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本日で 40万アクセス を突破しました。

ありがとうございます。

2006年の8月20日に今のブログに引っ越してきて、1年2ヶ月で20万アクセスを越え、
1年6ヶ月で30万アクセスを超え、ついに1年10ヶ月で40万アクセスを超えました。

4ヶ月で10万アクセスほど、ここの所は、1日600-1000人 程の方に訪問して頂いております。

最近ではかなり記事の間隔があいていますが、何とかぼちぼち頑張って書いてます。


 『総目次』 参照。


多くの方に読んで頂けると本当に嬉しいです。

ありがとうございます。

今後も応援宜しく御願い致します。





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今回は、嘔吐・下痢時の脱水の予防・治療のための
『経口補液療法』 についてである。

 『嘔吐・下痢時の対処法について』 『こどもの脱水について』 も参照。




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『経口補液療法』 (ORT、oral rehydration therapy)


点滴からではなくて、積極的に口から適切な内容の水分、
経口補水液 (ORS、Oral Rehydration Solution) 補給を
試みることを、『経口補液療法』 と言う。


『ORS』 は、WHO(世界保健機構)、AAP(米国小児科学会)で推奨されている
胃腸炎の治療法で、塩分(ナトリウム)、糖分が適切な割合に調整されていて、
点滴に比べ、水・電解質が過剰に投与される危険が少ない事、
点滴しなくてすむため、こどもの痛みも、医療者の技術も、
経費も、軽減出来る事、
 などが特徴である。


嘔吐・下痢により、体から ナトリウム・カリウム は喪失し易く、
また、ナトリウム・糖分は水分吸収を促進する。

そのため、ナトリウム・糖分・カリウムなどの充分な摂取は必要である。


市販のスポーツドリンクは、
ナトリウムが少なく、糖分が多過ぎる。



『ORS』 は 『ORS』 として市販されているが、自宅で作る場合は、
砂糖40g+食塩3gを湯冷まし1000ml(1リットル)
溶かして作れる。

さらに、果汁(レモン、グレープフルーツなど)を絞ると飲み易くなり、
カリウムの補給にもなる。


脱水状態で無い時に飲むとしょっぱい感じがする。


与え方は、吐いてから30-60分位間をおいて、
顔色・表情が落ち着いたら開始する。


嘔気が激しい時には、吐いてから1-2時間の間、
何も与えない方が良い事もあるので顔色・表情をみながら進める。


最初はスプーン1杯から始め、
これを1-5分おきに少しずつ飲ませる。

5ml程度であれば、胃が相当に攣縮していない限り、吐く事はない。

少しずつ一回の量を増やしていくが、あまり一回量を増やすと再度嘔吐し、
かえって状態が悪くなる事もあるので注意が必要である。

少量ずつ、何回にも分けて与える。


最初は水分・食物が胃に溜まると嘔吐する事が多く、
嘔気があっても液を 胃の中に貯留させない ように
ゆっくり少量ずつ頻回に与えると、 少しずつ小腸へ達し吸収される。


例え、一部の液を吐いても大部分は小腸に達していて吸収されている事が多い。


ウイルス性の胃腸炎の場合、数時間-半日で嘔吐はおさまる事が多い。

吐き気止めの薬は殆どの場合、効果が無く時間が経つと治る 事が多い。

脱水症状を起こさずにしのぐ事が重要である。


3-4時間で、ORSを乳児で300-500ml程度、
幼児・学童で500-1000ml程度飲ます
が、
脱水の程度、体重でも 必要量が異なるため、
おしっこが出る事、元気が良くなる事、などが指標となる。


その後、嘔気がおさまってきたら食物を与える。


『食事の再開は早く行い、固形食を含む正常食とする』は、
伝統的に行なわれてきた食事療法と全く異なる。


ただし、やはり 『正常食』 といっても消化の良いものから始めたほうが良い。


嘔吐がひどくORSが進まなかったり、脱水の程度が強かったり、
グッタリして元気が無い時には、数時間の間何も口にせず、点滴を行ってから、
引き続き経口補液を行う事もある。


ちなみに、推奨されている 『ORS』 1本(500ml)の
ナトリウム量は、 味噌汁1杯、梅干1個程度
カリウム量は100%オレンジジュース1杯(360ml)、
バナナ1本程度
 である。

そういう意味では、好きなジュース・スポーツドリンク(少し薄めて)飲んで、
塩分・カリウムを別に食事から取っても良いと思われる。






毎月22日は 『ショートケーキの日』 である。


何故って・・・・カレンダーをよく見て。


22日の上って何日?




