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今回は、『診療にあたる心構え』 というか、『座右の銘』 というか、
そういう言葉について、である。




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『病気を診ずして病人を診よ』
see the patient,not the disease

k


東京慈恵会医科大学の創設者、高木兼寛 は建学の精神として、
『病気を診ずして病人を診よ』 と提唱し、病める人を全人的に治療する事の
重要性を指摘した。

また、兼寛は、病人の側に立つ全人的医療 こそ、時代を超えて
医師がなすべき使命だとして、医の心をもつ医師の養成を行った。


高木兼寛(1849~1920)
医師、教育者。鹿児島で西洋医学を学び上京。海軍軍医を務め、5年間の
イギリス留学を経験、海軍軍医総監、日本初の医学博士、男爵などの栄誉を得た。
その間、東京慈恵会医科大学の前身となる成医会講習所、有志共立東京病院、
看護婦教育所を設立。また、麦飯の採用などで兵食を改善し、海軍の
脚気を撲滅、『麦飯男爵』 として親しまれた。


兼寛は、研究のための医学ではなく、実際に目の前の患者を治す能力のある
医師を養成したいと強く願っていた。

『病気に苦しむ人を救済する施設を作ることが社会の義務だ。
人間が何より苦しいのは貧乏の上に病気になることだ。これを救わねば
社会の発展はあり得ない。そのためには、どうしても施療病院を作らねばならない』
と考え、貧しい人でも治療が受けられる病院を設立した。

そこで、兼寛が情熱をもって実践したことは、
『他人をいとおしむ心は、精神的に自立した人間 でなければ
十分に成熟しない。医師が対応するのは 『意識』 をもった病める人間である。
医師たる者は、病人の痛みがわかる、温かい心をもった人間
でなければならない』 という考え方であった。


『病気を診ずして病人を診よ』 という言葉にはこのような意味がある。


現在の医学・医療は、技術の進歩によって人々の大きな恩恵を与えてきたが、
その反面、臓器中心・疾患中心で人間不在 である、
などの批判が起きている。


『小児科医になった理由』 でも書いたが、自分も
『全人間的に診療したい』 と思っている。


診断が難しい患者さんなどを 『うちの科じゃない』 とたらい回しにする、
病気だけを診て人としてコミニケーションが取れない、などが問題となっている。

病名ばかりに気をとられて、患者さんの姿が見えなくなる
それは、そのまま、医療本来の姿を見失う 事を意味する。

病気の治療のみでなく、病人の悩み・痛み を診る事も忘れてはいけない。


自分も、重々、肝に銘じて頑張りたいと思っている。



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コメント
この記事へのコメント
お久しぶりです、和ママです。

記事読ませていただきました。
『病気を診ずして病人を診よ』・・・の言葉を見てすぐに慈恵医大青戸病院に掲げられていた事と思い出しました。私の母親が癌で通院していた病院でした。
その時の私は癌と言う病名で少し気が参っていた時で母の事を常に考えていた時に待合室にてこの言葉を読みとても癒されました。
とにかく母の病気の前に母と言う人間がどんな人なのか(告知問題で・・・)を先生に診ていただきたかったからです。
担当医はやはりとても私達家族と一緒に考えてくれました。

しかし、きっと同じ病院内でもそうでない先生もいらっしゃると思います。そんな先生方にこの言葉をいつでも頭にいれておいていただきたいです。
ドロロンえん魔先生はとても素晴らしい・・・いつでも患者さんの事を考えている先生だと思います。
2007/06/21(Thu) 22:13 | URL  | 和ママ #-[ 編集]
> 和ママ さん

