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今回は、『妊娠中に脳内出血を起こした東京女性が7病院に受け入れを断られた問題』 について、
実際の当直体制について、である。

非常に残念な出来事で、亡くなられた妊婦さん、御家族の方々に深甚なる哀悼の意を表します。

またか・・・・と思われる方もいらっしゃると思うが、現実的には奈良事件の後、医療問題は何も
解決していない。

これは、病院のせいでも、東京のせいでもなく、全国で今後も起こるであろう問題で、
本当に何とかしないといけない事である。




その他の、『医師不足』 の記事についても、参考にして欲しい。
(もっともっとたくさん記事はあるがこれらが代表的な記事である。
 詳細は医療問題についての目次参照)

 医師不足①
 日本の医療が崩壊する?!
 地方医療の崩壊
 医療クライシス:忍び寄る崩壊の足音②
 医師不足 4万人
 東十条病院:来月末で全科休止





↓ クリック宜しくお願い致します。
  

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妊婦受け入れ拒否死亡:当直、研修医1人
2人体制維持できず--都立墨東病院

                            2008.10.23  朝日新聞
      http://mainichi.jp/select/science/news/20081023dde041040086000c.html

妊娠中に脳内出血を起こした東京都内の女性(36)が7病院に受け入れを断られた後に死亡した
問題で、最初に受け入れを断った都立墨東病院の当直医は 『シニアレジデント』 と呼ばれる
研修医だったことが分かった。10月は研修医が1人で当直する日が4日あったという。
墨東病院は6月、シニアレジデント当直の場合は 『原則として母体搬送の受け入れを制限する』
と関連団体などに文書で通知していた。

経営する都病院経営本部によると、墨東病院の産科は6月末に医師1人が退職したことから、
当直2人体制を維持できなくなった。このため関係者に対し、7月からの土・日曜と祝日の当直体制に
ついて 『1人当直である上に、シニアレジデント当直の場合もありますので、ハイリスク分娩への
対応は困難』 と、受け入れ制限を文書で伝えていた。

シニアレジデントは2年間の初期臨床研修を終え、専門医を目指してさらに研修中の後期臨床研修医。
都によると、今回受け入れを拒否した医師は免許取得から4年だった。

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違う記事にはこう書いてある。

『墨東病院の産科医師は、7月からは常勤3人、研修医3人
で当直に当たった。平日の当直は2人だったが、週末は1人で・・・・』


つまり、スタッフは6人、半分はレジデント。

そもそも完全にスタッフが足りない。

毎日2人ずつ当直をすれば、単純に 1人月10回。


当直ってのは夜勤ではなくて、朝から出て翌日の夜まで仕事がある。

現実的には不可能であり、週末は1人体制も止むを得ないと思われる。


また、レジデントは、どこの病院でも1/3から1/2以上の仕事を行っている。

レジデントが一番働いていて、一番の戦力である病院も多い。

今の医療はレジデント無しでは到底廻らない。


言いたい事は、『医師不足』 でやむを得ない・・・・という事では決してなく、
『医師不足』 『救急医療』 の問題を、もっともっと、マスコミ・国民が本気で考えないと・・・・
という事、である。


レジデントが当直しなければ、『月20日の当直』 であり、通常業務もままならない。

レジデントが当直する事、断る事が悪いのではない。

事前の周囲への文書通達も出しており、SOSは出している。


当然、今後も同様の出来事は起こる。




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新聞広告を見て、ゾッとした。

本を読む気も無いが、目的は何なのであろうか?

事態を好転させようという本とは思えない・・・・。




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医者の品格 医者の欲望

                   宇野 克明
                   メタモル出版

retyw



受験生必読! 緊急提言

こんな人は 『医者になるな、させるな!』
医療崩壊の本当の原因は医者としてのモラル・品格の喪失である。

幼き頃より英才教育をされ、はっきりした理由もなくただただ医学部を目指す。
こうして 『頭がいいだけのバカ』 な医者が大量生産されているのだ。
頭でっかちで世間知らずの医者は、患者だけでなく、自分自身も不幸になるのではないか。

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こう広告に書いてあった・・・・・。

偏見以外の何ものでもない

お役所にも、弁護士にも、教師にも、会社員にも、何となくその職業に就いた人は居る。

医者の大多数がそういう人であろうか?

