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今回は、『ペアレントトレーニング』 について、である。

『ADHDのペアレントトレーニング』 という本から紹介する。




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ペアレントトレーニング


日本では、注意欠陥多動性障害(ADHD=Attention Deficit Hyperactivity Disorder)
のこどもの育児法・対処法のように思われているが、もともとはそうではない。

簡単に言うと、こどもに対してではなく、『親御さんのとるべき行動を練習する』
と事である。

ペアレントトレーニングは、ストレス・深刻な悩みを抱える家族を支援する
方法の一つとして、アメリカ・UCLA神経精神医学研究所のハンス・ミラー博士に
よって1974年に開始された。

ペアレントトレーニングは親が子どもの行動変化における心理やパターンを
理解・分析し、問題行動を適切な対応で減少する事の出来る技術を獲得する
事を目的としている。



『ADHDのペアレントトレーニング』  シンシア・ウィッタム

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原著も特にADHDのこどもを持つ親のために書かれた訳ではないが、
日々しつけに困惑しているADHDのこどもを持つ親御さんに大変参考になるだろう
との事で翻訳された。


簡単にその内容を紹介する。


『注目こそ力である』

私達は皆注目を必要とし、それを求めている。

自分の努力あるいは自分自身が皆に無視された日は悲しい1日になってしまう。

こども達も同じように注目を必要 としている。

注目されることで、その行為は増えていく

こどもは、良い振る舞いをする事で 肯定的な注目 を得るより、
トラブルを引き起こして 否定的な注目 を得ようとする事がある。

あなたの注目を得られるという、最もてっとり早い方法を見つけたからである。

親にかまってもらえない子が、親の気をひきたくて、わざといたずらなどをする。
親が怒ると、さらに何度もいたずらを繰り返す。


1人で遊んでたり、悪い事をしていない時は注目せず、こどもが意地悪したり、
悪い事をすると、すぐさまとんでいったりする。

私達は、常に望ましい行動よりも望ましくない行動に注意を向け、
こども達が褒められるより叱られるように向かうように
『訓練』 しているのである。


『肯定的な注目を与える』 =褒める、事は、
あなたがして欲しい、もっとして欲しい行動を増やす。

『注目を取り除く事』 =無視、は、
して欲しくない行動、少なくなると良いと思う行動を減らす。


その方法の第一歩はこどもの行動を分析する事から始まる。


『こどもの行動を3つのカテゴリーに分類してみる』

 ①してほしい行動、もっと目にしたいと思う行動
 ②して欲しくない行動、目にするのがもっと少ない方が良い行動
 ③許しがたい行動、やめさせたい行動

行動を分類する事で、落ち着いてこどもをより肯定的に見る事が出来る。

『してほしい行動』 に対しては、肯定的に注目する、つまり、褒める。

具体的な褒め方については、『こどもの褒め方②』 参照。


『して欲しくない行動』 に対しては、注目を取り去り、他の注意を向ける、
つまり、無視する 事になる。

『無視する』 というのは、こどもを無視するのではなく
こどもの行動を無視する という事である。

こどもがが望ましくない行動を止めたとたん、無視するのをやめる。

無視するためには、上手に褒める事が出来なければならない。

無視によってその行動を止めて、望ましい行動を始めたら、即座に褒める。

無視というのは、褒めるためのタイミングを待つ という事である。

これについては、なかなか難しく、誤解される危険 があるため、
本をしっかり読んで頂きたい


『許しがたい行動』については、断固たる制限 を設ける事になる。



『してほしい行動』 は、ほんのささいな事で良い。

 何かを貰った時、『ありがとう』 と言う
 読書をする
 1人で遊ぶ
 自分で靴を履く
 友達とおもちゃを一緒に使う
 元気良く目を覚ます
 家の中で大声をあげて話さない
 怒っている時にたたかないで言葉で言う
 呼ばれたらすぐに来る
 夕食の準備を手伝う