ありがとうございます。

良い先生になりたい・・・と願ってはおりますが、まだまだなれていない、のが現状です。
何とか頑張っている・格闘している毎日です。

またお願い致します。
2007/06/22(Fri) 22:30 | URL  | ドロロンえん魔くん #-[ 編集]
どの医大を出たか...って事も重要なのかも??
初めまして。
うちは、私を除く家族全員(4人)が医師でした。
両親がホームドクターで、新しい抗生剤が出た時などは、良く風邪をひいてた私に処方し、治験(?)...って事もありました(副作用も出やすかった為)が、
両親にしてみれば、患者さんにそう言う事がなるべく起きない様(私もソレを理解した上で)。
...そんな(如何にも昭和?)エピソードはてんこ盛りの中で育ちました。

両親の引退を機に、自分の死亡診断書をお任せしたい...と思える「ホームドクター」を探し始めましたが、
(両親も,両親の同窓の先生方も、主治医探しでは苦労されてる様)
「どうなっちゃったの?」...って事が余りに続くので、健康診断を受けるのも止めてしまいました。
(ヘタに知識があるのも、難儀ですね)
最近、そんな医師達がほとんどが二つの医大の出身って事を知り、
ブログを拝読しながら、大学のスタンス、指導者の人格にも問題があるのだろうと、怖くなりました。
(外科系は封建的とか..って問題の前にです)
今後は,東京慈恵会医科大学出身の医師を探してみようと思います。(見つかるかなぁ)
独立する前の失敗は,先輩方がフォローしてださると思うので、好奇心を持って、ご自愛忘れず、生涯精進なさって下さい。ご活躍お祈りしています。
2010/07/19(Mon) 01:10 | URL  | たまちゃん #.zfh79b6[ 編集]
> たまちゃん さん

ありがとうございます。
どの医大にも変わった先生は居ますね・・・。
偏差値の問題ではありませんが、仰る通り指導者の色は出ますね。
患者に対する姿勢は先輩の背中で教えてもらうものかもしれません。
東京慈恵会医科大学出身の医師だけが良い訳ではありませんし、そういう記事ではありませんので、信頼出来る医師を探せると良いですね。
自分も頑張ります。
またどうぞ。
2010/07/22(Thu) 22:13 | URL  | ドロロンえん魔くん #-[ 編集]
おことばにあまえて...

揚げ足を取るつもりはありませんが
偏差値もあると思いますよ。(医才というべきかも)
少なくとも、親が大きな病院を開業しているところの跡取りには
苦労している人が多かった様に思います。

医学部って、確か何年以内に卒業しないと...って
ルールがありますよね。
ソコで諦めてあげれば良い物を(大きなお世話ですが)、
卒業出来無いと分かると、別の医学部に進学させる親(医師)が
少なくない事はご存知かと。。。

卒業生に家庭教師を頼んでやっと卒業し、
国試は満点でなく、合格ラインを目指し、
山カケをして合格した...なんて方に会った事も...

なので(?)
同業者が全員自分と同じ位のレベルであろうなどとは思わず、
退院後のかかりつけ医を紹介される様な場合でも
出来れば、一度は会った方に...と思います。
それが無理なら、せめて電話で話し方や、知識の程を(それとなく)調べて欲しいかも...と。
(そう言う怪しげな情報は、看護士さん達の方が詳しかったりしませんか?)

政府が無責任に(思える)
医師不足だから医師を増やせとか
研修先を自由に選べる様にしたら、地方の病院が偉い目に遭っているのでどうしよう..なんて事を言ってるのを見る度、
(最近だと、子供の臓器移植でしょうか...)
結局、肝心なところを現場に丸投げの様で
悶々として来ます。

...すいません、
調子に乗って脱線し過ぎました。
不適切と思われたら削除して下さいまし。

2010/07/24(Sat) 04:14 | URL  | たまちゃん #.zfh79b6[ 編集]
> たまちゃん さん

ありがとうございます。
仰ることはよく解ります・・・。
が、『医才』・・・と書かれた通り、勉強の偏差値は必ずしも比例しませんよね。
偏差値が低くて医才も無くて・・・というのはある程度予想されるのかもしれませんが(もちろん良い医者はたくさん居ます)、良い大学出だから良い医者ではないのが難しいところです。
また、有名な大学病院・市民病院などの先生も必ずしも良い先生ではありません。
良い先生の確率は上がるのかもしれませんが、ご存じの通り、基本的に研修の先生が多数&医者はいろんな病院を転勤してますからね。

