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今回は、アトピー性皮膚炎のこどもが入浴時に注意すること、についてである。
以前書いた記事の内容を少し変更した。


アトピー性皮膚炎については様々な記事を書いているので、参考にして欲しい。

 『アレルギー アトピー 目次』 参照。

 おすすめは、『保湿剤の塗り方①②』『ステロイド軟膏の使い方』 である。




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アトピー性皮膚炎のこどもにとって、入浴は重要 である。

ドライスキンの改善 と 皮膚の清潔 が望めるためである。



アトピー性皮膚炎のこどもが入浴時に注意すること


 ・石鹸を使って、皮脂膜に紛れ込んだ汗や汚れを洗い落とすが、
  強く擦ってはいけない。

 ・石鹸やシャンプーは洗浄力の強過ぎるものを避け、低刺激のものにする。
  ただし、皮膚表面の汚れが落ちない場合は普通の石鹸を用いても良い。

 ・ナイロンタオルの使用は避け、木綿の柔らかいタオルを用いる。

 ・湿疹の部位は 石鹸を泡立てて手で優しく洗う ようにすると良い。

 ・石鹸やシャンプーをつけた後はよく洗い流す事が大切である。

 ・お湯の温度が熱過ぎると痒みがひどくなるため、40℃程度のぬるめの方が
  良い。乳幼児は大人よりも湯の温度を 高いと感じる ため、
  大人がぬるいと感じる温度で良い。

 ・長湯や頻回の入浴 は、角質細胞間物質や天然保湿因子が
  流れ出てしまうので避ける方が良い。

 ・垢すりのように角層まで落とす必要は無い。

 ・入浴剤は保湿作用を持つものが勧められるが、硫黄分を含む入浴剤は
  皮膚を乾燥させ、角層剥離作用があるため避ける方が良い。

 ・体を拭く時は肌に刺激を与えないよう、柔らかい木綿のタオルで
  擦らずに 押さえるように拭く

 ・入浴後、まだ皮膚の角層に 水分が残っているうちに 保湿剤を塗って
  水分を閉じ込めるようにする。

 ・入浴後、必要に応じて、適切な塗り薬を塗布する。



保湿効果のある入浴剤も有効であるが、刺激の強いもの、痒みを増すもの、
湿疹の赤みが増すようなものは、避ける必要がある。


温泉についても、様々な効能、リラックス効果、などが期待される。
精神的な安定は、成人のアトピー性皮膚炎には効果がある可能性がある。

入浴剤と同様、刺激が強いもの、痒みを増すものは避ける必要がある。




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今回は、『喘息発作』 についてである。

喘息発作は、夜間に起きやすい

 『喘息 発作の程度の判定』 も参照。


それ以外にも、喘息については様々な記事を書いているので、参考にして欲しい。

 『アレルギー 喘息 目次』 参照。




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喘息発作は夜起きやすい

喘息発作は、夜間起きる事が多い。
9割程 の発作が夜間に起こっているという報告もある。

早朝にみられる喘息発作は、
『モーニングディップ morning dipping(朝の落ち込み)』
と言われる。

起床時のピークフロー(最大呼気流量)値が最高値と比べて20%も落ち込む場合もある。

ピークフローは喘息の患者さんだけでなく、健常の人でも日内変動を示し、
午前4時頃で最少となり、午後4時頃には最大となる。



発作が夜中・朝方に起こりやすい理由


自律神経の作用
自律神経には、『交感神経』 と 『副交感神経』 の2つがある。
『交感神経』 は主に起きている時・緊張している時に働き、
『副交感神経』 は寝ている時・リラックスしている時に働いている。

交感神経は心臓の拍動を増加させたり、血管を縮めたり、気管支を広げたり、
して、体を戦闘体制に持ち込む。

気管支が狭くなったら、呼吸が苦しくて、戦えない。

夜になると、副交感神経が主に作用するため、気管支が収縮しやすく、
喘息発作の起きやすい状態になる。


アレルゲンの増加
喘息発作の引き金として、ハウスダスト・ダニなどがあげられる。

ダニは、布団に多数含まれていて、布団に横になる事で、ダニに接触する。

昼間は空気中に舞い上がっているハウスダストが、夜間は静かになって、
下に落ちてくる・布団にくっつく、などしてしまう。

夜間、横になっている時間は長く、ダニ・ハウスダストに影響され易い。


温度の変化
気管支は急激に温度が低下すると収縮しやすく、喘息発作を起こしやすくなる。

夜と比較して明け方は5-6℃温度が下がる事が多い。
特に朝4時から5時にかけては急激に気温が低下する。

5℃の気温の変化は、喘息発作の引き金になる。


分泌物の貯留
生理的に気管支から分泌物を出しているが、夜間は寝ているために
気管支に溜まって、喘息発作の引き金になる。


その他の変化
夜間はコルチゾール(ステロイドホルモン)の低下、ヒスタミン分泌亢進、
などにより、喘息発作が起き易くなる。



夜だけ咳が出る事は、喘息の可能性を考える必要がある。

日中は発作が自然に改善する事も多く、昼間の病院での診察時には、
『喘鳴が認められない』 という事も多い。




今回も、『医療問題』 の記事である。

『医師不足』 『産科医不足』 『小児科不足』 『お産難民』 などの
記事を書いてきたが、今回は、医師の 『労働条件』 についてである。

 『病院勤務医の過酷さ』 『当直について』 も参照

他の記事については、『医療問題について 目次』 参照して頂きたい。



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医療クライシス:忍び寄る崩壊の足音/2
過労死基準超える残業

                                       毎日新聞 2007.1.24
    http://www.mainichi-msn.co.jp/kurashi/kenko/archive/news/2007/01/20070124ddm002100022000c.html


◇『次世代が増えないと限界』

横浜市立大母子医療センターの産科主任、奥田美加医師(40)は、
夕方過ぎに病院から自宅へ電話を入れるのが日課だ。
小学1年生の長男(7)からは、決まって同じことを聞かれる。
『ねえ、今日帰ってくるの?』

月7-8回当直し、連続36時間勤務や土日の呼び出しは当たり前
自宅で食事中に呼び出され、泣きそうな顔の長男を残して出勤することも
しばしばだ。予定外の手術も多く、学会発表の準備などもある。
勤務時間は 週75時間以上 に達する。

奥田さんは 『何とかやれているのが本当に不思議。
次世代が増えてくれないともう限界』 と話す。
しかし、産科は研修医から敬遠 されている。
神奈川県で06年春に初期研修を終えた600人のうち、
産婦人科医を選んだのは 10人 だった。