確かにそういう人も居るのは事実であるが、それ以上に一生懸命やっている人の方が遥かに多い。

こうやって 『医療崩壊』 を 『医者のせい』 と洗脳していく。


殆どの医者が身を削って頑張っている・・・。

いつか伝わる日は来るのであろうか?

今の状況は、医者自身のせいであろうか?

こういう考え方のギャップが今どんどん医者を追い込んでいる
とは考えないのであろうか?




 その他の 『医師不足』 の記事を参考にして頂きたい(詳細は医療問題についての目次参照)

 医師不足①
 日本の医療が崩壊する?!
 地方医療の崩壊
 医療クライシス:忍び寄る崩壊の足音②
 医師不足 4万人
 東十条病院:来月末で全科休止
 『県立柏原病院の小児科を守る会』 参照。





参考にこの本の目次である。

かなり手厳しく、医者のイメージを悪くする事は否めない。

医者である著者がこの本で望んでいる事は・・・・・?



目次

医者の欲望が医療を崩壊させている◆プロローグ

第一章 なぜキミたちは医者になりたいのか?
 そんなに医者になりたいの?
 医学部をめざすなら、その前に塾や家庭教師で猛特訓
 狭い世界しか経験せずに、医者としての品性を満たせるか
 医者に本当に必要なものは何だろう
 医者という職業はブランドか!?
 医者は自分の子供を医者にさせたくない!?
 勝負を決するのは親の財力。はたしてハウマッチ?
 試験また試験、医学生は遊んでなんかいられない
 知識量も志の高さもさまざま。医学部は「ごった煮」状態
 成績優秀なだけでは医者はゼッタイ務まらない
 頭がいいだけで、人間的に劣っていても医者になる
 医者はエリート界の負け組?
 女医をめぐる医療界……
 女医の苦悩
 女医の増加=医療崩壊。なぜ?

第二章 医者の品格
 トラブルばかり起こす幼稚な医者たち
 あれもヤダ、これもヤダ。ほかのスタッフも嘆息するわがままぶり
 公式と非公式をわきまえない常識知らず
 若くして「先生」と呼ばれ、大きく勘違い
 ルール破りはお手のもの。なきに等しい指揮命令系統
 上司はなかなか注意しない
 病院のよし悪しは看護師を見ればわかる
 チームワークを唱えるが、実は助け合わない

第三章 それでも医者になりたいですか?
 手先の不器用な人は医者になるな!
 医者も患者も怖い当直時間帯
 女は度胸、医者も度胸
 いつ感染症になってもおかしくない
 医療界の対応、SARS騒ぎを見て……
 医者は常にエックス線被曝にさらされる

第四章 医者は頭でなく体が資本
 勤務医の劣悪なる労働環境、あなたは耐えられますか
 そして1年中「ぞうきん」扱いの研修医時代
 研修医もやっと「人間」扱い? 新しい臨床研修制度
 診療科や地域ごとの医者偏在。昔の使命感は今いずこ?
 まったく人ごとな、日本医師会・開業医たち
 電子化されても手間のかかるカルテ作成
 頭のなかでタイムキーピング。総コントロールタワーをやらねばならない
 医者のサイトはネガティブで屈折した日常を映す

第五章 悪夢のような患者たち
 どんな患者さんでも、公平に診られますか?
 理不尽なことにも心をすり減らす末端業務
 外来診療を早く、楽に済ませたいが……
 にわか知識を振りかざす患者
 いった、いわないで起こるトラブル

第六章 医者はセレブ?
 儲かる花形医療も長続きはしない
 いいとこ取りの開業医
 開業医はこんな病気が好き
 開業医はこうして生まれる
 開業医は単なる零細の個人事業主
 医療費削減で、医者はもっと儲からなくなる
 医者の給料上昇曲線は35~40歳がピーク。
 自分はゴルフ、妻はBMW、子供は私学。贅沢癖でお金はたまらない

第七章 医者という仕事は面白いのか?
 保険医療を行なう医者はみな公務で稼ぐ公務員
 ダラダラ、グズグズ。そよ風が吹いていた公立病院
 病気を治すのは、医者か薬か?
 誰もやりたがらない「がん末期医療」
 モチベーションを消し去る老人医療
 在宅医療は思っているほど簡単ではない

