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『県立柏原病院の小児科を守る会』 に対する兵庫県立柏原病院からの感謝についての
記事である。

長文であるが是非一読願いたい。


 『県立柏原病院の小児科を守る会』 参照。




その他の、『医師不足』 の記事についても、参考にして欲しい。

 医師不足①
 日本の医療が崩壊する?!
 地方医療の崩壊
 医療クライシス:忍び寄る崩壊の足音②
 医師不足 4万人
 東十条病院:来月末で全科休止




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『柏原病院小児科を守る会』 の方々に感謝しています
    http://www.kaibara-hp.jp/                       
                               病院からのお知らせ  2008.1.17


私たちは「柏原病院小児科を守る会」の方々に感謝しています。
平成20年1月現在、兵庫県立柏原(かいばら)病院小児科がまだ存続しているのは・・
革命的とも言える 『柏原病院小児科を守る会』 ができたからです!

市民の皆さん、皆さんは 『医療崩壊』 という言葉をご存知でしょうか?
昨年末の重大ニュースにもなりませんでしたから、多くの皆さんはあまり関心を持って
おられないかもしれません。 しかし、『医療崩壊』 は確実に日本の社会を蝕み続けており、
現在の政治方針や国民の認識が変わらなければ、今まで当り前に存在した地域の医療が
消滅していくことになります。

自分の身に直接困難が降りかからないと、『そこに問題があること』
に気づかないことはよくあることですが
、現在、この地域の医療体制も
すでにかなりの重症に陥っており、もはや風前の灯と言ってもよい状態であることを
理解して頂きたいと思います。

県立柏原病院も、平成19年12月で脳外科の入院と耳鼻科の診療は休止してしまいました。
これまでまがりなりにも地域の中核病院として脳血管疾患、心疾患、小児医療などの
二次―準三次医療担ってきた県立柏原病院も、このままではさらに衰退していく危機感を
抱いています。本当に県立柏原病院が無くなってしまうと、この地域の医療はどうなっていく
のでしょうか? 地域や近隣には優れた民間病院もいくつかありますが、県立柏原病院が
これまで果たしてきた従来の機能を代行することはできません。県立柏原病院が今まで
担ってきた医療が全く無くなってからでは、遅すぎる(多大な犠牲が出る)ことをご理解して
頂きたいと考えます。

私たちは1年以上も前にこの地域の 『医療崩壊警報』 を出しましたところ、丹波新聞社の
熱意ある記事のおかげで、広く市民の皆様が地域医療の危機的状況について理解を深められ
問題意識を持って頂ける様になったと思っております。勤務医という医療に関する専門家が、
毎日働きながら、自分たちの働いている地域の—この丹波市を危険だと判断し 『警報』 を
出し続けたのです。幸い、丹波市には私たちの発した警報を真剣に受け止め、行動を起こす
市民の方々がおられました。そして今、その人々の起こした市民運動は、全国の医療関係者
から驚嘆のまなざしで迎えられ注目の的となっています。

その市民運動は 『柏原病院小児科を守る会』 と名付けられ、『コンビニ受診を止めよう、
お医者さんを大切にしよう』、そして 『本当に必要な人が必要なときに診てもらえるように』
というスローガンを掲げています。この市民運動は、これまでの一般的な市民署名運動と
異なり、行政や病院への 『要求』 を声高に求める形ではなく、現在の医療崩壊の原因と
再生への現実を深く見据えたものでありました。私たちは、このような運動こそ 
『市民の皆さんが自分の子供をまもる最善最短な方法だ』 と直感しました。

永年にわたり県立柏原病院に小児科医の派遣を続けてきた神戸大学の松尾教授は、この運動を
『日本の小児科医を救う革命的な住民運動』 と評価されるコラムを神戸新聞に
寄稿されました。そして現在、教授とともにこの市民運動を理解し共感した大学医局の
小児科医たちと、県立こども病院の小児科医たちが、交代で週に1-2回のペースで神戸から
遠い柏原まで手伝いに来てくれるようになっています。
 