厚生労働省の 『医師の需給に関する検討会』 の調査では、
医師は 平均で週に63.3時間 働いている。
平均的な医師でも月90時間以上は時間外労働 をしており、
同省の 過労死認定基準 が目安とする 『月80時間の時間外労働』
を超えている。

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『医者なんてろくな職業じゃない』。
小児科医を目指し、神奈川県の病院で研修医生活を送る千葉智子さん(25)は
高校3年だった99年春、小児科医の父、中原利郎さんから医師への道を猛反対された。

その夏、『父は過度のストレスを感じている』 との心配が的中してしまう。
白衣姿で勤務先の病院の屋上から飛び降り自殺した。44歳だった。

自殺の半年前、小児科部長代理になった。責任が重くなる一方、
退職や転職で半減した医師の補充もなく、当直日数が増えた。
遺書には 『経済大国の首都で行われるあまりに貧弱な小児医療。
医師を続ける気力も体力もありません』 とあった。

智子さんは、医師の労働条件を整備しようと、厚労省の医系技官を目指した。
しかし、小児科の講義で 『小児には発達があり未来があり、
病気が治る可能性がある』
 と聞き、
父の思いの原点を感じて心が動いた。父親に認めてもらえるような医師が目標だ。

労災認定を求めて薬剤師の妻、のり子さん(50)が起こした行政訴訟の判決が3月、
東京地裁である。のり子さんは、
『夫のような悲劇が二度と起きない医療現場になって欲しい』 と訴える。


一方、大阪高裁では2月、看護師の過労死認定を巡る訴訟の控訴審判決が
言い渡される。

原告は、01年3月にくも膜下出血で亡くなった国立循環器病センターの看護師、
村上優子さん(当時25歳)の遺族。当時、村上さんが友人に送ったメールには
『日勤が忙しくて、帰ったのは22時前でした。寝る時間がほとんどなくって
そのまま深夜(勤務)に突入。もう始まったときからふらふらでした』 とあった。

1審判決は遺族側全面敗訴だったが、裁判を支援する会の仲村幸治事務局長は
『看護師の職場環境は劣悪。村上さんの例は氷山の一角だ』 と訴える。


05年秋の米国医師会雑誌に、過労による医師の能力低下を調べた論文が掲載された。
週80-90時間働き、夜間の呼び出しもある小児科研修医の注意力などの能力は、
週44時間勤務の小児科研修医が 飲酒した状態 と同じ程度
に落ちていた。

医師不足による過労は、患者の安全も脅かしている。  =つづく

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『ねえ、今日帰ってくるの?』

胸が苦しくなる・・・。

自分も子供と妻にこういう思いをさせた覚えがある・・・。


『月7-8回当直し、連続36時間勤務や土日の呼び出しは当たり前』

『月7-8回』 の当直は、かなりキツイ。

当直の次の日も外来、手術、緊急の呼び出しがある。

『連続36時間勤務』 なんて、他の職種では無いのではないか?

休日もない・・・。


頼みの 『次世代』 も増えない。

勤務の過酷さ・訴訟の報道などが、成り手を更に少なくしている。


『平均的な医師でも月90時間以上は時間外労働 をしており、
過労死認定基準が目安とする 『月80時間の時間外労働』 を超えている』


平均で過労死が認定される基準を超えているのであるから、
医者が過労死しても、何の疑問もない 世の中なのである。


医療問題とは関係ないが、『小児には発達があり未来があり』
と言葉は、小児科医である自分も共感出来る。

こどもの可能性の偉大さ、強さに惹かれる人は多い。


そういう想いで小児科医になっても、労働条件がきつ過ぎて、
こどもとまともに向き合う時間も無く、飲酒した状態 のような状態で
勤務している医者が多いのは、悲しい事である。


まさに、患者の安全も脅かしている



 


喘息治療は、長期に渡る事が多く、患者さんがいかに薬をしっかり飲んでくれるか、
という事が重要になる。

薬の副作用が心配、こどもが薬を嫌いになった、面倒になった、
もう良いだろう、など薬を止めてしまう理由は様々である。

 『喘息 薬の副作用が心配』 も参照。

今回は、『喘息治療』 と 『アドヒアランス』 についてである。

『アドヒアランス』 については、『コンプライアンス』 と 『アドヒアランス』
を参照して頂きたい。



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喘息治療においても、副作用の不安、症状改善により長期管理への意欲低下、
などにより、怠薬したり、自己判断で治療を中断するという事が懸念される。

そのため、患者さん自身が 病態を理解 し、治療の 必要性を感じて 、
積極的に取り組む 『アドヒアランス』 が求められる。


アドヒアランス向上のためには、

・病態・治療の必要性に対する理解
・年齢に合わせたモチベーション維持の方法
・患者さんと医師との信頼関係の確立

などが必要となる。


病態・治療の必要性に対する理解
『喘息とは』 も参考にして欲しいが、喘息は気道の慢性炎症であり、
治療を一定期間継続する必要がある事を理解してもらう。

その治療は、発作を回避 するために、症状の無い時にも
継続して実行する事が重要である。


患者さん教育のポイントは、

・喘息は気道の慢性炎症である。
・症状が無くても、炎症が続いている。
・炎症を取るために、発作が無い時も薬が必要である。
・きちんと服薬する事で、結果的に治療期間が短く済む。
・怠薬のある患者さんには、喘息死があることも話す。

以上の事を解り易く説明する。

喘息症状の安定=喘息の治癒 ではない。


年齢に合わせたモチベーション維持の方法
そのこどもが好む剤型は?、吸入か内服か?、服薬回数を少しでも減らす、
などを考慮する。
幼少児の場合、服薬出来たらシールを貼るなどのご褒美を考える。


患者さんと医師との信頼関係の確立
何より、これが一番重要である。
『調子はどうですか?』 だけしか聞かない医師は辞めた方が良い。
相性もあり、なかなか信頼出来るかかりつけ医は居ないかも知れない。

 『かかりつけ小児科の勧め』 も参照。


患者さん自身、親御さんも積極的に治療に参加して欲しい。






以前は患者さんが薬をしっかり飲んでいるかどうかについて、
『コンプライアンス』 という言葉を使っていた。

しかし、近年、『アドヒアランス』 という言葉に変ってきている。

今回は、『コンプライアンス』 と 『アドヒアランス』 についてである。



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まずは、『コンプライアンス』 と 『アドヒアランス』 の辞書的な意味である。


