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『奈良の妊婦死亡問題』 についてのマスコミの報道について、
事件の『本質』、つまり、『医療問題』について、何にもマスコミは解ってない事は、
今までにも書いてきた。

 地方医療の崩壊『奈良の妊婦死亡問題』 から
 『奈良の妊婦死亡問題』に対する個人的な意見』、 なども参照。

その中でも、強烈な衝撃を受けた、日刊スポーツ新聞の記者コラムがあった。

マスコミはこんなにも、解ってないのか?

世間の人は、こう感じているのか?

あまりに医療状況を解ってない衝撃的な内容であったので、
怒りを通り越して、悲しみ・無力感を感じた。

しかし、同じ人物が、再度コラムを書いているのを見て、さらに、
大きな衝撃を受けたので、たまらず書く事にした。

 『奈良の妊婦死亡問題』 についての記者コラム② 参照。

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          命を救ってこそ病院
                   日刊スポーツ新聞社 記者コラム 2006.10.24
              http://blog.nikkansports.com//nikkansports/writer


命にかかわる緊急事態で医師の治療が切迫しているのに、
受け入れ病院が決まらず焦る。
誰でもいいからすがり付きたい。わらにもすがる思いだ。

今年8月、奈良県町立大淀病院で出産中の妊婦が意識不明の重体になった。
受け入れ先の病院を探すも、18病院に 『満床』 を理由に拒否され、
妊婦さん(32)は19カ所目の病院で脳内出血と診断された。
緊急手術で男児出産も約1週間後に死亡。
意識を失ってから処置を受けるまで6時間かかった。

激しい怒りが込み上げる。
拒否した病院の無責任さ、
受け入れ先を見つけられず手間取った病院の無能

ぶりに対してだ。
該当する18病院は高崎さんの死をどう受け止めるのか。
『我々以外の17病院も拒否した。責任は18分の1だ』 とでも言うのか。
『18病院もが受け入れできなかったのだから致し方ない。非常に残念です』。
そんな空々しいコメントが容易に想像出来る。
後日、実は新生児集中治療室が満床ではなかった病院の存在が明らかになった。
その病院は切迫早産で入院中の妊婦のためベッド確保の必要があった、
と説明している。
理由はあるだろう、いくらでも。
後から探せば何とでも言える。
出来ない理由など100でも1000でも探せる。
難しくても急を要する患者を、厳しい条件下で受け入れ、
出来得る限りの治療を施すのが医療人の使命であり義務だ。
時間的余裕もあり誰でも治せて、助かる確率が高い患者だけを選んでいるのか?
18病院が受け入れの姿勢を見せていれば、
助かる確率は19番目の病院到着時よりも高かった。
その事実をどう思うか。

以前、家族が意識を失い救急車で搬送された。付き添った救急車の中で驚いた。
受け入れ先が見つからない。1時間は待っただろう、家の前で。
救急車は停車したままだ。
隊員は困った表情で、
『ベッドがいっぱいで入院は出来ないそうです。どうしますか?』
と、1病院ごとにこちらに判断を求めてきた。
精神的なゆとりはわずかにあったが、緊急搬送の実態を知って焦りは倍増した。
『ベッドがどうかは気にしないで下さい。まず治療を受けられる病院に、
それも一番近いところに運んでください』と伝えて、ようやく走りだした。
信号を無視して突っ走る救急車に乗りながら、ものすごく矛盾を感じた。
『ここで急ぐことよりも、もっと根本のところが間違っている』。

18病院は大淀病院がどの順番で打診したかを知りたがるだろう。
そして、早くに打診された病院は、
『我々に打診された時はまだ重篤ではなかったはず』 と言い逃れ、
最後の方の病院は、『自分たちよりも前に打診された病院の責任が重い』
と主張するだろう。

○○さんが亡くなり、これだけずさんな実態があらわになった。
死に至らないケースはもっとある。とても人を助けるどころじゃない。
命を救うのが病院ではないのか。
命を見捨てた18の病院に言いたい。恥を知れ。

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完全に、状況を理解せずに書いた、ただの感想である。
推測のみで書いてある部分も多い。

以前、家族が救急搬送された時に 『間違っている』 と感じたなら、
何故、その時、声を上げなかったのか?