県立柏原病院に限らず多くの勤務医は、これまで、労働時間を無視して働き疲弊し、貴重な
生命を扱う重責に押しつぶされそうになりながら頑張ってきました。しかし、自分の生活を
犠牲にして続けているそうした努力は、単に 『医師の義務』 という言葉で
あたりまえに扱われており、多くの医師は当直・救急を含めた過労の中でその意欲が
色褪せつつあります。一方には患者さんの 『医療に対する高すぎる期待と
理不尽と言える要求』
 が存在し、それは医療者と患者さんの間に
越え難い深淵となっています。治療行為の結果が、患者さんや家族の方の期待に沿えなかった
場合には、憎まれたり、訴訟されたり、稀には刑事事件で逮捕されるといった事案が、
新聞やテレビで報道される度に、勤務医は、リスクの高い医療現場を離れていきたくなる
欲求に駆られています。そして、外来などの多忙な日常診療の中では、本来築いておかな
ければならない医師-患者間の信頼関係を築く時間すらないのが現実です。

医療に100%の確実性はあり得ません。
医療は不確実なのです。


人間の顔や性格がみな異なっているように、検査や治療行為に対する患者さんの反応も
さまざまなのです。医学はそうしたさまざまな反応性を統計的な確からしさで判断することで
発展してきた領域なのです。『医療の不確実性』 ・・それはご理解し難いことかもしれませんが、
私たちはこれも前述した 『コンビニ受診抑制』 とともに、医療崩壊を食い止める、あるいは
崩壊後の再生を考える上で非常に大切なキーワードだと考えています。

このような状況のなかで、この丹波地域では 『お医者さん(医療資源)を大切にします
(無駄使いしません)』 『自分の子供の健康・命を守るために医療に興味を持ち、自分たちに
何ができるかを考えます』 という 5万5千筆の署名 を添えた 『守る会』 の叫びが、
私たちはもちろん全国で同じように悩んでいる医師の心に響かないわけはなかったのです。

私たちは今、毎日の医療現場で、この丹波市のお母さん方の 『本気』 をひしひしと感じて
きています。県立柏原病院の小児科医は、平成18年に3人から2人に減り、平成19年4月
からは1名が病院長業務を兼ねて小児科診療を続けています。

一方、近隣の病院を見ますと、平成19年春に柏原赤十字病院から小児科が無くなり、
兵庫医大篠山病院小児科は人員減少し、市立西脇病院や中町赤十字病院そして三田市民
病院もすでに小児の入院治療ができなくなっています。そのため今年の冬は重症患者さんが
当院へ集中しました。かなり重症で神戸方面の専門病院へ搬送することも11月後半から
年末までに7件ありました。都会の高次病院へ重症患者さんをこれだけ搬送しても、当院の
小児科病棟は満床が続きました。以前のような軽症も重症も混在した 『コンビニ受診』 が
続いていたら、と思うと背筋が凍る気がします。この 『守る会』 の理解や協力がなければ
柏原病院の小児科は確実に消滅していたにちがいありません。

もし 『医療崩壊』 の現実をあまり気づいておられなかった皆様がおられたとすれば、
現在の丹波地域の医療事情について考えてみる時間を作ってみてはいかがでしょうか? 
そして、自らと自らの家族を守るために、今何が必要なのか? 
何をやってみることができるのか?
 を考えてほしいのです。

まだまだ歯抜け状態の小児救急体制なのですが、実は小児科にはまだ綱渡りの綱がある
だけでもましなのです。綱渡りをしようにも綱渡りの綱を見失っている診療科、あるいは綱は
あっても曲芸師(医師)自身が消えてしまった診療科に比べれば・・・。

私たちはこの運動がこの地域に残された医療再生への最後のチャンスだと考えています。
まだ少しでも医療資源たる医師の残っている間に、全国に先駆けて医療の 『新しい波』 を
起こす「守る会」の運動を拡げていただけませんか?