コンプライアンス compliance
1.(命令、申し出・要求などに)従うこと、黙従、屈服。
2.素直さ、従順。
3.応諾、承認。
4.協力;服従。



アドヒアランス adherence
1.密着、粘着、執着、固執、固守、愛着、支持。
2.粘着性、粘着力。



医療関係的な解釈では、

コンプライアンス
 服薬に関して、患者さんがキチンと薬を飲むかどうかについて使われる。
『服薬遵守』 と訳され、『コンプライアンスが良い』、
『コンプライアンスが悪い』 と表現される。



アドヒアランス
指示されたことに忠実に従うというより、患者が主体となって、
『自分自身の医療に自分で責任を持って治療法を守る』
という考え方である。

患者さん自身が病態を理解し、治療の必要性を感じて、
積極的に取り組むのが 『アドヒアランス』 である。

特に、生活習慣病の治療などの長期に渡って服薬の必要があり、
患者さんの主体的な意識が重要な分野で、この考え方が強調されるように
なってきている。

WHO(世界保健機構)でも、2001年にアドヒアランスに関する会議を開き、
『コンプライアンスではなくアドヒアランスという考え方を推進する』
という方向性を示している。



『コンプライアンス=服薬遵守』 という概念は、
『医療従事者の指示に、患者さんがどの程度 従っている のか』
という視点での評価がされている。

その判断の基準は、あくまでも医療従事者の側にあり、
指示通り服薬出来ない患者さんについては、患者さん側の問題として判断され、
『服薬遵守』 を高めるために、患者さんを説得するという行為が行われる。

しかし、non compliance(服薬非遵守)は、当然、全ての要因が
患者さん側にある訳ではなく、医療関係者と患者さんとの信頼関係の不足
(患者さん情報の収集不足、患者さんの生活習慣に対する無理解、
服用困難な処方・剤形の選択、事前の十分な服用意義の説明不足、等)
という事も多い。

これらの患者さんにおいて、服薬率を高めるためには、
『医療従事者の指示をいかに守らせるか』 だけではなく、
薬剤・患者さん・医療関係者側のそれぞれの因子を総合的に考え、
『患者さんが参加し、実行可能な薬物療法を計画、実行』 する事が
必要である。


つまり、『アドヒアランス』 は、医師が信頼関係の上に情報を提供し、
出来るだけ患者さん自身の理解を深めて、患者さん自身の決定を尊重する、
という今の医療事情にあった語である。

 




ニュースJAPAN 1月17日放送で、今話題の 『不二家』 についての驚愕の
ニュースがあったようである。



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不二家期限切れ原料使用問題 1月5日にも期限切れ原料使用
『3秒ルール』 証言も
  

FNN フジニュースネットワーク
http://www.fnn-news.com/headlines/CONN00103761.html

大手洋菓子メーカー 『不二家』 でずさんな品質管理が明らかになった問題で、
1月に入っても、期限切れの生クリームを使用していたことが新たにわかった。

さらに 『落ちて3秒以内に元に戻せばOK』 という驚がくの実態も、
内部証言から明らかになった。

不二家社長の辞任表明から一夜が明け、ずさんな管理体制を裏づける
新たな証言が出た。

埼玉工場や野木工場から運ばれてくる商品を仕分けするパート従業員は、
『汚いですよ。制服というか作業着というか、そういうのは
『いつ洗ってるの?』 っていう感じです』 と、
不衛生な商品管理の実態を訴えた。

さらに、このパート従業員は、『 『落ちて3秒以内に元に戻せばOK』と。
そういうのは、店に配送されたらまずいんじゃないのっていう感じのことを聞いても、
『大丈夫、大丈夫』 って済んじゃいますしね。え! いいの?
こんなの売っちゃっていいの? って思いましたよ』 と話した。

街の人からは 『消費者をなめてるんじゃない』、
『甘く考えてますよね。あれだけ大きな雪印の問題があったのに』
といった批判の声が聞かれた。

これまで不二家は、2006年11月に問題を把握し、危機管理体制を強化
したとしていた。

しかし 1月5日にも 、埼玉工場で期限切れの生クリームを使ったショートケーキを
製造・出荷していたことなどを16日夜、明らかにした。

その埼玉工場の工場長は、経過と再発防止策をまとめた報告書を保健所に提出し、
期限切れの牛乳を使用したことを知りながら、本社に報告しなかったことを
明らかにした。

埼玉工場の工場長は『やはりコストを意識するというのは、
ある一方であります。食品の安心・安全、そういった部分のウエートが、
若干下がったのではないかと』 と話した。

次々と明るみに出る組織ぐるみのずさんな管理体制。

パート従業員は 『自分の口に入らないから、別にいいや的なことを見てると、
お金は出して買いたくないし、二度と買いたくない』 と話した。

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3秒ルール・・・



幼稚園児?


いまどきでは、幼稚園児でも、落としたものは食べない子が少なくない
とも思うが・・・。



もはや、感心してしまった。


汚い環境、事態を把握した後の再犯、などもあり、自分達はおかしいと
思ってないとしか思えない。




ちなみに、『3秒ルール』 であるが、落とす食べ物と床の状態で、
食べれるかどうか決まると思う。

ベタベタするものは落とした瞬間に 『アウト』 である。

それを救う方法は、洗うしかない。例えば、飴ならいける。


床の状態は、ばい菌以上に、ホコリ・泥などが気になる所である。

汚い所では、一瞬で 『アウト』 である。

泥がついたら食べられない。


『3秒』 ってのは結構長い。

『3秒』 で大丈夫であるのなら、『10秒』 でも大丈夫であろう。



結局、『3秒ルール』 は、食べる本人のみが容認してよいルールである。






今年最初の、『医療問題』 の記事である。

『医師不足』 『産科医不足』 『小児科不足』 『お産難民』 などの
現状を伝える事は、昨年の大きなテーマの一つであった。

力不足で全然広められなかった・・・。

自分に出来る事は、それでも、少しずつでも、皆の認識をあげてもらうよう、
努力するしかない・・・。

しつこいが、今年も書いていくつもりである。

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お産SOS 東北の現場から  河北新報社

プロローグ
(上)崩壊の瀬戸際/減る産科医 忙殺の連鎖    2007.1.14
http://blog.kahoku.co.jp/osansos/2007/01/post_3.html#more

『安心して産みたい』。妊産婦の叫びが聞こえる。
東北各地で産婦人科を閉じる病院が相次ぐ。
出生数がわずかながらも上向き、少子化にかすかな明かりが差す一方で、
肝心の産む場が地域の中でなくなっている。
『お産過疎』 の進行は、全国的にも東北が特に深刻だ。
医師不足、過酷な勤務、訴訟リスク・・・。
産科医療を取り巻く厳しさは、都市も郡部も、大病院も開業医も変わりはない。
さまよう妊産婦、悪条件の中で踏ん張る医師。
東北に交錯する 『SOS』 の発信地をたどり、窮状打開の道を探る。