『して欲しくない行動』 は、

 やるべき事をなかなかやろうとしない
 兄弟と口喧嘩をする
 不平を言う
 悪い言葉を使う
 車の中でうるさい
 すねる
 爪を噛む


『許しがたい行動』 は、

 車道に飛び出す
 他の児に怪我をさせる
 乱暴、卑劣な行動
 唾を吐く


その際に注意しなくてはいけない点としては、

 ・出来るだけ具体的にあげる。
 ・目に見える事、聞こえる事、数えられる行動を選ぶ
 ・親の願望ではなく、実際のこどもの行動をあげる

『片づけをした』 ではなく、『おもちゃをおもちゃ箱に3個入れられた』
とか 『おもちゃ箱を所定の場所に戻せた』 などである。


肯定的な注目の与え方には、褒める、励ます、感謝する、興味・関心を示す、
などがある。

褒め始めると、こどもはその行動をいっそう頻繁にするようになる。
相対的に 『して欲しくない行動』 が減り始める。




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今回は、良い絵本の紹介である。

『いいこってどんなこ?』


自問してみる。

『良い子ってどんな子の事なのであろうか?』


こどもをたくさんたくさん怒ってしまったような日には、
この本を読んだら、きっと泣いてしまうであろう。




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『いいこってどんなこ?』


iiko

冨山房
ジーン・モデシット:文
ロビン・スポワート:絵
もき かずこ:訳
初版発行:1994年10月


『ねえ、おかあさん、いいこってどんなこ?』

うさぎのバニーぼうやがたずねた。

『ぜったいなかないのがいいこなの?
 ぼく、なかないようにしたほうがいい?』

『じゃぁ、いいこってつよいこのこと?』

『おこりんぼはいいこじゃないよね』

『ばかなことばかりしてると、
 おかあさん、いやになっちゃうよね?』


うさぎのバニーぼうやは、おかあさんに次々にたずねる。

おかあさんは、その質問のひとつひとつに優しく答えていく・・・・。



『じゃあ、おかあさんはぼくがどんなこだったらいちばんうれしい?』



おかあさんの答えは、単純明快



『こんな親で居たい』 と再確認する一冊。


親にとっても、こどもにとっても、きっと宝物になる絵本である。






放射線被爆の心配についての相談も多い。

今回は、放射線被爆についてである。




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放射線被爆

結論からいうと、普通の放射線検査では被曝が問題になる事はない。

レントゲンで言えば、短期間に、数十枚の単位で検査しないと影響する事は無いが、
通常そんなに検査はしない。

レントゲンより被爆の多いCT検査、造影検査をもし短期間にかなり頻回にやらないといけない
状態であるとすると、医師は被爆と検査を天秤にかけてそれでも検査を施行したい場合に
しているはずである。


放射線の影響は大別すると2つある。

一つは 『確定的影響』 というしきい線量(影響が発生する最小の線量)のある影響、
もう一つは 『確率的影響』 (発癌、白血病や遺伝的影響)である。

『確定的影響』 とは、基本的に急性被曝であり、日常の医療での急性被曝でこれらの数値を
越える事は、放射線治療などを除いて、まずあり得ない。


私達は宇宙線や放射性鉱物・食物・水・空気から常に自然放射線を浴びている。

その量は地域や地質によって変わるが、日本で 年間1.6-1.7mSv 浴びている。
飛行機の乗務員の年間被曝量は3mSv、ブラジルのガラパリ市では10mSv である。