小児科だけでなく、他科の医師、全国の医師たちにも希望を与えているこの
『守る会』の運動(医療者と市民の相互協力・相互理解の運動)は日本全国の医療崩壊被害
拡大を防ぐ可能性もあるのです。
 
最後になりましたが、私たちは 『守る会』 の皆さんに対してもう一度感謝の言葉を述べたい
と思います。私たちにとっても、現在の丹波地域にとっても、この 『守る会』 は恐竜化石
(注釈:平成18年、丹波市では恐竜の化石が発見され話題となりました。)以上の宝物だと
思っています。

県立柏原病院小児科(丹波地域の周産期・小児医療)を守ってくれてありがとう。
そして、丹波地域の小児を守ってくれてありがとう。
あなた方の市民運動は間違いなく 『革命』 なのです。

たとえ、この地域が医療崩壊の焼け跡になったとしても(考えたくはありませんが)、
その功績は必ずや将来の地域医療再生の道標となることを確信しています。

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今回は、『小児科』 が潰れないように頑張っている人達の記事である。

地域の皆様がこのように考えてくれたら・・・。

キレかけていた産科・小児科・救命センター、そして内科もまた 『医師不足』 問題に
悩まされているが、その医師達も、きっとまた頑張ろうと思えるに違いない。


 『柏原病院小児科を守る会』 の方々に感謝しています の記事も参照。




その他の、『医師不足』 の記事についても、参考にして欲しい。

 医師不足①
 日本の医療が崩壊する?!
 地方医療の崩壊
 医療クライシス:忍び寄る崩壊の足音②
 医師不足 4万人
 東十条病院:来月末で全科休止




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県立柏原病院の小児科を守る会
 http://mamorusyounika.com/index.html


代表ご挨拶

私たち 『守る会』 のメンバーは、みんな 子育て中のお母さん です。
妊娠、出産、そして子育てと、柏原病院の先生方には大変お世話になってきました。

昨年の春、産科・小児科がなくなるかもしれないと知り、
先生の役に立ちたい!
私たちにできることをしていこう!
と 『守る会』 を結成しました。

私たちに何ができるだろう?
何をしたら良いのだろう?
今もなお自問自答しています。

『守る会』 の活動を通して、地域医療の現状を知りました。
住民としてどうすべきか、少しずつ分かってきました。

安心して暮らせる地域づくりのため、私たちにできることを
地域のみなさんと一緒に考えていきたいと思っています。

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3つのスローガン

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『医師は戦わない。ただ、黙って立ち去るのみ!』 

一般的にはそう言われています。
しかし、柏原病院小児科は違いました。

『もうすぐ無くなるかも知れない』 というサインを出されました。

私たち 『守る会』 は新聞を通じてこのサインを知り、
そして活動を始めることが出来ました。

幸い、小児科については 『守る会』 の活動のみならず、
様々な方面のお力添えにより、明るい兆しが見えてきました。
が、新聞には柏原病院は依然 『危篤状態』 だと書かれています。

医師が立ち去り、地域医療が崩壊してから声をあげたのでは
遅いのです。そうならないように全力を尽くす以外にありません。
丹波の医療を守るために何ができるのかを一緒に考えてみませんか?




夜や休日など通常の診療時間外に診察を受ける
『コンビニ受診』 が医師を疲れさせる一因になっている


      

子供の病気などについて正しい知識を持ち、
受診すべきかどうかを判断できるようになることが大切


      

ちょっとした怪我や病気ですぐに柏原病院を受診するのではなく
『かかりつけ医』 を持ち、まずそこで受診


      

日頃からお医者さんへ 『ありがとう』 の気持ちを伝えることも大切



本当に必要な人が必要な時に治療を受けられるよう心掛けたいものですね。

それに 『病気が治って当たり前』 と思って受診していませんか?
お医者さんが力を尽くしてくださったことに対して感謝の気持ちを伝えましょう。
感謝の輪が地域全体に広がっていくことを願っています。

お医者さんの心を折らないように、私たちができることを一人ひとりが
実践していくことが大切なのではないでしょうか。

      ◆  ◆  ◆

私たちは、丁寧に診察してくださるお医者さんから 『安心』 を、
看護師さんの笑顔から 『元気』 をいただきました。

大切な医療がなくなってしまう前に現状を知り考えることが大切です。

私たちができること・・・

それは黙っていては伝わらない 『感謝の気持ち』 を
声にして届ける事ではないかと思います。
安心して暮らせる地域づくりのために、一緒に考えてみませんか。

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『危篤状態』 から奇跡の生還をするためには様々な苦労があろう。

こういう方々が居てくれるとありがたい。

心に響く・・・。

医師が立ち去り、地域医療が崩壊してから声をあげたのでは
遅いのです。そうならないように全力を尽くす以外にありません。
丹波の医療を守るために何ができるのかを一緒に考えてみませんか?