『5日と2時間』
通知書類には直前の9カ月半に取ったわずかな休日数が記されていた。

東北の公立病院に勤めていた産婦人科医。
2004年、過労死の認定を受けた。亡くなったのは01年暮れ。
自ら命を絶った。53歳だった。
『僕が地域のお産を支えているんだよ』
家族に誇らしげに語っていた。

亡くなる半年前、医師5人だった産婦人科で1人が辞めた。後任は見つからない。
帰宅は連日、夜の10時すぎ。昼食のおにぎりに手を付けられない日が増えた。

床に就いても電話が鳴る。『急変した。診てもらえないか』。
地元の開業医や近隣の病院からだった。『患者さんのためだから』
嫌な顔一つせず、職場へ舞い戻った。

心身の負担は限界に達しつつあった。ようやく取った遅い夏休み。
1人の患者が亡くなった。『自分がいたら、助けられたかもしれない』。
食は細り、笑顔も消えた。

『つらいなら、辞めても良いよ』。見かねた妻が言った。
『自分しか出来ない手術がずっと先まではいっている』。
そんな責任感の強い医師が死の前日、同僚に漏らした。

『もう頑張れない』

家族あてとは別に、『市民の皆様へ』 という遺書もあった。
お別れの言葉をしたためていた。
『仕事が大好きで、仕事に生きた人だった。そんな人が頑張りきれない
ところまで追いつめられた』。妻は先立った夫の心中をこう思いやる。

本年度、東北の6大学医学部・医大で産婦人科医局の新人はたった 8人
東北大と弘前大は1人もいない。学生が産婦人科医になりたがらない。

この10年で全国の医師は約4万人増えた。
それなのに、産婦人科医は 約900人減った
24時間、365日の激務。母子2人の命を守るプレッシャーがのしかかる。

出産をめぐるトラブルや 訴訟の多さ も、なり手をためらわせる。

06年2月には福島県立大野病院の医師が、帝王切開手術で妊婦を失血死させた
として逮捕された。医師1人体制で、年間約200件の出産を扱っていた。

会津若松市の病院で働く産婦人科医曽我賢次さん(57)は言う。
『限られた体制で命を救おうとした医師が結果を問われ、
刑事罰まで受けるのでは、産科のなり手は減るばかりだ』
10年前から、曽我さんはお産の扱いをやめた。今は内科と婦人科で働く。
きっかけは 後輩の突然死
『熱心で優秀な医師だった。夜中に呼び出され、病院へ向かおうとして
倒れたと聞いた。やりがいだけで長く続けられる仕事ではない』。
大学の同期5人のうち3人は内科などに移った。

鉄の街として栄えた釜石市。04年、釜石市民病院はお産をやめた。
隣の遠野市の岩手県立遠野病院は5年前から休診中。分娩を扱う開業医はいない。

地域でお産ができるのは県立釜石病院だけ。
『1時間以上かけ、市外から山道を越えてくる妊婦さんも多い』。
産婦人科の医師小笠原敏浩さん(46)は言う。

04年春、医師は1人から2人になった。もっと忙しくなった。
それ以上に患者が殺到したからだ。入院患者は以前に比べて倍増した。
出産は本年度、約500件に達する見通し。
2人が手術に掛かりきりのとき、診察室は空っぽになる。

分娩の数を制限すれば楽にはなるが、
『行き場を失う人は出したくない』 と小笠原さん。
『産婦人科は大変なだけじゃない。面白さを若手に伝えるのも、僕の使命』

生命の誕生に立ち会う喜びと誇り。
重圧と真正面から向き合う医師たちが今、
瀬戸際で踏みとどまっている

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これが現実である。

記事を読んで泣きそうになった・・・。


責任感により、自分の生活を犠牲にして、患者さんを守ろうとする医者で
今の医療は成り立っている。

これを変えていかない事には何も解決しない。


年間、医者の自殺は 90人・・・。


少しでも改善されることを祈る。



『医師不足』については、
 医師不足①
 医師不足②
 日本の医療が崩壊する?!
 医師の偏りまざまざ 東北不足深刻


『産科医不足』 については、
 『全国の8割 『産科医不足』 小児科、へき地医療も深刻』 
 『産婦人科医希望2割減』 


お産の場所が消えゆく状況については、
 『医療機関整備で県外派遣産科医の撤収へ』      
 『産科医不足、大阪の都市部でも深刻』
 『分娩取り扱い終了のご案内 オーク住吉産婦人科』
 『奈良・大淀病院、分娩対応中止へ』
 『お産ピンチ』 首都圏でも 


『奈良の妊婦死亡問題』 については、
 地方医療の崩壊
 『奈良の妊婦死亡問題』に対する個人的な意見』
 『奈良の妊婦死亡問題』 から
 『奈良の妊婦死亡問題』 についてのコラム①
 『奈良の妊婦死亡問題』 についてのコラム②

などを、参照して頂きたい。





今回は、今シーズンのインフルエンザの近況についてである。

2007.1.17日現在、大阪、山口、熊本、三重、などで、学級閉鎖が出た、
と相次いで報道されている。


国立感染症研究所 感染症情報センター
http://idsc.nih.go.jp/disease/influenza/inf-keiho/index.html

2007.1.1-1.7の報告が最も新しく、2007.1.16に更新されている。

inhuru2

⇒2007.1.1-1.7時点では、まだ全国的に流行という感じではない。



MLインフルエンザ流行前線情報DB
http://ml-flu.children.jp/

2007.1.11-1.17で1.17更新分である。
有志で自主的に報告して作製されているが、最も情報が早く、
現在の状況を最も反映していると考えられている。

inhuru1

⇒2007.1.11-1.17分では、報告が増加し、全国的に流行の兆しが見える。


inhuru4

⇒増加傾向を示し、流行の兆しが見える。


大分遅くなったが、そろそろ、インフルエンザシーズンに突入すると思われる。


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インフルエンザの情報については、

 『インフルエンザ』 
 『インフルエンザ 感染の予防』  


インフルエンザ治療薬 『タミフル』 については、

 『インフルエンザ治療薬 タミフルについて』
 『タミフル:インフルエンザの季節控え、多用ご注意』 
 『タミフルと異常言動』         


その他のインフルエンザ関連の記事では、

 『インフルエンザ治療薬 リレンザについて』
 『乳幼児のインフルエンザワクチン』        など参照。




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小さいこどもの質問が難しい事は、以前に書いた。

 『こどもの質問』 参照。

大人にとって、『当たり前』 って思っている事をこどもに説明する事も
かなり難しい。

『右』 って何?

