらず、
明らかな呼気性喘鳴(息を吐く時の喘鳴)を
3回以上繰り返した場合』

乳児喘息と診断する。


参考事項として、

・両親に喘息の家族歴がある、
・本人にアトピー性皮膚炎がある、
・血清IgEが高い、
・気道感染が無い時に喘鳴を来たした事がある、
・気管支拡張剤(β刺激薬)吸入で改善が認められる、


などがある。


一方、年長児が単なる感染のみで明らかな喘鳴が出る事は少なく、
2-3歳以上で喘鳴がしっかりある児は、
喘息の可能性が高い。



・家族にアレルギーの人が居る、
・本人にアレルギー体質がある、
・咳が夜中・朝方に悪化する、
・天候の変化で悪化する、梅雨時・秋に悪化する、
・気管支拡張剤で症状の回復が顕著、


などがあれば、やはり喘息の可能性が高い。


ただ、喘息と診断される事に過敏な親御さんが居るが、一言に 『喘息』
と言っても、症状は個人差が大きく、経過も異なる。


問題は、いかに早く、こどもの苦痛を取り除いてあげて、
健やかな生活、正常な成長・発達をさせてあげるか

と言う事である。


『喘息』 と言われたら、こどものために 勧められた治療を
しっかりやりましょう



現在では、殆どの医者が(小児科医でなくても)、日本小児アレルギー学会が作製した
『小児気管支喘息治療・管理ガイドライン2005』 に従って治療し、
独自の治療法をする事はまず無い、と信じている。


 『喘息とアドヒアランス』 も参照。


スポンサーサイト




コメント
この記事へのコメント
下の娘が風邪の時にすごい咳をするので「喘息では?」と心配したことがあります。
その時にかかった先生のお話では大丈夫とのことでしたが、これから発症することもあるのですね。
幸い喘息が出易い今の時期も大丈夫なので、今のところはかかってないと思われますが、常日頃から気をつけてあげたいと思います。

質問があります。
病院にかかった際に血液検査をする時、ついでに血液型を調べてもらったり、アレルギーの有無を調べていただくことは可能でしょうか?
わざわざ調べる為に、子供の腕に針を刺すのは抵抗があるのですが、何かの機会に調べておきたいと思っています。
2007/10/03(Wed) 22:42 | URL  | ダルマ #-[ 編集]
> ダルマ さん

ありがとうございます。

病院にもよりますが、大抵やってくれると思います。
自分は点滴のついで、血液検査のついでによく測ってますよ。あまり大きな声では言えないですが(医療費的には良くないかも知れません)、乳児だと家族の負担も少ないですし。

ただ、血液型は自費なのでお金がかかります。これまた病院によりますが、血液型のみ自費で頼むと結構な額になりますので、採血ついでにお願いすると採血料(技術料)的なコストが減るので安く済む事が多いです。

血液型を採血する時期については、『こどもの血液型検査』参照して下さい。

またお願いします。
2007/10/03(Wed) 23:54 | URL  | ドロロンえん魔くん #-[ 編集]
息子はちょうど1年前から月1回程度の喘鳴があり、オノンを毎日のむようになりました。それからは大きな喘鳴はなくなりました。友達は発作がでそうな時だけオノンをのむと言ってました。オノンは続けて必ずのまないといけないものなのですか?
あと息子の足の爪の表面が丸く盛り上がり、爪の上の方が指に食い込むようになってるのが気になります。足の指全部ではなく3本くらいなんですが・・・・。何かの病気でしょうか?喘息と関係ありますか?
2007/10/09(Tue) 06:55 | URL  | なつママ #UwJ9cKX2[ 編集]
> なつママ さん

ありがとうございます。

喘息については月1回の発作がもともとあったのであれば毎日飲む必要があると思います。
年に数回の発作なら間歇型として、つらい時だけでも良いのですが。
あとは症状が数ヶ月安定した場合、徐々に薬を減らしたりしますので、そういう事を相談しても良いかも知れません。
飲む事は予防と考えてもらった方が良いかも知れません。

爪については赤くなったり、痛みが強くなければ、こどもの爪は柔らかいので様子見て良いと思います。
喘息とは関係ないと思います。

お大事にして下さい。
2007/10/12(Fri) 20:22 | URL  | ドロロンえん魔くん #-[ 編集]
遅くなりましたがお返事ありがとうございます。
次回点滴や採血の機会に調べてもらおうと思います。
が、こういう時はいつも冷静さに欠けてしまい、お願いするのを忘れてしまいそうです(^。^;)
忘れないようにしなければ。
2007/10/13(Sat) 20:55 | URL  | ダルマ #-[ 編集]
息子の症状をネットで調べていてヒポクラテス爪の症状にそっくりだと不安になってしまったもので・・・。
オノンはこどもが嫌がるけど頑張って続けます。
ありがとうございました。
2007/10/15(Mon) 21:39 | URL  | なつママ #UwJ9cKX2[ 編集]
お邪魔しました(^^)。
こんにちは。

1児のパパしてます。
昨日から娘が高熱を出して辛そうです(><)
ブログをみながらですが、看病してます。
またゆっくり遊びに来ます。
2009/05/20(Wed) 15:04 | URL  | ★KEEP BLUE★ #-[ 編集]
Re: お邪魔しました(^^)。
> ★KEEP BLUE★さん

ありがとうございます。
またどうぞ。
2009/05/30(Sat) 00:00 | URL  | ドロロンえん魔くん #-[ 編集]
承認待ちコメント
このコメントは管理者の承認待ちです
2012/06/10(Sun) 14:52 |   |  #[ 編集]
コメントを投稿
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL

この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。