今回は、『別腹=べつばら』 について、である。

『別腹』 って本当にあるのであろうか?




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『甘い物は別腹』 っていうけど、別腹は本当にあるの?



↓答えはクリック。

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『別腹』 はもともとあるものではなく、頑張って 『作っている』 のである。
満腹になった後の 『別腹』 は 『食べすぎ』 ・・・・。




食べられる量は胃のサイズで決まる!?

胃の大きさには個人差があり、サイズによって食べられる量も変わってきます。
しかし、胃袋はある程度の大きさまで広がるので、小食の人が 『おなかいっぱい』
と感じたからといって、胃が満タンになっているわけではありません。

『おなかいっぱい』 と感じるためには 『満腹感』 が必要で、これは食べる量だけでなく、
血糖値や各種ホルモンの作用も関係しています。

つまり、食べる量を決めているのは、胃の大きさというより、脳がどれだけ 『食欲』 を強く
感じているかに影響されることが多いといえます。
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                               『Astellas Medical Net』 より


『医師不足』 について、『医師確保で追加対策』 という記事があった。

もちろん、対策などまだまだしてくれてはいない。



その他の、『医師不足』 の記事についても、参考にして欲しい。

『医師不足』については、
 医師不足①
 日本の医療が崩壊する?!
 地方医療の崩壊
 医療クライシス:忍び寄る崩壊の足音②
 医師不足 4万人
 東十条病院:来月末で全科休止


その他、次の記事なども参照。
 時間外救急:埼玉医大の特別徴収
 埼玉医大:時間外軽症患者負担増


お産の場所が消えゆく状況については、
 医療機関整備で県外派遣産科医の撤収へ
 産科医不足、大阪の都市部でも深刻
 分娩取り扱い終了のご案内 オーク住吉産婦人科
 『お産ピンチ』 首都圏でも 
 妊婦搬送遅れ1千件超
 産める病院が1年半で1割減

などを、参照して頂きたい。





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医師確保で追加対策
                            産経新聞 2008.1.19
      http://sankei.jp.msn.com/life/body/080119/bdy0801191847002-n1.htm

舛添要一厚生労働相は19日、視察先の長野県飯田市で記者会見し、地方の医師不足について
『緊急事態宣言をしないといけないような状況だ。
首相と相談し、追加施策を早急に取りまとめたい』

と述べ、新たな医師確保対策を検討する考え を表明した。

その上で 『特に産科医はどの地域に行っても深刻な問題だ』 として、優先的に確保
に努める必要があると指摘した。

新人医師が研修先を選べるようになった事が地方の医師不足を招いた
として、臨床研修制度の見直しを求める声があることについては
『大事な命を全部、見習いに預けていいのか』
と否定的な見方を示した。

政府は昨年5月、国による医師の緊急派遣 などを柱とする緊急医師確保対策を
決定している。

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『緊急事態宣言』 というものが何かよく解らないが、まだ宣言してなかったのであろうか?

こんだけ深刻化しているのに、まだ 『新たな医師確保対策を検討する』 段階では厳しい。

『国による医師の緊急派遣』 なんて対策のうちに入らない。

焼け石に水である。


しかも、その地方の 『医師不足』 の一つの理由の研修医制度も理解していなければ、
『大事な命を全部、見習いに預けていいのか』 なんていう発言・・・。

舛添要一厚生労働相は 『見習い』 というが、殆どの救命センター・救急外来で一番働いて、
一番診察していて、一番戦力として大きいのは、その 『見習い』 であるのに・・・。

