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今回は、いわゆる 『カゼ』 について、である。

 『カゼは空気感染?』
 『冬の病気・予防と対策 かぜ』 も参照。





 ↓ クリック宜しくお願い致します。
  

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こどものカゼについて


小児外来を受診する7-8割のこどもは 『発熱』 のためであり、その原因の
殆どが、いわゆる 『カゼ』 = 『風邪症候群』  である。

小児一般外来は 『カゼ外来』 とも言えるが、もちろん発熱にはいろんな原因があり、
感染症・自己免疫疾患・悪性腫瘍・アレルギー、など多くの病気で発熱を伴うため、
その中から 『カゼ』 以外の重症の病気のこどもを拾い出す作業が大事である。


『カゼ』 は、一般的に、上気道 (鼻・咽頭・喉頭など)の急性炎症を
呈する疾患の総称である。

kaze2


『カゼ』 は独立した病気ではなく、鼻から気管支にいたる気道粘膜の
急性炎症の総称で、厳密に言うと、『急性鼻炎』 『急性喉頭炎』 など
の病名となるが、それらは殆ど同時に症状が現れるため、区別も難しい。

つまり、原因の種類に関係なく、くしゃみ・鼻水・鼻づまり・喉の痛み・
咳・痰などに加え、発熱・頭痛・全身倦怠感・食欲不振などの全身症状
を伴うものを一括して 『風邪症候群』 としている。


カゼの原因の 80-90%以上はウイルス である。



kaze




『カゼ』 といっても、咳・鼻水・下痢・発疹など、症状が多彩 であり、
そもそも 『ウイルス』 といっても、麻疹・手足口病・プール熱・
流行性耳下腺炎、などと病気自体の 種類も非常に多彩であり、
咽頭炎、腸炎、肺炎、髄膜炎、などと、ウイルスの好きな・攻める
部位も多彩 である。


『ウイルス』 には 200種類以上 あり、ウイルスの種類により
若干症状の特徴が見られる。


『ウイルス』 には、種類が多いため、いろんな種類の 『カゼ』 を
何回もひく
 羽目になる。



そもそも、感染症は大まかに言うと、『細菌』 と 『ウイルス』
の2大原因に分かれる。

 『細菌とウイルスの違い』 参照。


その他、カビ(真菌)、原虫とかも居るが、日常の発熱の原因としては少数派である。


『カゼ』 の原因の殆どはウイルス感染であり、
抗生剤は効かない。


 『細菌と抗生物質』 参照。


抗生剤は 『細菌』、いわゆる 『ばい菌』 にのみ有効である。

重症な細菌感染症の場合は、点滴による抗生剤治療の対象となる。



抗ウイルスの薬があるのは、インフルエンザウイルス、水痘(ヘルペスウイルス)、
HIV、サイトメガロウイルス、位であり、その他の数百種類のウイルスには
特効薬が無い


いつも、本人の治癒力で治している。


生命を脅かすウイルス感染症で無い以上、『待てば治る』
という考え方で良い。


ただ 『カゼ』 で弱って、細菌感染症を併発する事はある。


『カゼ』 は万病のもと ではある。


ちなみに、『カゼ薬』 は咳・鼻水などを抑えるのみの対症療法であり、
普通の点滴には 糖分と水分 しか入っていない。


点滴で脱水症の改善は図れるが、ウイルスは倒せない

 『点滴について』 参照。


『カゼ』に抗生剤は効かない、
カゼ薬・点滴では『カゼ』は治らない、
   のである。


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コメント
この記事へのコメント
対処療法薬について
4歳男児の母親です。
子供の発熱で検索して偶然発見して以来、心底知りたい、気になる情報がわかりやすく確かな視点で掲載されていて、大変参考にさせていただいています。感謝します。
風邪の対処療法薬について質問させて下さい。
いわゆる熱、咳、鼻水などの症状は体が治そうと活動している結果という認識があってお薬に抵抗感があります。
いつもお医者様では診察だけ受けて重大なものでないことが分かったら、薬局には寄らず、お薬を頂かないで帰るという勝手な行動をとっています。
でもやっぱり3、4日お手当て法などで介抱しても治らない場合は結局こっそり?お薬をもらい(処方されていれば)抗生薬だけ飲ませたりと、我ながら中途半端な対応をしています。
そのような身勝手な患者(親)に対する率直なご意見をお伺いできますでしょうか。
改めるべき点や注意すべき点があればご指摘いただけますでしょうか。
長文失礼しました。もし既存記事にある内容でしたら申し訳ありません。
2008/06/22(Sun) 00:42 | URL  | hapi #zjQtxeCY[ 編集]
> hapi さん

ありがとうございます。
実際薬が本当に必要な状況かどうかですね。
『こどもの薬について』『星川クリニック』関連の記事に多少書いてますが、本当に薬が必要な状況は症状が強い時が多いですね。
そういう意味ではまり薬がいる状況というのは多くありません。
ただ、かかりつけの先生に『あまり薬を飲みたくない』旨をお話しして必要な時に必要な薬をもらうのが本当の医療であるとおもいますのでしっかり話してもらう方が良いと思います。
受診して『薬をもらわずに帰る』のが嫌な人が多いですので、ついつい出してしまうのが現実ですので、出来ればこちらも不要な薬は使わないのが良いのですが、それにはかなりの信頼関係が必要になりますね。
何か不明な点があればまた教えて頂きたいのでですが、実際診て頂ける先生とも話をすると良いと思いますよ。
お大事にどうぞ。
2008/06/23(Mon) 22:34 | URL  | ドロロンえん魔くん #-[ 編集]
ありがとうございました。
早々にお返事いただいていたにもかかわらずお礼が遅れ大変申し訳ありませんでした。
関連の記事も拝見し、とても参考になりました。

>お話して必要な時に必要な薬をもらうのが本当の医療である
先生のおっしゃる通り、やはり、次の機会があれば、かかりつけの先生に正直にこちらの希望をお伝えしてみようと思います。
コソコソするよりも正直に言って、その時の先生のお答えやお考えに応じて、無理のない対応をすればよいと感じホッとしました。

お忙しい中、ありがとうございました。
2008/06/27(Fri) 12:02 | URL  | hapi #zjQtxeCY[ 編集]
> hapiさん

ありがとうございます。
これからも宜しくお願いします。
2008/06/27(Fri) 22:26 | URL  | ドロロンえん魔くん #-[ 編集]
承認待ちコメント
このコメントは管理者の承認待ちです
2012/12/10(Mon) 01:07 |   |  #[ 編集]
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