これは、なかなか難しい説明である。

今回は、『右』 についてである。



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『右』 とは

『右』 という言葉の定義を考える。

『右』 という言葉を全く知らないこどもにでも、誰にでも、ちゃんと
解るように、である。


考えてみると、『右』 の説明は難しい。


例えば、幼児が向かい合っているとする。


『右から車が来るよ』


『そっちは左だよ』


『右だよ。お箸持つ方だもん』


『違うよ。お茶碗持つ方から来てるもん』


『違うよ』


互いに向きが逆だと、『右』 の向きは逆になる。



ところで、よく言う 『お箸を持つほう』 という説明は無理がある。

まず、左利きの人には通用しない。

それに、『箸を使ってご飯を食べる』 という日本人向けの説明である。


右手を出して 『こっちの方』 という事は出来るが、対面していないと
どちらか解らない。

電話で説明は出来ない。


辞書にはどう書いてあるか?


みぎ[右] 南を向いた時、西にあたる方。⇔左。


なかなか良い説明である。

しかし、こどもには、『南』 『西』 が解らない。


辞書では、

みなみ[南] 四方の一つ。真昼に太陽のある方。
 にし[西]  四方の一つ。日の沈む方角。

これも、『北半球』 を基準にしており、『南半球』 では異なる。

ここで、『北』 が出てきてしまった・・・。


では、『宇宙空間』 では?

宇宙でも、当然、『右』 はある。

こうなると、もうどうにもならない。







1ヵ月健診で聞かれる事が多い質問が幾つかある。

『赤ちゃんの頭の変形』 について、めやにについて、湿疹について、などが多い。

今回は、結構多い質問 『赤ちゃんの嘔吐』 について、である。



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赤ちゃんは、食道と胃のつなぎ目の締まりが緩く
胃の機能も未熟 なため、また、ミルクを飲む際に一緒に 空気 も飲み込むため、
『溢乳』 (いつにゅう)といって、口の端からタラタラとミルクが流れ出たり、
ゲップと共に勢いよく吐いたりする事がある。

これらの多くは 生理的 なもので、成長とともに改善していく。

吐いた後に 機嫌が良く、発熱など他の症状がなければ、問題の無い事が多いが、
元気がなく、ぐったりしていたり、頻回に吐いて水分が摂れない時は、注意が必要である。

赤ちゃんは 容易に脱水 に陥るためである。

 『嘔吐・下痢時の対処法について』『こどもの脱水について』 も参照。
 ただし、これは主に幼児についての記事である。


当然、赤ちゃんでも胃腸炎にはかかる


グッタリする場合、発熱などを認める場合は、
髄膜炎などの 重症な病気 の可能性があり、小児科にかかる方が良い。

急に嘔吐の回数が増えた場合、噴水状に勢い良く吐き出す場合、嘔吐が続く場合、
血液・緑色のものを吐いたりする場合、なども、放っておけない 外科的な病気 
の可能性があり、すぐに病院にかかる方が良い。


また、乳児で突然激しく泣いて嘔吐するものに 『腸重積症』 という病気もある。

 『腸重積について』 参照。


空気を飲み易い赤ちゃんの場合は、途中で何回かゲップをさせながら哺乳する、
飲み終わった後ですぐに寝かさず、しばらく立て抱きにする、
上半身を起こし気味にして寝かせる
右側を下にして寝かせる
などによって嘔吐の回数が減少する。

胃から食道への 軽度の逆流は殆どの赤ちゃんにある が、
上半身を起こし気味にして寝かせる、右側を下にして寝かせる、
事で、逆流もしにくくなって、溢乳も減る。

『右を下にして寝かせる』 のは、体の右側に 胃の出口 があるためである。

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右側を下にする事で、胃の出口にミルク、入り口に空気、となり、
ミルクの腸への流れがスムーズになる、空気が戻る時にミルクを道連れにしなくなる、
などとなるためである。

胃から食道へのミルクの逆流(胃食道逆流)・溢乳も程度を超えると異常である。

その目安は、体重が増えているかどうか、である。

体重が良く増えていれば、必要な1日分のカロリーは取れているため、問題無い事が多い。

生理的な胃食道逆流は大きくなるに連れて、改善する。


1回に哺乳する量が多すぎる場合もある。

この場合も、体重増加は良好であれば、そのままもペースで様子を見て良いが、
改善が悪い時・気になる時は、1回量を減らし、少量ずつ頻回に
ミルクを飲む事で嘔吐は減る。


生まれて数日以内の嘔吐は、『初期嘔吐、新生児嘔吐』 の事が多く、
分娩時に飲み込んでしまった羊水・血液が胃の刺激になる、
まだ胃腸の働きが十分でないため、などのためである。

嘔吐が頻回の時は、NICUに入院し、点滴となる事もあるが、数日で改善する。


外科的な病気には、『肥厚性幽門狭窄症』、『腸閉塞・腸閉鎖』、『腸捻転』、
などがある。

肥厚性幽門狭窄症は、胃の出口である幽門が周りの筋肉が肥厚する事で
徐々に狭くなる病気で、典型的には生後2-3週頃から始まる、
噴水状の嘔吐が主な症状である。

1日から数日単位で悪くなる 病気である。
突然嘔吐が悪化した時には要注意である。

『腸閉鎖』、『腸捻転』などは、数時間から1日単位 で悪くなる病気である。








1ヵ月健診で聞かれる事が多い質問が幾つかある。

『赤ちゃんの頭が変形しています。大丈夫ですか?治りますか?』

あとは、めやにについて、湿疹について、などである。

今回は、同じ方向ばかり向いて寝ていたために頭が変形してしまう事、
についてである。



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顔の軸がゆがむほどの変形でなければ、
放っておいて大丈夫 である。

赤ちゃんの頭はまだ十分に固まっていないため、柔らかく、頭の位置が
長時間同じ状態でいると下になった部分が扁平になる事はよくある。

親御さんが一生懸命赤ちゃんの頭の位置を変えようと思っても、
赤ちゃんはすぐにもとの同じ頭の位置の体位をとろうとする。

これは扁平になった部分が下になると頭の位置が安定するため、
また、そもそもその方向が好きなためである。

いわゆる 『向き癖』 である。

『向き癖』 の原因ははっきりしていないが、一説には、
赤ちゃんが子宮内にいたときと同じ向きを向きたがるために起こると言われている。

そのため、頭のいびつがさらにひどくなるのではないかと心配になるかも知れないが、
赤ちゃんは日に日に活発になり、体の動きも激しくなるため、
少しずつ自然に頭の位置を変えて寝るようになる。