もちろん、『見習い』 なんて事はなく、充分な戦力である。

研修医の先生無しに病院業務は廻らない。

そもそも、それがおかしいというべきなのかも知れないが、研修医の先生が来なくなる事で
業務が過大になって辞める医師も居る、潰れる病院もたくさんあるのである。

大学病院に研修医が来ない事で関連病院から医師を呼び戻し、関連病院から 『撤退』 
する病院も多い。

産科、救急ばかり言われているが、小児科ももちろん、どこの科でも 『崩壊』 は着実に、
深刻に、進んでいる。

完全なる 『医療崩壊』 までカウントダウン中である。






インフルエンザが流行中である。

今回は、インフルエンザと 『タミフル』 『リレンザ』 についての簡単なまとめ、である。



インフルエンザの情報については、

 『インフルエンザ』 
 『インフルエンザ 感染の予防』  


インフルエンザ治療薬 『タミフル』 については、

 『インフルエンザ治療薬 タミフルについて』
 『タミフル:インフルエンザの季節控え、多用ご注意』 
 『タミフルと異常言動』  
 『14歳男子 タミフル服用せず飛び降り』
 『タミフル服用10歳未満でも異常23件』
 『タミフルで異常行動、インフルエンザ無関係』 
 タミフル:異常行動との因果関係 決着つかないまま


その他のインフルエンザ関連の記事では、

 『インフルエンザ治療薬 リレンザについて』
 『乳幼児のインフルエンザワクチン』
 『リレンザと異常行動』           など参照。




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インフルエンザは 『カゼ』 の1種であるが、全身症状が強い。

高齢者、呼吸器・循環器などに慢性疾患を持つ患者さん、免疫機能が低下している患者さんでは、
原疾患の増悪とともに、呼吸器に二次的な細菌感染症を起こしやすくなる事が知られており、
入院や死亡の危険が増加する。

小児では、中耳炎の合併、熱性痙攣、気管支喘息発作を誘発する事もある。

確かに要注意なウイルスではあるが、健康な成人・こどもの場合は、基本的に 安静 で
乗り切れる。

もちろん、脱水、細菌の混合感染などには注意しないといけないが。

全身症状が強くてグッタリ、基礎疾患があるなどの場合は、抗インフルエンザ薬の適応となる。

抗インフルエンザ薬には、内服薬の 『タミフル』 と 吸入薬の 『リレンザ』 があり、
『リレンザ』 は 5歳以上 の適応がある。

『タミフル』 は異常行動の危険があり、10代の使用は原則控える 事になっている。

当初の動物実験結果より 1歳未満も安全性が認められていない
(最近実験結果が誤っていた事が発表されたが適応については今の所そのままとなっている)

『タミフル』 が異常行動を起こすかどうかははっきりしていないが、インフルエンザ感染単独で
異常行動を起こす事が知られており、『タミフル』 が異常行動を後押しする可能性は否定出来ない。

『リレンザ』 での異常行動の報告もあるが、吸入薬であり、理論的には 『タミフル』 より
全身性の副作用は少ない可能性はある。

しかし、処方数が増えれば、『リレンザ』 も異常行動の報告は増えるであろう。
(タミフルは延べ3600万人もに処方されている)


実際問題、抗インフルエンザ薬は、使用のメリットがあると考えられる場合に限り、
使用する方が良い。

そもそも、 『タミフル』 の有効性が低いと考えられているのは、
発症してから48時間以上経っている場合インフルエンザB型
などであり、『リレンザ』 は 『タミフル』 よりインフルエンザB型にも効くとされる。

『リレンザ』 は しっかり吸入出来るか も問題となる。

基礎疾患のない健康なこども、全身状態が良好な場合 は、
抗インフルエンザ薬を使用するメリットは低い。

ただし、全身状態の評価というのは、主観が入るため、かなり難しい。


まとめると、

・インフルエンザは抗インフルエンザ薬無しでも大抵は治る病気である。
グッタリする、全身症状が強い時に 抗インフルエンザ薬の使用を考える。
10代にはリレンザが無難、5歳以上でしっかり吸入出来れば使用を考える。
・異常行動は薬の使用の有無に関わらず要注意である。脳症にも注意である。




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