第八章 医者の評価とリスク
 一般社会に出るとただの“お客様”
 医療業界で一番偉いのは誰か?
 医者は医療業界の末端営業 
 「医療はサービス業」と認識されてから増大したリスク
 経営に無理解な医者は淘汰される
 みんながほしがる認定医・専門医
 とりあえずほしがる「医学博士号」
 厳しい経済環境、正規雇用の大学スタッフ
 地方大学からのリターン組、場合によっては根なし草
 みんながやりたがらない「僻地医療」
 どうでもいい研究発表
 旬に乗り遅れるとただの医者
 患者さんの便宜より、医者はエラそうにしていたい
 使命感のある医者は少数派
 リスクを回避することばかり考えている
 気になるのは、患者さんより世間の目

第九章 どうしても医者になりたいなら……
 暗記が得意なら、医者になるのは簡単、問題はその後の専門選び
 臨床分野では、選択科によって将来は大きく異なる
 どんな医者を目指したいのか
 親も現状をちゃんと認識しなさい
 儲けたいなら、とられるな!
 疲弊した医療現場を救え

今が最後のチャンスだ◆エピローグ


今回は、『小児医療、崩壊の危機に直面 軽症患者の殺到に医師疲弊』 というニュースについて、
である。



その他の、『医師不足』 の記事についても、参考にして欲しい。
(もっともっとたくさん記事はあるがこれらが代表的な記事である。
 詳細は医療問題についての目次参照)

 医師不足①
 日本の医療が崩壊する?!
 地方医療の崩壊
 医療クライシス:忍び寄る崩壊の足音②
 医師不足 4万人
 東十条病院:来月末で全科休止




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ニュース追跡:小児医療、崩壊の危機に直面
軽症患者の殺到に医師疲弊/埼玉

                                    毎日新聞 2008.4.23

◇立ち上がる母親たち

急患のための夜間・休日小児救急に、熱やせき程度の軽い症状の子供たちが
殺到し、全国で問題になっている
勤務医が子供の患者の対応
に疲弊して当直のない開業医に転向
 し、医師不足に陥った病院が、
救急医療から撤退する悪循環だ。
医師から見れば 『大したことない』 症状も、親には 『子の一大事』
この両者のギャップを埋めることが大きな課題になっている。

3月、土曜夜の川口市立医療センター(川口市)の待合室。子供を抱いた親が次々と受付を訪れ、
午後7時台は8人、同8時台には17人に上った。小児科部長の下平雅之医師は 『インフルエンザが
流行していない分、少ない方』 と明かした。朝まで患者は途切れず、この夜の当直医は午後6時~
翌朝9時までに1人で47人を診察した。そして翌日もそのまま通常勤務に入った。

県内の開業医は04~06年で237人増加した。過酷な労働環境から勤務医が開業医に転向する
ケースが増えている。一方で、勤務医は日本小児科学会のモデル計画案を基にした試算で173人
不足している。07年2~3月、朝霞台中央総合病院など9病院が救急医療から撤退するなど、
必要な救急体制が取れない地域も珍しくない

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小児科医を忙しくさせる大きな要因が 『病院のコンビニ化』 の進展だ。

県の医療協議会によると、時間外の小児救急患者の96%は軽症 だ。
親が病院をコンビニエンスストアのように考え、『昼間より夜の方がすいている』
『テレビを見ていたら遅くなった』 などと、時間外に訪れる。

少子化対策として県内全市町村が競って導入している 小児医療費の無料化も、
安易な受診を助長
 する面がある。医師らには 『タダだと思ってちょっとしたことで
来る人が増えている』 と不評だ。

ただし、川口市立医療センターの下平医師は 『専門知識がない親が軽症か重症かを判断すること
はできない』 ともいう。越谷市の2歳男児の母親(32)は 『親なら、できるなら専門の小児科医に
診てもらいたいと思うもの』 と吐露する。

核家族化で、子供の病気について年配者からアドバイスを受ける機会も減った。
県の小児救急電話相談 『#8000』 の女性相談員(64)は 『親は孤独。相談する相手がいない
みたい』 と心配する。

    --------------------------------------------------

志木市立市民病院で珍しい試みが始まった。志木市とその近隣4市の医師でつくる朝霞地区医師会
が4月から、小児科などの開業医40人を交代で派遣、軽症救急患者の診察を受け持っている。
県も当直1回当たり1万円の報酬分を、医師会に支出している。

川口市立医療センターでも昨年5月から、地域の開業医数人が当直に加わり始めた。
救急病院としての役割を果たせなくなれば、軽症しか診られない診療所には患者の紹介先が
なくなってしまう。当直を3カ月に1度する開業医の平井克明医師は 『センターに重症の子を
受け入れてもらっているから』 と話す。