国際放射線防護委員会(ICRP)の勧告では放射線の制限値は、医療施設や原子力発電所などの
作業者は 年間最大50mSV、5年間で100mSV、としている。

撮影法による被爆量だが、施設・条件により多少異なるが大体こんなものとされている。

さらに生殖腺を防護する事が多い。

医療の放射線被爆が悪影響を与える基準に比べ、いかに少ないか解るであろう。


撮影部位(mSV)
胸部(正面) 0.3
腹部(正面) 3
骨盤(正面) 3
乳幼児股関節 0.2


CT検査ではレントゲンより被爆が多く、10mGyの被爆があるが、実際の臓器では差がある。

頭部CT検査(mSV)
赤色骨髄  卵巣    睾丸   胎芽
  2.7    0.01以下 0.01以下 0.01以下

骨盤CT検査(mSV)
赤色骨髄  卵巣   睾丸   胎芽
  5.6     23    1.7    25


新生児や小児は成人と異なり、ほとんどの骨髄が赤色骨髄であり、同じX線検査でも
赤色骨髄の被曝線量が多くなる。

赤色骨髄に有意な被曝をすると、白血病が問題となる。
生殖器の多量の被爆は不妊の問題がある。

赤色骨髄の割合
新生児=100%
5歳児=70%
成人=30%

よって、新生児・小児のX線検査の際には、照射野を必要な範囲に絞ることが成人患者以上に
要求される。例えば、成人患者の胸部撮影をする場合に、頭頚部、上腕部が入ってしまっても、
赤色骨髄の線量に大きな違いはないが、新生児・小児の場合は、上腕骨、頭部の骨にも
赤色骨髄が存在するので赤色骨髄の線量は大きくなる。



一時的不妊になる 『しきい線量』 は、男性150mSV、女性650mSVで、
生殖腺がこれ以上の被曝をしないと一時的不妊にはならない。

胸部X線撮影の入射表面線量は約0.2mGyであり、生殖腺の位置での被曝線量は
その1/50から1/100になるので生殖腺防御のプロテクタは必要ない。



がんの発生率は一度に 200mSV以上 あびると、線量の増加に比例して増える
ことが分かっている。

原爆被曝などの疫学調査では、50-200mSV以下の被曝では白血病の増加は認められていない。



受精後2-8週間の器官形成期の間に胎児が 100mGy以上 浴びると
奇形の可能性が少し出てくる。

ICRPでは、100mGy以下の胎児被曝では、胎児の健康への影響はない
としている。

頭部撮影、胸部撮影では胎児の被曝は 0.01mGy未満 であり、全く問題ない。

骨盤CTでは、胎児が直接被曝するので25mGy浴びることになるが、100mGy以下であり、
通常問題無い。


女性には 『10days rule=10日規則』 がある。

『10日規則』 とは、妊娠可能な女性の下腹部が照射野に入るX線検査では、
特に急ぐ必要がなければ月経開始後10日間の排卵前に検査をするというものである。

妊娠の可能性のある女性では、緊急を要する以外には、月経開始後10日間の間に、
X線検査を受けられることをお勧めする。





今回は、赤ちゃんの血便、特に心配の要らない 『糸くずのような血便』 について、である。

この質問は比較的多い。

 

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赤ちゃんの糸くずのような血便

赤ちゃんの血便の原因はたくさんある。

細菌性胃腸炎、ウイルス性胃腸炎(嘔吐下痢症)、などの一般的な病気もあるが、
怖いものでは、腸重積、溶血性尿毒症症候群、凝固異常、などもあるし、
乳児には稀なものも入れると、アレルギー性紫斑病、潰瘍性大腸炎、虚血性腸炎、などもある。

