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今回は、『運動誘発喘息』 についてである。

喘息については様々な記事を書いているので、参考にして欲しい。

 『アレルギー 喘息 目次』 参照。

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  運動誘発喘息 EIA  excercised-induced asthma


喘息患者さんは程度の差はあるが、運動をすると発作が起こりやすい。

運動は、気道を収縮させる非免疫学的刺激で、
EIAは 75-80% の喘息患者で見られる。

運動誘発喘息が起こりやすいのは、気管支が過敏になっている時、
つまり、喘息のコントロールがきっちり出来ていない 時、
程起こし易い。

喘息が重症であるほど、発作がコントロールされていない患者であるほど、
EIAを生じやすい。
また、運動強度が強く持続する運動であるほど、強く発作が生じる。
冷たく、乾燥した環境であるほど高頻度に、強く発作が生じる。

気道収縮の程度は、負荷の時間・強さ
吸入気の温度・湿度に比例 し、
乾燥冷気が気道収縮を起こしやすいとされている。


EIAの病態にはまだ不明な点が多いが、運動に伴う換気増大によって
気道収縮が起こる事は明らかで、気道の水分喪失と熱喪失が引き金に
なっていると考えられる。

運動によって呼吸が速くなり、気管支の水分が失われて乾燥する、
気管支の粘膜の浸透圧が上がり、これが刺激となって気管支の収縮が
起こりEIAとなる。


運動にはEIAを起こしやすいものと起こしにくいものとがある。

ランニング、特に長距離走が最もEIAを起こしやすく、
水泳は起こり難い、とされている。

運動が激しい、持続が長いほど、起き易い
徐々に強度が上がる運動は、起き難い
休み時間を入れると起こし難い


気道狭窄は運動負荷 2-10分後に最も強く
30-60分後には軽快 する。

稀に、『遅発型反応』 といって、6-8時間後 に再び喘息発作が
起こってくる場合があり、これは本来の喘息発作と同じ状態であるため、
対策が必要である。

EIA後1-3時間以内の運動負荷では、気道収縮が起こりにくくなる不応期が
患者の40-50%にみられる。

つまり、
一旦EIAがおさまった後、2時間位は運動を再開しても
再びEIAが起こることはない



運動を中止すれば、徐々に戻るが、EIAの対策としては、

・急激な連続的な運動で起き易い。
 水泳やスキーなどのインターバルの取れる運動は起き難い。

・ウォーミングアップを充分に行い、軽いEIAを起こすと、
 その後一定時間(1-3時間)はEIAが起きない。

・薬物療法
 運動15-60分前のインタール吸入・β2刺激薬吸入、
 運動数時間前のロイコトリエン受容体拮抗薬、などの薬物による予防がある。
 吸入ステロイドによる喘息症状のコントロール。

 『ロイコトリエン受容体拮抗薬について』 、『β刺激薬について』 参照。

・マスクの着用、鼻呼吸を心掛ける
 気道の冷却と湿度の低下を防ぐ。 

・喘息の良好なコントロール。
 日々のコントロールをきちんと行えば運動誘発喘息は起こり難い。

・普段からのトレーニング。
 いわゆる鍛錬も有効で、同じ運動を毎日繰り返している事により起こり難くなる。


EIAは適切な対策で防ぐ事が出来るため、EIAがある事を理由に
スポーツをやめさせる必要はない

ただし、喘息を起こしている時は休ませて、無理はさせないようにする。


EIAは、喘息が 『不安定』 なサインでもある。

他のこどもと同様の日常生活・スポーツなどが出来るように
喘息をコントロールすべきである。

 『喘息 長期管理薬について』 参照。





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