親たちの手による親への働き掛けも始まっている。

兵庫県柏原市の母親たちは昨年4月、医師不足から診療中止の危機に陥った地元の県立病院
小児科を救おうと、『小児科を守る会』 を作った。母親たちに安易な受診を控えるよう呼びかけ、
受診の目安を記したハンドブックを作成している。

東京都でもこの時期、2児の母で自営業の阿真京子さん(33)が、『知ろう!小児医療 守ろう!
子ども達の会』 を発足させ、小児医療の基礎を学ぶ勉強会を開いている。親子連れで満杯となった
救急病院の待合室と、疲れ切った医師を見たのがきっかけだ。阿真さんは 『子を思う母親
の心配を減らすことが、結果的に医師の負担減になる』
 と話す。

この会のメンバーで、川口市に住む3児の母、平野美江さん(33)は県内でも勉強会を開こうと準備中
だ。平野さんは 『国に何かを求める活動はよくあるけれど、母親自身がまず動こうとする発想に驚き、
賛同した。世の父親たちも巻き込み、積極的に医師や他の親に近づいていく活動をしたい』 と
意欲的だ。

小児救急の崩壊は、医師や医療機関だけの努力では食い止められない。
子供の健やかな成長を願うすべての親たちの協力と理解が、必要とされている。

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『医療崩壊』 はどんどん進んでいるが、少しずつ改善への道も進みだしている。

『崩壊しきる』 前に何とかなるといいのだが・・・。



以前このブログでも、『県立柏原病院の小児科を守る会』 の事は取り上げた。

 『県立柏原病院の小児科を守る会』 参照。

こういう風に市民が、患者さんが、思ってくれるのは大変ありがたく、心強い。





今回は、産科・小児科不足解消対策に首相が5月にも策定するというニュースについて、である。



その他の、『医師不足』 の記事についても、参考にして欲しい。
(もっともっとたくさん記事はあるがこれらが代表的な記事である。
詳細は医療問題についての目次参照)

 医師不足①
 日本の医療が崩壊する?!
 地方医療の崩壊
 医療クライシス:忍び寄る崩壊の足音②
 医師不足 4万人
 東十条病院:来月末で全科休止




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産科・小児科不足解消へ対策、
首相が5月にも策定

                                    2008.4.14 読売新聞

福田首相は14日、産科・小児科の医師不足に伴う救急医療の問題点を
解消するための具体策
 を来月にも策定する考えを表明した。

厚生労働省が今年1月から取り組む医師不足対策の検討を加速するもので、
勤務医の待遇改善策や女性医師の継続就業の支援
などが柱となりそうだ。財源には、首相が2009年度から一般財源化するとした道路特定財源が
想定されている。

首相は14日、最先端の産科・小児科医療で知られる国立成育医療センターを視察後、
産科医や小児科医不足の対策について、『急がなければいけない。来月ぐらいにはビジョンを
まとめ、実現に向け努力したい』 と記者団に強調した。

体制強化を図るのは、昨年以来、医師不足や受け入れ態勢不備による患者の 『たらい回し』
の実態が表面化したためだ。『日銀総裁人事などの懸案が一区切りつき、自分のやりたい政策に
取り組もうという首相の意欲の表れだ』 (周辺)との見方もある。

厚労省は今年1月から、舛添厚生労働相の私的懇談会で医師不足解消に向けた 
『安心と希望の医療確保ビジョン』 策定の検討に着手しているが、首相の指示を踏まえ、作業を急ぐ。

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産科・小児科の医師不足に伴う救急医療の問題点を
解消するための具体策
 なんてあるのであろうか?

まずは単純な 『医師不足』 ・・・・これをどうにかしないといけない。

そして、コンビニ受診の抑制 などの国民意識の変革も必要である。

 『県立柏原病院の小児科を守る会』 参照。


なかなか対策をたてても実現まではかなり遠い。

それでも国をあげて対策をやろうと言い出し、最初の一歩が進みそうな事には少し期待もある。

この流れで少しずつでも変わっていってくれる事を願う。






fukushima_red (1)


この記事は、『新小児科医のつぶやき 2.18企画』 に賛同した記事である。




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『大野事件』 については、下記の2つのサイトが非常に詳しい。