> 退院後のかかりつけ医を紹介される様な場合でも
> 出来れば、一度は会った方に...と思います。
それはそうですね。
知っている『良い先生』もしくは『良い腕の先生』にお願いしてます。

医者は医者の社会でしか生きてませんので、視野が狭くなってます。
今後もご指摘をお願い致します。
またどうぞ。
2010/07/26(Mon) 00:00 | URL  | ドロロンえん魔くん #-[ 編集]
病院と言うシステムが邪魔してますか?
この夏、母が入院し、いろいろリアルな現場を体験する事になりました。

出された薬は一々「治療薬マニュアル」で調べていたのですが、
最低量から慎重に処方...とある「ある薬」を、
いきなり倍量から処方されてたのが気になり、
ナース経由で説明を求めたところ、「25ミリも50ミリも一緒なんですよ」...と説明されました。
(こう言われてしまうと、素人には何も術がありません)
でも、母は副作用欄にある「吐き気」の症状が出て
水分も摂れなくなり、3日後には脱水症の為痙攣の発作まで起こました。

他に、何を処方されてるのか不信感で一杯になり
開示と説明を求めたのですが、
何日に、何をどれだけ処方したか...の仔細に関しては、
薬剤師がいる時でないと教えられない。
...と言うのです。

もっと絶句したのは、その後の説明です。
「病院で25ミリを在庫してなかった為、
25ミリから処方する場合、電子カルテの記載方法が分からず、50ミリの処方しか出来なかった」と言われたのです。

他の薬は、錠剤なら粉にして分包されているので、こんな理由が通るなんて理解出来ません。

病気を診る、病人を診る以前の事が
病院では起っているんでしょうか?
(つまり、患者に有効と思われる薬があっても
病院で入荷してない薬品は使えない仕組みでもあるんでしょうか?)

また、その医師の専門外の事で、診察してもらいたい事があり、
病院の外来でも、その診断はしていないと説明されたのですが、
他から、その診断をされた医師がその病院の同じ科にいて、そこから紹介された患者さんを引き継いでいる。
...という情報を得たので「それは良い事を聞いた」と早速、
その先生の受診を希望したのですが、
「担当は私」...と譲ってくれませんでした。
しかも「自分は、その専門でない」と言っているその医師自身が
「そう言う病気(懸念している)ではありませんよ」と断言したのです。
絶句するしかありません。

入院中も、軽症とは言え、院内感染と思われる
発熱を数回繰り返しており、
その度に、抗生剤を飲んでいると聞き、
気が気では無く、目下転院計画を進めています。

病院って組織は、ホントに怖いです。

ドロロンえん魔くんさんの病院では
リストにない医薬品や、ミリ数に制限がある場合
どの様に処理されてますか?

もし、不適切なない様でしたら
削除して下さい。
でも、可能な様でしたら、勤務先の病院では
どういう仕組みで担当を決定(変更)しているのか、
また、こういうケースでの対処法(医師へのアドバイスと言うか...電子カルテに慣れてない高齢の医師には分からないんじゃないかと思え)
等、アドバイス頂けると有り難いです。

2010/09/25(Sat) 23:44 | URL  | たまちゃん #.zfh79b6[ 編集]
はじめまして。
病気や怪我をすると人間ってどうしても気落ちしてしまいますが、出来るだけ前向きに頑張りたいものですよね。
私は腎移植や肝移植について勉強をしています。
助かる命がそこにあるのなら、少しでもお役に立ちたいと日々考えています。
こちらの記事はそんな私の勉強になり、色々参考になりました。
ありがとうございました。
2011/04/01(Fri) 16:03 | URL  | 肝臓移植について #0pwmeXws[ 編集]
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2015/03/31(Tue) 07:18 |   |  #[ 編集]
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