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横浜市の星川小児クリニックの 『診療ポリシー』 が、自分自身への参考になり、
また、患者さんにとっても有用であるので紹介する。

 『星川小児クリニック ふつうの診療』 も参照。


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 星川小児クリニック  横浜市
 http://home.k04.itscom.net/hskwcc/info2/top.html


『星川小児クリニックの診療方針』 より。一部改変。


1.正直な診療を心がける

そんな事当たり前じゃないか・・・と、思われるかも知れません。
でも、これがなかなか難しいんです。
出来るだけ自分の子どもが受けて欲しい治療を提供するように心がけています。


2.上手に小児科を使ってもらえるようにアドバイスします

医師が、ナースが、自分の子どもに受けさせたいと思うような治療を
患者さんが受けるためには、患者さんにもお願いしなくてはならない事が
とても大きいのです。上手に小児科を使ってもらうために、
僕たちが一生懸命に仕事ができるような気持ちにして頂くように、
時には患者さんが守るべきマナーの事もアドバイスすることもあります。
それから、患者さんは、『治療をしてもらう』 だけではだめで、
『子どもの病気について勉強する』 という気持ちで僕らに接して下さい。
それが出来るようになると、星川小児クリニックらしい診療が楽しめる
ようになりますよ。せっかく来てくださったのだから、おみやげいっぱいに
して帰れるように、ナースも一緒になってがんばります。


3.楽しい診療を心がける

そう、診療を楽しむという気持ちが大事だなと思いますよ。
『勉強になった』 『楽しかった』・・・と言ってもらえるように、
僕らも仕事を楽しみながらやろうと思います。


4.薬でお話しするのではなく、ことばでお話しします

いちばんつまらないのが、『カゼですね。お薬だしときましょう。
お大事に(^^);』 というパターンでしょうか。これじゃあ患者さんは
確かにたくさん診れるかもしれませんが、患者さんは成長してくれません。
薬が大事なのではなく、医師や看護師の説明や何気ないお話が心に残るような、
そんな診療がしたいのです。


5.ナース(看護師)が大きな役割を演じます

このような診療方針を実践していくには、優秀なナースの力がどうしても必要です。
医師だけでなく、ナースもみんなでチームとなって患者さんに一生懸命接していこう
と思います。


6.ただ、どうしてもこんな患者さんとはうまくいかないんです

説明なんかどうでもいいから薬が欲しいだけという人

小児医療で本当に必要なのは説明です。薬はもちろん必要に応じて処方しますが、
説明しようとしても聞く耳をもたない人は当院の通院はおすすめしません。
(お互いにがっかりしますから)


医師の前では作り笑顔をするけれど、受付事務やナースを見下すような人

これってすぐにわかるんですよ。当院で大切にしているのは医師の力というよりも、
医師も含めたスタッフの総合的なチームワークです。
もちろん職種による対応の差はありますが、スタッフを見下すような人は
こちらも好きになれません。好きになれないという事は気持ちの良いサービスは
受けられないという事ですから、そういうタイプの感覚をもっている方の
通院はおすすめしません。


普段は他の医療機関をもっぱら利用し熱が続いたとかとても困った時だけ
当院に相談にくる人


かかりつけ医を大切にしてあげて下さいね。
もしそのかかりつけ医がそんなに信用できないならそこに通わないで下さいね。
もちろん困ったから来てくださるお気持ちはわかりますし、ありがたい事だ
とも思います。でも、露骨な使い分けは僕らも嫌ですし、かかりつけ医も
嫌だと思います。ここで、当院にかかるなら他の医療機関はかかっては
いけないというようなことを言っているのではありません。
ただ当院は基幹病院のような二次医療機関ではありませんし、
重症になったらいつものかかりつけ医を見限って行くというような所でもなく、
いわゆるふつうの町の小児科医だということをご理解頂たいのです。


かぜをひいたら抗生物質を早くもらって飲ませるべきだと思って疑わない人

確かに患者さんにあわせる診療も大事かもしれないけれど、
『あ、この人は普通の診療、この人は薬漬け診療・・・』 と、
覚え切れません。当院にはそういう診療は期待しないで下さいね。


遠方から来ているのだから特別扱いしてもらって当然と思っている人

確かに当院には他府県からの患者さんも多くいらっしゃいます。
そこまでご評価頂いてとても嬉しいとは思いますし、歓迎しています。
でも、当院の本業は地域医療です。地域の人たちが安心して
子どもの健康を守っていけるようなお手伝いをすることを優先します。
もちろんご遠方からの通院は大変だとは思いますが、地元の人と同様に
させてください。ここまで言わなくてもその気持ちを解って下さって、
気持ちよく遠距離通院されている方はたくさんいます。