1歳頃 まではまだ頭の骨も柔らかく、いびつな頭も段々と解らなくなっていく。


どうしても気になるなら、赤ちゃん用の枕を使って少しずつ矯正するのもよい。
ただ、動きが多くなってくると、すぐに枕から落ちてしまう。


また、『あおむけ寝』 にすると絶壁頭になるからと、
『うつぶせ寝』 を勧める人がある。

確かに赤ちゃんの間は絶壁頭にならないかも知れないが、大人になると
結局は前後径の短い日本人らしい頭の恰好になってしまう。

しかも 『うつぶせ寝』 は乳幼児突然死症候群の危険因子と言われているため、
赤ちゃんの頭の恰好を心配して 『うつぶせ寝』 にする事は賛成出来ない。

頭の変形の程度がちょっとひどい赤ちゃんには、枕の位置の指導、
赤ちゃんを寝かせる頭の位置を考えるように指導する。

多少、赤ちゃんは明るい方向や人声のする賑やかな方向を向く癖があるため、
赤ちゃんの向きづらい方向が、明るかったり人声のする方向になるように
枕の位置を選んでもらう。


首筋が硬く なっているか、 のようなしこりがあれば、
小児科・整形外科を受診してもらう。


なお、うつぶせ寝にすると、SIDS(乳幼児突然死症候群)で死亡する
赤ちゃんが増加する事が解っている。

SIDSの原因は明らかでないが、うつぶせに寝る以外に、
人工乳を飲んでいる児、お母さんが たばこ を吸っている場合に、
より多く発生する。

 『こどもとタバコの害①』『こどもとタバコの害②』 も参照。


睡眠の時の 『うつぶせ寝』 と、腹ばいにして赤ちゃんを遊ばせる
『うつぶせ保育』、これらを区別して考える。

うつぶせ保育は、赤ちゃんの首のすわり、寝返り、ハイハイなどの発達を促進させる。

少し嫌がっても1日に数回はうつぶせにしてみる方が良い。
腕の力がついたり、からだを動かす事で食欲増進ともなる。
うつぶせ保育をする時は、下の布団・マットレスがある程度硬くなくてはならず、
フカフカの布団の上では、うつぶせにすると手や膝がもぐって、
頭を持ち上げることが出来ない。
最初は畳の上にバスタオルを敷くぐらいの硬さの上がよい。

SIDSになるといけないと、うつぶせ寝を極端に怖がることはない。
また、仰向け寝でもSIDSが発生する。

寝返りができるようになると、ひとりでにうつぶせ寝になってしまう事があるが、
そのような時期の注意点としては、

 1. 硬いマットレスを使用し、シーツはピーンと張っておく。
 2. 枕や柔らかいタオル、ぬいぐるみなどをベッドの側に置かない。
 3. うつぶせ保育をして、首や腕の力をつけておく。
 4. 赤ちゃんを長時間一人で置かない。

などがある。






今回は、『子供モデル』 の記事である。

街角、デパート、などで、こどもを 『スカウト』 してくる、
ある特定の会社についての事、である。



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子供モデル:スカウトされ5万円負担 仕事は1割
                               毎日新聞 2006.12.31
            http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20061231


東京都豊島区に本社を置く子供モデルエージェンシーが、
『スカウト』 と称して街頭で親子連れに声をかける勧誘活動を
全国的に行っていることが分かった。モデルになる場合、写真撮影費や
プロモート(宣伝)費として 5万円 の負担金を求めている。
同社の社長によると、現在、登録している子供は 約2万人 だが、
モデルの仕事があるのは 約1割 という。
街頭で勧誘する従業員は公共職業安定所などで求人しており、モデル業界内からは、
『逸材を確保するスカウトではなく、金集めが目的の勧誘ではないのか』
と疑問の声が出ている。

同社は、CMや商品広告のポスターやチラシなどに登場する子供モデルを募集。
社長によると、全国25カ所に本社・支社などがある。
登録期間は 1年間 で、これまでに登録した子供の数は延べ 5-6万人 に上り、
『会社の収入の 9割 は新規登録者が支払う 5万円
モデルの仕事があるのは全体の約1割で、約3割がオーディションに参加している。
約7割には声もかからない が、仕事がないことは保護者に説明している』
と話している。

一方で、『スカウト担当の従業員は全国に130人いる』 と話しているが、
モデル事務所でスカウト担当の従業員を大量に抱えるのは 異例

同社の子供モデルの勧誘・登録は、『開発部』 が担当。

登録までの流れは、
①従業員が、ショッピングセンターなどで子供連れの親に声をかけ、
 名前や連絡先を聞く
②後日、電話で面接の案内をし、希望者は面接に参加
③面接合格者には電話連絡し、5万円が指定口座に振り込まれると、
 写真を撮影する
④撮った写真で、同社は300-400人分の顔写真を並べたカタログを製作し、
 登録者に郵送する

というもの。登録の1年間はカタログが到着してからとなる。
社長は 『面接すれば8割が合格』 としている。

約2年前に長男が登録した奈良県内の女性(31)は、
『登録期間中、会社から仕事について連絡はまったくなかった。
会社の住所変更などの知らせがきただけ。まじめにモデルの営業をして
くれたとは思えない』 と振り返る。

業界団体 『日本モデルエージェンシー協会』 に加盟する
同区内のモデル事務所の役員は 『うちの事務所には 400-500人 の
子供モデルが所属しているが、8割に年1回 は仕事がある。
事務所の 収入の9割はモデルの仕事で得る出演料 だ』 と話した。



子供モデル:特定商取法、抵触の疑い
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20061231k0000e040041000c.html


経済産業省消費経済政策課は 『電話で面接の合格を伝えて、登録を勧誘し、
実質的にはカタログ製作費などを負担させているとみなせる場合、
特定商取引法で規制する 『電話勧誘販売』 に該当する可能性が高い』
と指摘する。

同社が登録者側に渡している 『登録規約』 には 『写真撮影後、返金はしない』
と書いてあり、同課は 『クーリング・オフを認めておらず、特定商取引法では、
『登録規約』 の内容は不適切。電話勧誘販売に該当するならカタログと
写真撮影の費用は返金要求出来る』 と話している。



子供モデル:『クレームない』 社長の一問一答
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20061231k0000e040040000c.html


--子供の登録数は。

約2万人。これまでに登録した人数は延べ5-6万人。
モデルの仕事があるのは約1割で、約3割がオーディションを受けている。
約7割は声もかからない が、面接の際に
『それでもよければ入って下さい』 と言っている。
保護者からのクレームはない

--大半に仕事がないのに、『スカウト』 して登録者を増やすのは不自然では。

人数が多いのが信用になっている。100円ショップが商品、在庫がいっぱいあるから
成り立っているのと同じで、言い方は悪いが 『在庫』 が必要。
7割の皆さんには泣いてもらう

--社員数は。

営業担当は全国で25人。スカウトは 約130人
スカウトには パート もいる。

--収入のうち、子供モデルの出演料の占める割合は?

