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『ステロイド』 と聞くと、少なからず 『ステロイドは怖い』、
と強く拒否反応を示す親御さんが居る。

『ステロイド軟膏の使い方』『小児での吸入ステロイドについて』 などでも、
ステロイドの使用法については触れているが、

ステロイドは使い方次第で薬にも毒にもなる。

今回は 『ステロイド』 について、である。

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ステロイドはもともと身体から出ているホルモンであるが、
その使用量を増やせばどんな人にでも100%副作用が出る薬である。

つまり、未経験の医師が多量に投与した時、
医師の指示を守らずに患者が勝手に大量に使用した時など、
使い方を誤れば当然副作用が出てしまう。

しかし、もともと体の中にあるものなので、
医師の指示のもと、適切に使えば副作用は出ない。

ただし、自己免疫疾患など病気の種類によっては、
病気自体がなかなか 『たちが悪くて』、
多少のステロイドの副作用を覚悟して大量に使わなければならない場合もある。


ステロイドの副作用には、
ステロイドホルモンが多過ぎてホルモン作用自体で出る副作用、
ステロイドの免疫抑制作用による副作用、
ステロイドを外から多く入れる事で副腎がサボってしまう副腎抑制による副作用、
などがそれにあたる。


医者も、どの種類のステロイドを、どれ位の量、どれ位の期間使用すると、
どんな副作用が出るか、分かっているから注意して使っている。


ステロイドはよく『自動車』に例えられる。


自動車自体は便利で、快適である。


しかし、乗り方を誤れば交通事故を起こす。

自分が正しい乗り方をしていたのにも関わらず、
ぶつけられたという場合については今は言ってない。


初心者が運転したり、免許を持ってなくて運転したり、飲酒運転したり、
スピード出し過ぎたり、そういう風に誤った乗り方をした場合は、
特に事故を起こす確率が高くなる。


患者さんが勝手に使えば無免許運転、
ステロイドを必要以上に使えばスピード違反、
薬の認識が無くて使えば飲酒運転、
という具合である。


では、『交通事故を起こす』からと言って、
自動車に乗らないと言い張る人は殆ど居ない。



自動車の便利さを皆知ってるからである。


意地を張って自分は絶対に自動車に乗らないとしたとして、
遠くの目的地に対しいつかには着くであろうが、
どれだけ時間が掛かるか分からない。


『ステロイドは恐いから使わない』と言う人は、
自動車の便利さを一切認めず、
決して自動車に乗らないと言い張ったり、
何10㎞、何100㎞も自動車無しで移動しようとする人と
同じである。



ステロイドを使わない事で、治らない、もしくは、
そのうち治るが相当時間が掛かって余計に不利益になる、という事態になる。


ただし、違う見方をすれば、
歩いて行く方が近い・早いのに、わざわざあえて
自動車に乗ったりする必要も無いので、
ステロイドを使う必要が無ければ使うべきではない。



特に、喘息に対する吸入ステロイド、ステロイドの塗り薬などは、
使用法を誤らず、普通の使い方をしている限り、副作用が出る事は無いので、
医者の指示に沿って安心して使って欲しい。





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