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今回は、『食物アレルギーの治療』 について、である。

 『食物アレルギーとは』
 『食物アレルギーの診断』 も参照。




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自然寛界

乳幼児期に原因となる食物を口に出来なくても、成長とともに食べられる
様になる事を 自然寛界 と言う。

乳幼児の即時型食物アレルギーの主な原因は、鶏卵、乳製品、小麦 が多く、
その後、加齢とともに 80-90%は耐性を獲得 していく。

例えば、卵・牛乳アレルギーでは、3歳で約50-60%、6歳で約75%、
9歳で約85%、12歳で約90%が 自然寛界 をしている。

学童・成人で新規発症してくる食物アレルギーの原因は、
甲殻類、小麦、 果物、魚類、ソバ、ピーナッツ が多く、
耐性は得られにくい

つまり、乳幼児期に発症した食物アレルギーは加齢とともに耐性を獲得し
食べられるようになるケースが多いのに対し、成長してから発症した
食物アレルギーは治り難い。


食物アレルギーの治療

<原則>
正しい診断に基づいた必要最小限の原因食物の除去

・除去の程度は患者ごとの個別対応である。
・食物日誌を活用する。
・成長・発達の評価(母子手帳を利用して成長曲線の経過観察)をする。


症状が発現している患者さんに対しては、抗ヒスタミン薬やステロイド薬
などの投与により症状軽減を図る。

しかし、食物アレルギーの治療の基本は 原因食物を食べさせない事
であり、これは 除去食療法 と呼ばれる。

むやみに除去するのではなく
『正しい診断に基づいた必要最小限の原因食物の除去』 を基本とすべきである。


除去食療法のゴールは、
『除去により症状を発現させないで普通の生活を送り、
やがて耐性を獲得して除去を解除すること』
 にある。

症状の程度は患者さんごとに異なるものであり、したがって除去の程度も
患者さんごとの個別対応 が原則である。

特異的IgE検査や皮膚テストで陽性にでたからと言って、むやみに
陽性となった食物を除去してはいけない

食物制限は患者さんや家族に 精神的な負担 を強いる
ことになるし、患者さんが小児の場合には 身体的な成長にも悪影響
を与えてしまう危険性がある。

除去する場合でも、完全に除去 すべきなのか、
加熱 すれば食べても良いのか(生卵は不可だがゆで卵は可など)、
部分的 には摂取可能か(白身は不可だが黄身は可)、を考慮すべきであるし、
食物によっては低アレルゲン化米や低アレルゲン化乳などが市販されており、
これらの活用を考えることも大切である。

患者の年齢・疑わしい原因食物の種類や数・特異IgE抗体価などの要素に加え、
必要に応じて食物除去試験や負荷試験などを行い 総合的に判断 すべきである。

除去食療法を実施する上では、成長をモニターし、除去食を中止できる可能性を
常に考慮 すべきである。


また、『インタール内服』 をしている児も居て、先生によっては
これを多用しているが、正確な原因究明、除去療法が基本である。

原因が多岐に渡るなどで、症状を抑えるのが困難な場合は使用するが、
実際、インタールを使わなければならない患児は殆ど居ない。




アレルギー情報センター
ガイドライン 『食物アレルギー』 の項 参考

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