麻疹の予防接種を受けさせる気のない人

いろいろとお考えがあるのは承知していますが、最低限、麻しんのワクチン
(原則としてMRワクチン)は受けてください。当院は乳児の患者さんも多く、
ワクチンを受けない患者さんが来院したために待合室で感染をしたとしたら
大変なことになります。麻疹は最初はかぜ症状だから発疹のある人だけ
注意していればいいなんてことはないです。それに感染力が恐ろしく強いのです。
診療拒否ではありませんが、1才2ヶ月以上で麻しんのワクチンをしない
方針の方は他児にご迷惑になりますので、通院はご遠慮頂きたいのです。
『ご自分のお子さんがそれまで麻しんにかからずに大きくなれたのも周りの
人たちが麻しんのワクチンをしてくれているからだ。そのことに感謝して
1歳になったらすすんで接種を受けなくては・・・』 という事に気づけば
殆どの方は、個人的なメリット以外に 『社会的な責任』 があるのだと
いうことを理解され、接種してくれます。
でも、それでも接種しないという方は申し訳ありませんが、
当院で信頼関係を築くのは無理だと思います。ごめんなさい。
(本当はそのお子さんのためにも熱心に説得するべきなのかもしれませんが・・・)
参考までにアメリカでは予防接種が済んでないと学校にも通学させてもらえません。
先進国だけじゃありません。開発途上国といわれている国ですら、
麻疹がひとり出ただけで国をあげての大騒ぎになります。
そのくらい麻疹は恐れられている病気です。麻疹の後遺症で日に日に衰弱して
死んでいった子を病棟で見ていた日、麻疹の予防接種を受けさせてもらえなかった
中学生の女の子が救急センターでじっと高熱に耐えながら、
親を恨めしそうに見ていた光景がまだ忘れられません。


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『出来るだけ自分の子どもが受けて欲しい治療を
提供するように心がけています』


自分のこどもならどうするか?

いつもそれを判断材料にしておけば、間違いは少ない。


『上手に小児科を使ってもらうために、僕たちが一生懸命に仕事が出来る
ような気持ちにして頂くように、時には患者さんが守るべきマナーの事も
アドバイスする事もあります』


『患者さんは、『治療をしてもらう』 だけではだめ で、
『子どもの病気について勉強する』という気持ち で
僕らに接して下さい』


『勉強になった』 『楽しかった』・・・と言ってもらえるように、
僕らも仕事を楽しみながらやろうと思います』


『薬が大事なのではなく、医師や看護師の説明や何気ないお話が
心に残る
 ような、そんな診療がしたいのです』


『説明しようとしても 聞く耳をもたない人 は当院の通院は
おすすめしません』

どこの病院でも同じである。
医者も同じである。聞く耳は持つべきである。


自分自身にも 『診療ポリシー』 はある。

また気を引き締めて頑張ろうと思う。


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コメント
この記事へのコメント
ありがとうございます
ご紹介いただきました星川小児クリニック(横浜)の山本淳です。
クリニックの名前をキーワードにして Yahoo に入れてみたら、ドロロンえん魔大王先生のブログに行き当たりました。
過去の記事ですので、気づかれないかもしれませんが・・・(^^);
診療ポリシーを掲げ、「こんなクリニックで良かったら来てください」ができる自分たちはまだ恵まれております。
勤務医の先生がたは、本当に大変だと思います。
お産ができる施設の絶対数が減ることは本当に問題だし、癌の専門医のいる施設も本当に必要だと思います。(家族の体験から)
しかし、小児の救急や入院というのは、本音で言うと、昼の普通の外来の質を高めることができれば減らすことは確実にできるものです。そうすれば勤務医の先生がたや救急担当医の負担も時間も減るはず・・・
それでは、単に昼の医師の怠慢なのか?
そういう面も正直あると思います。
しかし、本当に質を高めるには、市民の理解が必要。つまりは医師が本音で接することができる環境が必要なのだと思います。
しかし、そのようなこととは裏腹に産科の福島事件などのように、警察によるテロとしか思えないような事件も発生しています。
あのようなことがおこっては、保身的になる人が多くて当然です。
僕などは、あのような「診療ポリシー」を掲げ、強調することで、もしかしたら、「気に入らない」患者さんを排除し、バリアをはっているのかもしれないと時には自己嫌悪にも陥ることがあります。
実は、3月に子育て支援事業拠点を親しいNPOの方とともに立ち上げます。医療と保育の専門家が手を結び、多くの市民に診療室の外で語りかける場をつくり、上記のようなもやもやした問題と取り組んでいこうと思っています。
医師が看護師が本音で気持ちよく患者さんと接することができるような環境を整えることは、医療者だけの努力では無理で、市民の理解が不可欠だと思っています。
最近、ホームページに
http://home.k04.itscom.net/hskwcc/info2/covenience-er2.html
や、
http://home.k04.itscom.net/hskwcc/info2/covenience-er3.html
を追加しました。
もしかしたら、読んでいただいても関連しているのでご迷惑ではないかもしれません。
2006/12/31(Sun) 23:36 | URL  | 山本淳 #67NYcrvU[ 編集]
> 山本淳 先生

ありがとうございます。

患者さん教育、診療についての参考に御紹介させて頂きました。
新しい記事も紹介させて下さい。

御迷惑だしたら、また仰って下さい。

今後も宜しく御願い致します。

2007/01/04(Thu) 23:00 | URL  | ドロロンえん魔くん #-[ 編集]
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