• 04<
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30
  • 31
  • >06

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。



最近忙しくて、更新が滞っているが、久しぶりの記事は、
『一反木綿』 についてである。

『期待ハズレ』、かも知れず、申し訳ないが、好きなので・・・。





 ↓ クリックで救える命もあります。クリック宜しくお願い致します。
   応援のクリックもお願い致します。
    

-----------------------------------------------------------------------------

妖怪のこころ/1 一反木綿--鹿児島
                        毎日新聞 2007.8.7
http://www.mainichi-msn.co.jp/kurashi/katei/news/20070807ddm013100004000c.html


◇遅くまで遊ぶな、戒め

◇忙しい親、子に言い聞かせ/途絶えた伝承、10年前復活

河原で遊ぶ子どもたちは時を忘れていた。日が落ち、辺りが暗くなり始めた。
『一反木綿が出るぞ~』。1人が叫ぶ。『わーっ』。
子どもたちは一目散に家路を走った。

鹿児島県肝付町の郷土史家、竹ノ井敏さん(82)は、幼い日の夕景を懐かしむ。

一反木綿は、長さが一反(約11メートル)の白い木綿の妖怪。
水木しげるさんの漫画 『ゲゲゲの鬼太郎』 に登場する。
水木さんの出身地、鳥取県境港市の観光協会が今春企画した
『第1回妖怪人気投票』 で1位になった。

ittaan


だが元々は鹿児島県・大隅半島南東部のごく一部に伝わるローカルな存在。
しかも近年は伝承が途絶え、地元でもほとんど知る人はいなかった。

よみがえったのは、つい10年ほど前。
同町文化財保護審議会の海ケ倉喜通会長(72)が地元紙の取材で知り、
調査を始めた。
『テレビで一反木綿が 『わかり申した』 と言うのを聞いて、
鹿児島弁かなと感じたが、全国どこにでもある話だと思っていた』
と苦笑する。

調べてみると、一反木綿の話が伝わるのは町内でも旧高山町の北側の一部で、
肝属川の河口から上流約3キロの川沿いにある集落だけ。
『いったんもんめ』 『いったんもんめん』 とも呼ばれ、
地元出身の教育者・野村伝四が1942年、民俗学者の柳田国男とともに著した
『大隅肝属郡方言集』 には、『長さが一反もある木綿の様なものが
ヒラヒラとして人を襲う』 と記されていた。

また、竹ノ井さんが地元の民話をまとめた 『大隅高山のふしぎ草紙』
には、こんな昔話が残る。


《ある人が夕方、野良に忘れ物をしたことに気づき、子どもたちに
取って来るよう頼みました。捜し当てて帰ろうとした時、杉のこずえから
白いものが2人を目がけ、ひらひらと飛んできました。2人は泣きながら
帰ったということです》


一反木綿が出現するとされるのは、夕暮れ時。
竹ノ井さんは 『当時、親は農作業などで一日中働いていた。
目の届かない子に 『遅くまで遊んでいては危ない』
という戒めだったのだろう』 と説く。竹ノ井さんは囲炉裏を囲んで、
祖父母から多くの昔話を聞いた。中に一反木綿の話もあったという。

ではなぜ、その姿が一反の木綿なのか。
海ケ倉さんは 『墓に立てた旗ではないか』 とみる。
かつてこの地域では死者を土葬する際、弔いのため白や黄色など大小の
木綿の旗を立てた。幅約45センチ、長さは2メートル以上のものもあった。
竹ノ井さんは 『旗が風で飛んで、ひらひらと舞ったこともあったはず』
と話す。


戦後、高度経済成長期を経て日本の生活環境は一変した。
電気が普及し、暮らしから闇が消えた。核家族化やライフスタイルの変化で、
祖父母との語らいも家族のだんらんも減った。

海ケ倉さんは 『この町でももう、家で一反木綿の話は出ない。
実際に話を聞いたのは70歳から上だろう』 と寂しそうに話す。
今春、竹ノ井さんは一反木綿の紙芝居を作った。
『子どもたちに地元の民話を覚えていてほしい』 という願いからだ。

煌々と明るい夜の街を子どもたちが出歩く21世紀の夏。
けれど、その心の闇は・・・。
再び一反木綿の出番なのかもしれない。

-------------------------------------------------------------------------------

一反木綿の九州弁が気になっていたが、鹿児島出身と判明した。


『遅くまで遊んでいては危ない』

『煌々と明るい夜の街を子どもたちが出歩く21世紀の夏。
けれど、その心の闇は・・・。
再び一反木綿の出番なのかも知れない』、か。

なかなか奥が深い。


『第1回妖怪人気投票』 については 次の記事 『第1回妖怪人気投票』 参照。


ちなみに、1位の一反木綿を選んだ理由のコメントは、

・空飛ぶ姿が何ともユニーク
・方言がキュート
・いつでもどこでも鬼太郎の危機に駆けつけるトコロがカッコイイです。
・会社に遅れそうなとき「乗りんしゃい!」って言ってくれそう。
・一見弱々しいけど、いざとなるとみんなを乗せて助けてくれる頼もしい存在
・一反もめんに乗って空を飛ぶのが、子どもの頃の夢でした。
・鹿児島の妖怪だから
・多分これが一反木綿だという物体を見たことあるので、親近感が。
・妖怪界の名サポーター。ぬりかべとともに大事な存在
・うすっぺらいのに厚い心をもっている。
・水木氏の脚色でかっこいいお化けにされてしまった。でも、それがいい。

などであった。


スポンサーサイト




コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL

この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。