これらの病気は、腹痛が強い、出血が多い、下痢が酷い、発熱、嘔吐、などの他の症状も強く、
速やかに病院にかかる必要がある。


今回は、乳児期早期の赤ちゃんで、発熱無く、元気で、ご機嫌で、哺乳も良好
という状態の赤ちゃんの 糸くずのような血便 について、である。

腹痛があると、不機嫌な事が多い

こういう場合、大腸リンパ濾胞増殖症、ミルクアレルギー(軽症)、ウイルス性腸炎(軽症)、
大腸ポリープ(軽症)、メッケル憩室、肛門亀裂(傷)、などが考えられる。

乳児期後半から幼児期では、肛門亀裂、つまり、便秘、外傷に伴う肛門の傷、による出血が多い。

まずは、便秘のコントロールをする必要がある。


ミルクアレルギー、ウイルス性腸炎、大腸ポリープ、メッケル憩室、などは軽症の場合、特に他の
症状がはっきりせず、軽い血便だけの場合もある。

出血が長く続く、増加する、他の症状が無いという事であれば、これらの病気でも、基本的には
経過観察で良いと思われる。

悪化すれば精査すべきである。


『大腸良性リンパ濾胞増殖症』 は、腸管粘膜内のリンパ組織(リンパ濾胞)の数が反応性に
増加・腫大し、小ポリープ状に消化管内に突出し、便が通過する際に少量出血するものである。

原因は、ウイルス感染、慢性炎症刺激、ともいわれているが、詳細ははっきりしていない。

母乳栄養児に多く、生後6ヶ月頃にみられなくなる事が多い。

数ヶ月の間、同様な血便がみられ、繰り返す事が多いが、時期が来れば、自然に改善する事が多い。


また母乳の赤ちゃんはもともと血便が出易いと考えられている。

それは、母乳の赤ちゃんは、母乳中に含まれる乳糖が腸内で発酵する事により、
腸の中が 酸性 に傾くことが刺激になって、腸の蠕動が活発となるためである。

酸性である事で、腸の粘膜は出血しやすくなり、また腸がよく動く事で粘膜がこすれて出血を
起こしやすくなると考えられている。

赤ちゃんが元気で、哺乳も良好で、ご機嫌で、特に、下痢、嘔吐、発熱、などの症状も無く、
便に混じる血液も少ない、という場合は、経過観察で良いと思われる。

出血が増える、悪化する、他の症状を伴う場合は、速やかに病院へ行く必要がある。






今回は、救急受診、問い合わせ、の多い 『異物誤飲』 について、である。

下記の参考の4つのホームページは、リンクに貼っておく。




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異物誤飲


食物以外の物を誤って口から摂取することを 『誤飲』 と言う。

こどもの誤飲は乳児に好発し、1歳児で全体の50%、
3歳未満が90%
 をしめる。

誤飲する物は、タバコ、硬貨が最も多く、
次いで医薬品、化粧品、洗剤、文具などで、
約12%に嘔吐などの中毒症状、または、有害な兆候が見られている。

硬貨、指輪、プラスチックの小物などは、殆どが、
数日中に便と一緒に排出される

縫い針、くぎ、などの尖った物は、途中で刺さったり、引っかかる事があるため、
危険である。

食道、胃、腸などの消化管に入った異物を 『消化管異物』 と言うが、
消化管異物のうち、『食道異物』 は速やかに除去する必要がある。

『食道異物』 は、食道に穴をあける(穿孔)事があるためである。


異物が、気管・気管支に達する場合、吸入直後に 激しく咳き込む

そういう時は、要注意である。

その後、全く無症状になってしまう事もあるし、
喘息のようなゼーゼー(喘鳴)、咳が出る、呼吸困難に陥る、などの場合もある。

ピーナッツなどの豆類、リンゴ片、スイカなどの種、小さなおもちゃ、などを、
喉の奥・気管に詰まらせた場合、異物の位置によっては、
空気の流れを遮断して窒息し、直接生命に関わる事もある。

異物による窒息死は、小児の不慮の事故死の上位を占める。


タバコ、殺虫剤、薬物、などでは胃腸から吸収されるため、中毒症状をおこす。

 タバコについては、『タバコ誤飲』 参照。

ボタン電池を誤飲した場合、食道に詰まる、胃に長く停滞すると、
化学的に腐食をおこすため、消化管の壁に孔が開いて重症になる事がある。


こどもの口に入りそうなもの、たばこ、薬、などを、
こどもの手の届かないところに片付ける様にするなど、
日頃からの予防が最も重要
 である。


危険な場合は、

中毒が出そうな薬品、防虫剤、などを飲んだ場合
尖った異物を飲んだ場合
・硬貨・ボタンなどで物体としては危険でないが、食道にひっかかった場合
・同様にプラスチック、豆とか、危険が無い物体だが、気管支に入った場合