うちの収入の9割は新規登録者が払う5万円。
出演料だけではやっていけない。

--収入の9割は 『スカウト』 することで集めていることになり、
  スカウト自体が事業になっているのではないか。

我が社は 『カタログ製作販売会社』 と考えてくれればいい。
子供の写真を撮ってカタログを作って渡す。それに
『プロモーションがありますよ』 という 付加価値 がちょっと付いている。
スカウトのどこが悪いのか。必ず仕事があるなんて言っていない。

--パートにスカウトさせて、モデルに向くかどうか判断できるのか。

徹底的に、スカウトとして教育している
もしスカウトが 『全員に仕事がある』 なんて強調したら即刻解雇する。

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有名な、『モデルエージェンシー アト○ス・プロモーション』 の事だと思うが、
実態は想像以上であった。


仕事は1割、7割には声もかからず

『カタログ製作販売会社』

では、納得されない親御さんが多いと思う。


現在も 2万人 が登録、過去に5-6万人登録、
面接すれば8割が合格 というのも門が広過ぎる。

2万人の登録費用だけで、10億円 の稼ぎとなっている・・・。


2万人登録していて、300-400人のカタログ・・・。

既におかしい気がする。


スカウトも パート でしていて、教育しているから大丈夫と。

仕事が1割しか来ない会社のスカウトの見る目は大丈夫なのか?


親は多かれ少なかれ 『親ばか』 であり、『自分のこどもは世界一』
と思っていると思うし、そうあって欲しいと思う。

 『親バカ』 と 『バカ親』 も参照。


そういう所に付け込む感じが許し難い。


ちゃんとした 『モデルエージェンシー』 はたくさんある。

是非、そういう所で 『夢』 を追って欲しいものである。







以前、御紹介させて頂いた 『星川小児クリニック』 の山本 淳 先生から、
ありがたいコメントを頂いた。

また、新しい記事を紹介させて頂く。



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某基幹病院救急外来の素敵な(^^)対応
http://home.k04.itscom.net/hskwcc/info2/covenience-er2.html


2006年12月に流行したノロウイルス。
まだ当院に来て間もない患者さんがやはりお子さんが夜に急に吐いたということで
心配になり、某基幹病院の救急外来を受診しました。3時間は待たされたようです。
診察の順番が回ってきた頃には嘔吐も止まっていたこともあり、
『今回は処方は無し、しばらくして嘔吐が本当に落ち着いてから
少しずつ水分を飲ませるように』 という、僕らからいえば、ごく自然な対応を
してくれました。そして 『明朝かかりつけ医を受診してください』 ということに。
その1週間前に、『嘔吐したときは』 『ノロウイルスかな?と思ったときは』
というメールを患者さんに送っていたのですが、メールアドレスの登録を
していなかったのだそうです。単にこのサイトを見てくださいねというメール
だったのですが、残念ながらそのメールは受け取っていなかったのだそうです。
しかし、この親御さんの偉かったのは、『3時間待って薬も無し?』
と言って怒らなかったことです。担当医のお話しが上手だったのかもしれませんが・・・。

そして、翌日星川小児クリニックに来てくれました。
もちろんお子さんの嘔吐は止まっており、お母さんも落ち着いて話を聞いてくれます。
星川小児クリニックでは主にナースが振り返って 『きのう家庭では
どんな対応をしていけばよかったのか、救急医療に本当に行く必要があったか』
などをお話しします。ナースはより身近な存在なので、お母さんも聞きやすく
話しやすいようで、『こうすれば救急医療にいかなくても済みましたね』
という話も お母さんへの批判ではなくアドバイス
として記憶に残してくださるようです。
こうすればもう同じような症状で救急医療に行くことはなくなります。
お母さんも満足そうでした。メールアドレスも登録してくださることと思います。
ついでに、『小児科に行こう!』 を買ってあったら大丈夫でしたね、
と、受付で本を買っていかれました。

一方で、救急外来などにいると 『こんな時間に来てやった(←来てくださいと
お願いしたわけじゃないが)のに、薬も無しかよ!』 と怒鳴る親御さんもいます。
そんな方は基本的に星川小児クリニックのような、予約制で診察券が有料
などというクリニックには近づかないので、ある意味で別世界の話かもしれませんが、
怒鳴らないまでも不快に思う人はたくさんいるはずです。そういう人は
半ば強引に薬を貰い(医師もそういう人だなと感じると言われる前に
適当に薬を出しておきます)、早く受診して早く薬を飲ませたから治ったと
信じ込むわけです。当然、同じ事を繰り返します。ひとりで何回も繰り返せば、
延べでいえば大変な数になります。
(実は小児救急が疲弊している一番の原因はこんな人たちかもしれません)
医師は、本当に患者さんにとって必要な仕事だと思うと、またそれを感謝されると、
寝食を忘れて尽くすタイプが多く、それが勤務医が 激務 であっても何とか
続けているモチベーションになります。しかし、後者のようなタイプの
患者さんが増えるとそのモチベーションが下がり、仕事が苦痛になってきます。
実は、医療崩壊の本当の原因はこんなところにも潜んでいます。
後者のグループに入る人たちを、とんでもない人だと排除するのは、
星川小児クリニックのような 『クリニック』 であれば、
そのポリシーをしっかり持つことで比較的自由にコントロールできますが、
救急外来では難しいのが実態かと思います。

このように二極分化した親御さんのグループがあります。
後者のグループをどうするかが大きな問題です。
また、本来前者に入るようなタイプの知識と性格を持つ親御さんであっても、
医療機関の対応如何ではその親御さんを結果的に後者に追いやることもあります。
例えば、冒頭の患者さんに、深夜にたくさんの薬を出したり点滴などの処置をして、
『これで良くなりますよ』 みたいな対応をしたらどうなるか・・・。
賢い市民の方であれば当然おわかりですよね?
『二極分化』 という言葉で表現したのですが、今流行の 『格差社会』
という言葉と何となく無縁ではないような気もします。

誤解を恐れずに今の悩みを言うと、星川小児クリニックの診療は、
極端に言えば、救急外来で、『こんな時間に来てやったのに薬も無しかよ!』
と言って怒るようなタイプの人たち、そこまで言わなくてもそんな気持ちに
なるような人たちを切り捨てるような診療をしているのかもしれない、
これでいいのだろうかという心配です。



