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今回は、医者嫌いのこどもについて、である。

歯医者さん、幼稚園行き始めの愚図りにも共通する事であると思われる。




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お医者さん嫌い


『お医者さん嫌い』 のこどもは少なからず居る。

『お医者さん嫌い』 は、こどもが意識して医者を怖がるのではなく、
お医者さんを見ただけで、自然と恐ろしくなる事の方が多い。

注射された、診察で嫌な思いをした、そういう事による恐怖で、
その時に周囲にあるものを 『条件刺激』 として学習する。

こどもにとって、その印象的なものの代表は 『医者の白衣』 である。

その結果、恐怖の条件反射が成立すると、こどもはお医者さんを見ただけで、
恐怖を生じるようになる。

あるいは、病院、診察室、その先生個人、でも認識される。


それを克服するには、『怖くない』 事を解ってもらうしかない。


しかし、怖い体験の記憶を変えるのは、容易ではない。

怖くない雰囲気をさりげなく作り、かつ、
こどもに信用される ようにしなければならない。

自分自身は、さらに、ちゃんとこどもに向かって 『説明をする』
事に気を配っている。

 その他の、良い小児科医の条件は、『良い小児科医とは』 参照。


『痛くないよ』 と言いながら、注射をするお医者さんが居る。
ひどい医者は、『注射はしない』 と言っておいて、注射をするなんて事もする。

騙し討ちをすると、その一時は楽なのだが、騙された心の傷は意外に大きく、
その後、決定的な 『お医者さん嫌い』 になってもおかしくはない。

入院・手術など、こどもにとってつらい治療をする場合も、
『慣れれば平気。大丈夫』 などと その場しのぎ の説明をする、
『みんな我慢しているよ。ちゃんとしないと帰れないよ』 などと オドシ をかけたりすると、
その後の経過の中で 『話が違う』 と、こどもの苦しさ・医者嫌いが倍増する可能性もある。


逆に、注射の時、『多少痛いけれども、頑張ろうね。これは大切なお薬だから』
などと、相手が小さいこどもであっても、例え、赤ちゃんであっても、
事前に誠意をもって説明 してくれるとこどもも心を開きやすい。

注射をする時は、泣いたり暴れたりに少し付き合ってあげる必要はあるが、
その方が心の傷を引きずる事が少なく、回を追うごとにお医者さんに
慣れていくものである。

また、痛い検査・つらい治療なども、そうしなければならない理由を、
丁寧にこどもに向かって説明し、『痛いけど、頑張ってくれる?』 と
誠意をもって励ましてくれるお医者さんだと、こどもは頑張り易くなる。

これは、もちろん、例え、赤ちゃんに対してでも、同様である。


このことは、お母さんとこどもとの関係にも当てはまる。

『こわくないから』 『痛くないから』 とだまし続けていると、
段々、お母さんは信用されなくなり、『お医者さん嫌い』 が
ひどくなっていく事さえある。


まず、お医者さんに行く前にしっかり時間をとって話をする。

『こわくないよ』 ではなく、『こわいよね』 と
こどもの気持ちを理解 してあげる。

待合室でも、『心配だね』 と気持ちを代弁してあげる。
それにより、常に味方 で居てくれる安心感が得られる。

診察中は恐怖心を和らげる言葉をかけてあげる。

そして、終った後は、たくさんたくさん、慰めてあげる

 その他の診察時の注意は、『診察を受ける時』 参照。


事前・事後にしっかり苦しさを受けとめて貰い、慰められる・褒められると、
こどもは意外に頑張れるものである。


また、『そんな事すると注射されるよ』
などと、医者を怖い人扱いしないで欲しい。

罰で注射している訳ではない


注射するには、注射する理由がある。
採血でも、予防接種でも、点滴でも。

それを こどもに伝えるお手伝いをして欲しい



『お医者さん嫌い』 のこどもが来ると、やはりつらい・・・。

一人でもそういうこどもが減る事を期待しているし、自分も頑張ろうと思う。



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コメント
この記事へのコメント
患者本人への説明
はじめまして。
どんなに幼い相手でも、きちんと患者自身にご説明なさる姿勢に共感しました。
私自身は幼児期に扁桃炎を繰り返しました。医師と母が頭上で手術を行うべきか否かと話していましたが、私は中途半端に理解し、大変苦痛でした。

点滴・採血などの処置に際しても保護者に付き添ってもらうか否かを決めるのは本人が一番だと思います。
保護者ばかりに妙な遠慮をする医療者や、子どものことはすべてわかると思い込む傲慢な保護者にはうんざりです。
2010/07/15(Thu) 00:17 | URL  | にゃん #n4ADdPSk[ 編集]
> にゃん さん

ありがとうございます。
本人が一番・・・これからも肝に命じて診療していきます。
またどうぞ。
2010/07/22(Thu) 22:05 | URL  | ドロロンえん魔くん #-[ 編集]
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