などは病院に行く必要がある。


あとは、咳き込む、ゼーゼーする、嘔吐がある、元気が無い、など、
いつもと違う場合もかかる必要がある。


つまり、病院に行かなければならない場合は、次の3つの場合である。

 ①中毒が出るような物体、尖った物体を飲んだ場合。
 ②気管支異物・食道異物の場合。
 ③何かいつもと違う時。

具体的な物体に対する注意点などは、下記のHPが詳しく参考にして頂きたい。




日本中毒情報センター
http://www.j-poison-ic.or.jp/homepage.nsf
日本中毒情報センターの 『中毒情報データベース』 では、
家庭用品・自然毒・細菌性食中毒の名前から、詳しい対処法などが検索出来る。
また、『中毒110番・電話サ-ビス』 も行っている。
http://www.j-poison-ic.or.jp/homepage.nsf



中毒データベース検索システム
http://endai.umin.ac.jp/cgi-open-bin/hanyou/lookup/search.cgi
山口大学医学部附属病院薬剤部によるデータベースである。
個々の商品(商品名)に対して治療の概要を知る事が出来るため、
より具体的な対応を知りたいときに便利である。



こどもの誤飲・誤食110番
http://www.okiyaku.or.jp/goin/irui.html
沖縄県薬剤師会のwebサイトで、日常生活の身近なものを中心に解説している。



Bungu Bunka 文具文化
http://www.bungu.or.jp/08.html
東京文具工業連盟のwebサイトで、この中の 『中毒110番』 では、
文具についての詳しい情報が得られる。






タバコを誤飲する事故はかなり多い。

今回はタバコ誤飲について、である。




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タバコ誤飲

日本中毒情報センターへのタバコ誤飲の問い合わせは年間に 5000件
1日平均13-14件で、これは総相談件数の16-17%に相当する。

タバコ誤飲の 70%は0歳児 で、大体生後5-6ヶ月以降にみられ、
8ヶ月児に最も多くみられる。

誤飲したタバコが置かれていたのは、
床から50cm以下の場所が8割を占めている。


赤ちゃんと同じ部屋に居て誤飲した場合をみると、
『テレビを見ていた、居眠りをしていた、電話中』 など、
ほんの一瞬目を離したスキ に起こっている。

赤ちゃんと別室に居た場合は、『台所仕事、後片付、洗濯、掃除』 などが多い。


タバコ誤飲が恐れられるのは、ニコチンの致死量が成人で40-60mg、
乳幼児で10-20mgと毒性が極めて高いためである。

タバコを温水に1時間浸潤するだけで、含有ニコチン量の70%が溶出し、
しかも肺、皮膚、消化管かのいずれもからも、容易に吸収される。

タバコの箱に記載してあるニコチン量は、
火をつけてフィルターから回収出来る量で、実際の含有量は10倍以上であり、
市販の紙巻きタバコ1本のニコチン含有量は16-24mgで、
乳児の致死量は、1/2-1本 である。


しかし、現在まで、タバコ誤飲による 死亡例の報告はなく
重篤例もきわめて稀なケースとされている。


その理由として、乳児がタバコを口にしても実際の誤飲量が少ない事、
誤飲しても強酸性の胃液中では水と異なり、
タバコからニコチンの溶出が遅れるためニコチンの 吸収に時間がかかる 事、
吸収されたニコチンは強い催吐作用を有するため、
嘔吐により摂取量の大半が体外に排除 されるため、である。