拒否した病院の無責任さ、受け入れ先を見つけられず手間取った病院の無能・・・

当時の状況をどこまで知って書いているのだろうか?
責任があるからこそ、『重症』 患者さんが受け入れられないのである。


『我々以外の17病院も拒否した。責任は18分の1だ』、
『18病院もが受け入れできなかったのだから致し方ない。非常に残念です』、
『我々に打診された時はまだ重篤ではなかったはず』、
『自分たちよりも前に打診された病院の責任が重い』
 ・・・

そんな事言う訳ない。仕方ないなんて思わない。
しかし、実際は、『受け入れ困難』 であった。
それを議論にすべきではないか?


理由はあるだろう、いくらでも。後から探せば何とでも言える・・・
世間の人が誤解しないように付け加えておくが、『満床』 とは、
単に 『ベッドが一杯』 では無くて、
『入院患者をこれ以上受け入れる余裕が無い』
という事を指す。
もちろん、ベッドが一杯の事もあるが、ベッドだけの問題なら、何とか出来る。
そうではなくて、既に病院の医療レベルが飽和状態で、受け入れにより、
その患者さんだけでなく、現在入院中の患者さんをも危険にさらす可能性があり、
受け入れ出来ないのである。


出来得る限りの治療を施すのが医療人の使命であり義務だ・・・

出来得る範囲で頑張ってきた。
むしろ、頑張り過ぎてきたせいで、こういう状況が黙認されてきた。


命を見捨てた18の病院に言いたい。恥を知れ・・・

この言葉は痛烈に響いた。

『命を見捨てる病院』 など無い・・・。

病院のエゴで、医者の怠慢で、患者さんを受け入れしない訳ではない・・・。

医者は自らの命をすり減らして、働いている。
ただ、医者は人間であり、24時間、365日、働けない。
診れる患者さんの数、専門性には限界があるし、
手術の場合、多くの手術スタッフが要る、など個人的にはどうしようもない事もある。


恥を知れ・・・

この言葉で医者を辞めたくなった人が何人居るか?

あまりにも、頑張りは報われていない。



 ↓少しでも多くの人の目に触れるよう頑張ってます。
  少し順位が上がりました。応援ありがとう御座います。
   


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コメント
この記事へのコメント
昨日、近所の診療所に行ったら『気管支喘息の疑い』と言われました。
明日、掛かりつけの総合病院の小児科に行って来ます。
2006/11/07(Tue) 10:59 | URL  | 苺 #-[ 編集]
< 苺 さん

ありがとうございます。

『診断』と『治療』と分けて考える場合もありますが、長引いているので、まず『診断』して頂く必要があるでしょう。
かかりつけの先生とも良く相談して下さい。

お大事にして下さい。
2006/11/07(Tue) 23:13 | URL  | ドロロンえん魔くん #-[ 編集]
帰ってきました。
結果は大丈夫でした。
『慢性気管支炎』でした。
でも、今日頂いた薬で効かなければ強制入院だそうです。
私は心身症の病院にも行っているので、その先生と相談して長期(入院が)になれば、転院というコトになるそうです。

また、病気のコトで相談すると思うのですが、ヨロシクお願いします。
2006/11/08(Wed) 20:31 | URL  | 苺 #-[ 編集]
ありがとうございます。

『結果は大丈夫でした』・・・。
『喘息』は『死刑宣告』ではないのですが。

いずれにせよ、治療に結びついて、良い方に向かうと良いですね。

お大事にして下さい。
2006/11/08(Wed) 21:20 | URL  | ドロロンえん魔くん #-[ 編集]
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