北部夜間急病センターでよくあった経験
http://home.k04.itscom.net/hskwcc/info2/covenience-er3.html


2歳児を連れた親御さん(両親とも何となくインテリっぽい)

『きょうはどうされましたか?』
『夕方から熱が出てきたんです』
『そうですか。食欲はどうですか?』
『半分くらいです』
『ご機嫌は?今はそんなに悪くないみたいですねえ』
『ええ、まあ機嫌はいいんですけど』
『で、熱の他には症状っていうとどうですか?』
『それは特にありません』

・・・一呼吸(できるだけ笑顔で)・・・

『じゃあ特にお胸とかおのどとか診る前にちょっとお話ししましょうね』
『?』
『いえ、こういうときに、おうちでどうみていくのがいいかってことを
 お話ししたいんだけど、診察してからだと、診察したからわかるんじゃないかって
 思うでしょ?だから、最初に話しますね(笑)』
『正直言うと、まだ僕らが診るには、ちょっと早いかなって思うんですよ』
『でも急に熱が出てきて心配で』
『ハハハそうでしょう。でも、熱にしても嘔吐にしてもまあ急にしか出ませんよね?』
『そうでうね』
『大事なことは、まず急ぐか急がないかの判断ですけど、
『機嫌』 か 『食欲』 のどっちかが良かったらまずそんなに急ぐ必要は
 ありません。きょうは夕食はあまり食べなかったので食欲はやや落ちている
 ようですが、機嫌がいいというか、クタラ~っとして、でも本人は
 苦しそうじゃないですよね』
『そうですね。くったりはしているけど』
『何か疲れちゃった・・・って感じでしょ?』
『ええ』
『運動のあと、疲れた~とか、遊びすぎて疲れた~というときとよく似てるでしょ?』
『そんな感じです』
『そういうときはちょっと例えば1日ぐらい様子みていいんですよ』
『でもこんな感じで熱が昼間に出た時はすぐにかかりつけ医に連れていって
 たんですが、たいてい喉が赤いとかでかぜだからということで、
 抗生剤とシロップと熱冷ましみたいに薬を出してもらっていたんですが・・・』
『う~ん、そうですか。でも、どのお医者さんも熱が出てすぐだと
 どんな病気かってよくわからないものなんですよ』
『でもそれを飲むと、治るんです』
『でも飲まなくても治ったかもしれないですよね』
『かぜって薬飲まなくても治るんですか?』
『もちろんそうですよ。昔の人たちは病院も無かったけど別に死んだり
 してなかったでしょ?』
『でも肺炎になったりしていたんじゃないですか?』
『そういうこともあるけれど、肺炎になりそうかどうかは、熱が出たら
 すぐにわかるわけじゃなくって、少し様子をみてからわかることなんですよ』
『じゃああまりすぐに病院にいかずに少し家にいたほうがいいんですか?』
『もちろん、機嫌か食欲がいいとか、まあ緊急性が無いときですが、
 多くのこどもの病気は本当は急ぐ必要のないものが多いんです。
 その中で重い病気を見落とさないようにするのが大事なんですが、
 そういう重い病気は早く薬を飲んだからといって避けられることはあまりなくって、
 むしろ早く薬もらって飲ませているから大丈夫だろうって信じ込んでしまうと
 そのほうが危険なんですね。だから小児科の本当に大事な仕事は、
 薬を出すことよりも、病気の初期に家庭でどんな対応をしていったらいいか
 常日頃から説明することと、ある病気を診たらその予想される経過とか
 注意点をアドバイスして親御さんが判断できるようにしてあげることなんですよ』

******診察後******

『もう少しおうちにいようかぁ~(子どもに向かって)』
『あ、でも、せっかく来たんだから、何か薬持って行きます?』
『いえ、いいです。症状も無いし、熱冷ましなら家にあるし・・・
 明日まで待って、調子悪そうだったらかかりつけ医に行けばいいんですね?』
『そうですけれど、お薬無しで心配じゃないですか?
 (と言いながらも何を出したらいいのか頭には浮かばない)』
『いいえ~、こういうお話しを聞けただけでもきょうは来た甲斐がありました。
たぶんここにはもう来ないと思います』
『そこまで言ってくださると僕も嬉しいですけど・・・かかりつけの先生から
 『薬じゃなくて説明』 を引き出すように、お母さんも話し上手というか
 聞き上手にもなってみてくださいね』

実は、このように、話せば理解してくれる患者さんは、とっても多いと思います。
特に北部夜間急病センターではそうでした。もちろんうまくいかないこともありました。
ムッとして怒り出す人もいました。
ただ、こういう会話を挿入するのは、『時間』 がかかりますから、
こういう診察をしていると、数を稼げません。その上、処方をしなければ、
処方箋料もいただけませんから、営業上はマイナスになることも。
当然、今の医療を 『経済的に誘導』 している医療制度がある以上、
それに流されるような診療をすることを否定はしませんが、
『話せばわかる』 人がたくさんいらっしゃるのに残念だなあ・・・と
思うことが多かったという思い出が北部夜間急病センターにはあります。

保護者の二極分化という話もしましたが、そうならないように若い親御さんたちを、
僭越な言い方ではありますが、『育てていく責務』 も、私たちには
あるのではないかと思っています。

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大変参考になる記事である。


『小児科の本当に大事な仕事は、薬を出すことよりも、
 病気の初期に家庭でどんな対応 をしていったらいいか
 常日頃から説明 することと、ある病気を診たら
 その 予想される経過とか注意点 をアドバイスして
 親御さんが判断できる ようにしてあげることなんですよ』


『このように、話せば理解してくれる患者さんは、とっても多いと思います』

⇒救急外来で時間がかけられない実状=外来をある程度さばかないと
 待ち時間が多くなってしまう、救急では普段のかかりつけと意見が違うと
 親御さんが余計に混乱する事(救急では信用を勝ち取るのはなかなか困難)、
 などがあり、説明出来ていない・・・。
 

『『話せばわかる』 人がたくさんいらっしゃるのに残念だなあ・・・』

⇒時間がある限り、そういう指導をするように心掛けているが、
 昼間の外来でも時間は少ない・・・。

また、今後も少しずつでも、頑張っていこうと思う。





あけましておめでとうございます

本年も少しずつでも、医療情報を発信出来れば良いなあ、と思ってます。

インフルエンザがまだ少なくて、今の所は外来もパンクしてません。
小児科には外来・入院数の浮き沈みがあって、仕事の量も波がありますが、
新生児などの重症が入ると、突然、自分自身の生活も一変します。

無理せず、ボチボチと頑張ります。

質問、応援など、本年も宜しく御願い致します。




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