溶出したニコチンの吸収は、
胃液のような酸性液の中ではゆっくりで、
15分で3%しか吸収されない。

危険なのは、空き缶などを灰皿代わりにして、
タバコが水に浸かっているような液体を飲んだ場合で、
速やかに吸収され重篤な中毒症状を示す可能性がある


タバコ誤飲の中毒症状の出現頻度は14%程度で、
最も頻度が高い症状は、嘔気、嘔吐である。


嘔吐は10~60分以内にみられる。
その他の症状も殆どは 2-4時間以内に出現する。



その他の症状として、主要成分であるニコチンが、自律神経系作動薬であるため、
白律神経・中枢神経・骨格筋などの各神経に対して作用し、
少量のニコチンでは刺激作用により、血圧上昇、頻脈、皮膚蒼白、発汗、
興奮などが発生し、大量となると中枢神経抑制により呼吸停止となる。


日本小児科学会『タバコ誤飲に対する処置について』 では、

気づいた時点ですぐに吐かせるのが原則。
しかし、消化管中で吸収されるのを阻止するため、
タバコの葉や吸い殻を誤飲した場合は、水や牛乳は飲ませない

誤飲したタバコの長さが2cm以下の場合は用手催吐以外の処置は不要、
また、誤飲した量が不明の場合であっても、ニコチン中毒症状、嘔気、嘔吐などを
認めない時には、2cm以下の場合と同じ処置でかまわない』 となっている。

つまり、タバコの葉を
2cm以下誤飲した場合には、特に処置を必要とせず、
4時間観察して症状が出現しなければ問題ない。


何らかの症状がみられたり、
タバコの葉を2cm以上、
あるいはタバコが溶け出た水を飲んだ場合は

医療機関を受診する必要がある。


タバコの誤飲予防の一番良い方法は、
こどもの環境からタバコを一切無くす 事である。


タバコの害については一般に良く知られているが、
もし、どうしてもタバコを無くせない場合は、生後5ヶ月を過ぎたら、
タバコの誤飲が起こり易い事、タバコを床から1m以下の場所に置かない事、
空き缶などを灰皿代わりに使わない事、を絶対に守らなければならない。

 『こどもとタバコの害①』 参照。




今回も、『子どもって、どこまで甘えさせればいいの?』 の中から。

『参考になるなあ』 と思った部分を紹介する。

しつこいが、今回で最後の予定である。

是非、買って読んで頂きたい。

 『子どもって、どこまで甘えさせればいいの?』①
 『子どもって、どこまで甘えさせればいいの?』②
 『子どもって、どこまで甘えさせればいいの?』③ 
 『子どもって、どこまで甘えさせればいいの?』④   も参照。