15日・・・・・15が上に・・・・・




いちごが上に・・・・・



という訳である。






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今回は、いわゆる 『カゼ』 について、である。

 『カゼは空気感染?』
 『冬の病気・予防と対策 かぜ』 も参照。





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こどものカゼについて


小児外来を受診する7-8割のこどもは 『発熱』 のためであり、その原因の
殆どが、いわゆる 『カゼ』 = 『風邪症候群』  である。

小児一般外来は 『カゼ外来』 とも言えるが、もちろん発熱にはいろんな原因があり、
感染症・自己免疫疾患・悪性腫瘍・アレルギー、など多くの病気で発熱を伴うため、
その中から 『カゼ』 以外の重症の病気のこどもを拾い出す作業が大事である。


『カゼ』 は、一般的に、上気道 (鼻・咽頭・喉頭など)の急性炎症を
呈する疾患の総称である。

kaze2


『カゼ』 は独立した病気ではなく、鼻から気管支にいたる気道粘膜の
急性炎症の総称で、厳密に言うと、『急性鼻炎』 『急性喉頭炎』 など
の病名となるが、それらは殆ど同時に症状が現れるため、区別も難しい。

つまり、原因の種類に関係なく、くしゃみ・鼻水・鼻づまり・喉の痛み・
咳・痰などに加え、発熱・頭痛・全身倦怠感・食欲不振などの全身症状
を伴うものを一括して 『風邪症候群』 としている。


カゼの原因の 80-90%以上はウイルス である。



kaze




『カゼ』 といっても、咳・鼻水・下痢・発疹など、症状が多彩 であり、
そもそも 『ウイルス』 といっても、麻疹・手足口病・プール熱・
流行性耳下腺炎、などと病気自体の 種類も非常に多彩であり、
咽頭炎、腸炎、肺炎、髄膜炎、などと、ウイルスの好きな・攻める
部位も多彩 である。


『ウイルス』 には 200種類以上 あり、ウイルスの種類により
若干症状の特徴が見られる。


『ウイルス』 には、種類が多いため、いろんな種類の 『カゼ』 を
何回もひく
 羽目になる。



そもそも、感染症は大まかに言うと、『細菌』 と 『ウイルス』
の2大原因に分かれる。

 『細菌とウイルスの違い』 参照。


その他、カビ(真菌)、原虫とかも居るが、日常の発熱の原因としては少数派である。


『カゼ』 の原因の殆どはウイルス感染であり、
抗生剤は効かない。


 『細菌と抗生物質』 参照。


抗生剤は 『細菌』、いわゆる 『ばい菌』 にのみ有効である。

重症な細菌感染症の場合は、点滴による抗生剤治療の対象となる。



抗ウイルスの薬があるのは、インフルエンザウイルス、水痘(ヘルペスウイルス)、
HIV、サイトメガロウイルス、位であり、その他の数百種類のウイルスには
特効薬が無い


いつも、本人の治癒力で治している。


生命を脅かすウイルス感染症で無い以上、『待てば治る』
という考え方で良い。


ただ 『カゼ』 で弱って、細菌感染症を併発する事はある。


『カゼ』 は万病のもと ではある。


ちなみに、『カゼ薬』 は咳・鼻水などを抑えるのみの対症療法であり、
普通の点滴には 糖分と水分 しか入っていない。


点滴で脱水症の改善は図れるが、ウイルスは倒せない

 『点滴について』 参照。


『カゼ』に抗生剤は効かない、
カゼ薬・点滴では『カゼ』は治らない、
   のである。





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