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集中力は達成感を積み重ねる中で高まります

つまり、どんなに小さいことでもいいから
『やり遂げられたうれしさ・満足感』 を重ねるほどに、
何事にも意欲的に取り組む集中力が培われるのです。

大事なのはハードルを下げてやること

低いハードルでいいから、少ない量でいいから、クリアーするたびに
『盛大に!』 ほめましょう。


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子どもはもともと 『愛』 に満ちた存在です。

親が与えてくれた 『愛』 を、何倍もの大きさにして返してくれる 『愛』

親が犯した過ちを、広い心で許してくれる 『愛』。

そんな子どもと 『愛』 を交し合うことで、あなたの 『愛の力』 は
ますます力強く、大きなものになっていくでしょう。

自分と子どもに授けられた 『愛の力』 を信じて、これからますます
『幸せな子育ての日々』 を送ることができるよう、心から祈っています。

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結局、『子育て』 は 『愛情』 である。

その 『愛情』 を上手く表現出来るヒントになれば幸いである。






『子どもって、どこまで甘えさせればいいの?』 の中のある例から。

こんなに書いて良いのだろうか?
育児で困っている人に是非知って頂きたくて、つい書き過ぎてしまう。

是非、買って読んで頂きたい。

 『子どもって、どこまで甘えさせればいいの?』①
 『子どもって、どこまで甘えさせればいいの?』②
 『子どもって、どこまで甘えさせればいいの?』③ も参照。




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盲導犬を例にあげてみましょうか。

盲導犬になるまでに犬が受ける訓練は、驚くほどに厳しいものです。
社会に迷惑をかけないための 『きちんとしたしつけ』 は不可欠。
盲導犬の役割は、状況に応じた適切な判断を重ねて盲人をリードする
ことですから、身につけなければならない自律レベルの高さには、
もしかしたら人間並み以上の部分があるのかも知れません。

けれど、犬に詳しい方ならご存知のように、盲導犬になる犬の子供時代は、
『存分な甘え』 に満ちています。
盲導犬になる犬は、生後2ヶ月から約1歳までの10ヶ月間、
犬が大好きな家族の一員として育ちます。

この盲導犬候補の子犬時代の世話をする家族を
パピーウォーカー (puppy walker=子犬と歩む人)』 といいます。

犬も、ほかの動物も飼っていない家族でなければ、パピーウォーカーには
なれません(そうでない場合もあるようですが)。
しかも、旅行などにも犬を連れて行けるほどに心のゆとりを持っている家族であり、
もちろん家の中で犬と暮らすことを喜べる家族であることが求められます。

そんな家族の中で、盲導犬候補の子犬はみんなから愛され、
みんなと戯れながら育てられます。子犬は、存分に甘えを満喫しながらの
子供時代をすごすのです。

この子供時代に、『厳しい訓練』 に類するものは一切ありません。
ただただひたすら甘え戯れながら、排泄などのごく基本的なルールだけを
身につけてすごすのです。

こうして育つ子犬は、人間に甘え、人間と戯れる喜びを体のすべてで知ります。
人間への信頼感を深め、人間と心を行きかわして過ごす幸せを味わいます。
互いに心を感じあいながら、生きることを心底楽しめる犬に育つのです。

生きることが好き。心を感じあい行き交わすことが好き

たっぷり甘えて育った 『甘え上手』 な心

それらが、1歳以降に行われる 『きちんとリードするための訓練』 や
『厳しいトレーニング』 を受け入れる 土台 であり、
訓練に伴うストレスに耐えられるだけの 器を培うプロセス です。



『甘え・許される心地良さ』 を知らない心は、
社会適応力を培う土台がない心です


『きちんと』 や 『しっかり』 や 『厳しさ』 を求めすぎるのは、
『甘え上手』 の土台が十分に培われていない心にとっては有毒でありがちです。

時には厳しさも愛ですが、忘れてはならないのは、
『存分に甘えることで培った土台のない心』
『ストレスに耐えられる力がはぐくまれていない心』 に対しての
『厳しさ』 は ネガティブ に作用しがちだという点です。

上手に甘えさせてもらって
『愛されている。守られている。認められている。
 受け入れられている。許されている。大事にされている』
 と
実感できるようになった心 にこそ、『厳しさ』 はポジティブに作用
するのです。

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『子犬とこどもは違う』 と言う人が居るかも知れないが、
人に当てはめても、非常に納得出来ると思う。

難しいが、『甘やかし』 と 『甘えさせ』 は違う。

 『子どもって、どこまで甘えさせればいいの?』③


このシリーズ最後の記事、『子どもって、どこまで甘えさせればいいの?』⑤ へ。





『子どもって、どこまで甘えさせればいいの?』 の中から、
『甘えさせ』 と 『甘やかし』 について簡単に紹介する。

 『子どもって、どこまで甘えさせればいいの?』①
 『子どもって、どこまで甘えさせればいいの?』② も参照。




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『甘えさせ』 と 『甘やかし』 について


『甘えさせ』 とは、子どもの要求に無条件に応じることです。
『甘やかし』 とは条件交換・取引のあげくに、結局は譲歩してしまうことです。



『甘えさせ』 とは、子どもに 『快』 を感じさせる接し方です。
『甘やかし』 は 『快の仮面をかぶった不快』 を味あわせる接し方です。



要求に応じるにしても 『はい、いいよ』 という思いが欠けているのが 『甘やかし』。

『ねえ、ねえ』 と抱っこをせがんでいる心に 『忙しいから』 と
抱っこの代わりにお菓子を与えるのが 『甘やかし』。

『はい』 と機嫌よく受け入れてもらえば満足する心も、
イヤイヤ仕方なしの 『甘やかし』 には不満が募ります。

不満だからまた要求する。

でも要求で得られるのはイヤイヤ色だらけの応答である 『甘やかし』。


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何と無く、違いが解ったであろうか?

『甘やかす』 と言う場合、『過保護』 の意味で用いられる事も多い。

忙しくて、余裕がなくて、イライラして、親がやってしまう。
見ていて心配だから、可哀想だから、可愛いから、親がやってしまう。

『アメとムチ』 でこどもを操作しようとする事も含まれる。

つまり、親の感情、親の都合が先立っている。


一方、『甘えさせ』 は、こどもがつらい時、イライラする時、不安な時、などに
安心感を与えるような、愛情で包み込むような、態度である。


『甘やかし』 は、親の都合でする
『甘えさせ』 は、こどもへの愛情でする

根本的にちがうものである。


十分な 『甘えさせ』 の愛情で応えれば、こどもは素直にまっすぐ育つ。

『甘えさせ』 は、『優しさ』 と 『厳しさ』 でこどもを自立させる事にもつながる。


是非、本を読んで頂けば、もっともっと理解出来ると思う。


次回、『甘えさせ』 の例について、もう少しだけ、書いてみる。

 『子どもって、どこまで甘えさせればいいの?』④ へ。






今回は、『子どもって、どこまで甘えさせればいいの?』 の
『はじめに』 の中から抜粋して、少し改変して紹介する。


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確信を持っていえます。

『子どもは甘えさせた方がいいですよ。
 小さいときから親にたっぷり甘えさせてもらえた子は、
 とても素直に育つから。甘えさせるのは子育ての極意ですよ』

『甘えさせたほうが良い』 ことは頭でわかっていながら、
『甘えさせちゃダメ』 という声も無視できず、どっちつかずで
迷っているお母さんもたくさんいます。


その迷いの主な原因は、次の二つでしょう。

1 甘えさせることは必要とは思うけど、甘えさせすぎて 
 『甘ったれのワガママっ子』 になってしまわないか心配だ。

2 甘えさせるのは良いとは思うけれど、甘えさせすぎて
 『甘やかし』 になってはいけないと思う。


『甘えさせること』 と 『甘やかすこと』 の境界線はどこにあるんだろう。

最初は、『甘えさせすぎると、甘やかしになる。
子どもを甘やかせば、甘ったれのワガママになる』 と思っていました。

『甘えさせ』と 『甘やかし』 は実は正反対のことだ
と気付いた。

『甘えさせ』 の程度が過ぎると 『甘やかし』 になるのではなく、
もともとこの二つは別のもの。

『甘えさせ』 が子どもの心にとって最良の 『栄養』 になるのに対し、
『甘やかし』 は子どもの心をむしばむ 『毒』 にさえなるものなのです。

これだけは、頭に入れておいて下さい。

『子どもをいくら甘えさせても、甘やかしにはならない』

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『甘えさせ』 と 『甘やかし』 の違いって?


『子どもをいくら甘えさせても、甘やかしにはならない』



是非、読んで頂きたい、が、

参考になる事がたくさん書いてあるので、次回では、本の内容を
少しだけ紹介することにする。

 『子どもって、どこまで甘えさせればいいの?』③ へ。







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