『周産期医療の崩壊をくい止める会のホームページ』
『ある産婦人科医のひとり言』


フリー百科事典 『ウィキペディア(Wikipedia)』 にも出てきている。
福島県立大野病院産科医逮捕事件



簡単に書くと、

2006年2月18日、福島県立大野病院 産婦人科医師が福島県警に逮捕拘留された。

逮捕のきっかけは全前置胎盤のため帝王切開を行った所、癒着胎盤となっており、
担当医師は最善を尽くしたが、妊婦さんは亡くなられたというものである。

癒着胎盤は稀な疾患であるが、担当医師はその対処法を誤った訳ではない。

当初、死因は出血が多い事によるものと思われていたが、どうも手術中に
突然起こった致死性不整脈により亡くなられた可能性が高いようである。

出血のコントロールは出来、血圧も安定後の不整脈と見られている。

この事故について、予見が不可能である、胎盤を剥離する事は適切な処置、
大出血に際して適切な処置を行っている、などの理由により、医療関係者の
間の意見では、過失は存在しないと考えてられている。

むしろ手術をしていなかったら、母子共に救命出来ていないとも考えられている。

この事件により、少ない人数の産婦人科では分娩を中止する、産婦人科の
希望者が減る、医療への不信感が高まる、などにより、『お産難民』 が
多くなる事態が加速している。

この事件により、明らかに 『医療崩壊』 が加速度的に増している。




その他の、医療問題についても、たくさん書いてあるので参考にして欲しい。

 ・医師不足①
 ・地方医療の崩壊
 ・『奈良の妊婦死亡問題』 から
 ・医師不足②
 ・全国の8割 『産科医不足』 小児科、へき地医療も深刻
 ・日本の医療が崩壊する?!
 ・医師の偏りまざまざ 東北不足深刻
 ・産科医不足、大阪の都市部でも深刻
 ・分娩取り扱い終了のご案内 オーク住吉産婦人科
 ・奈良・大淀病院、分娩対応中止へ
 ・『お産ピンチ』 首都圏でも
 ・崩壊の瀬戸際 減る産科医
 ・医療クライシス:忍び寄る崩壊の足音②
 ・医師不足 4万人
 ・妊婦搬送遅れ1千件超
 ・産める病院が1年半で1割減




『県立柏原病院の小児科を守る会』 に対する兵庫県立柏原病院からの感謝についての
記事である。

長文であるが是非一読願いたい。


 『県立柏原病院の小児科を守る会』 参照。




その他の、『医師不足』 の記事についても、参考にして欲しい。

 医師不足①
 日本の医療が崩壊する?!
 地方医療の崩壊
 医療クライシス:忍び寄る崩壊の足音②
 医師不足 4万人
 東十条病院:来月末で全科休止




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『柏原病院小児科を守る会』 の方々に感謝しています
    http://www.kaibara-hp.jp/                       
                               病院からのお知らせ  2008.1.17


私たちは「柏原病院小児科を守る会」の方々に感謝しています。
平成20年1月現在、兵庫県立柏原(かいばら)病院小児科がまだ存続しているのは・・
革命的とも言える 『柏原病院小児科を守る会』 ができたからです!

市民の皆さん、皆さんは 『医療崩壊』 という言葉をご存知でしょうか?
昨年末の重大ニュースにもなりませんでしたから、多くの皆さんはあまり関心を持って
おられないかもしれません。 しかし、『医療崩壊』 は確実に日本の社会を蝕み続けており、
現在の政治方針や国民の認識が変わらなければ、今まで当り前に存在した地域の医療が
消滅していくことになります。

自分の身に直接困難が降りかからないと、『そこに問題があること』
に気づかないことはよくあることですが
、現在、この地域の医療体制も
すでにかなりの重症に陥っており、もはや風前の灯と言ってもよい状態であることを
理解して頂きたいと思います。

県立柏原病院も、平成19年12月で脳外科の入院と耳鼻科の診療は休止してしまいました。
これまでまがりなりにも地域の中核病院として脳血管疾患、心疾患、小児医療などの
二次―準三次医療担ってきた県立柏原病院も、このままではさらに衰退していく危機感を
抱いています。本当に県立柏原病院が無くなってしまうと、この地域の医療はどうなっていく
のでしょうか? 地域や近隣には優れた民間病院もいくつかありますが、県立柏原病院が
これまで果たしてきた従来の機能を代行することはできません。県立柏原病院が今まで
担ってきた医療が全く無くなってからでは、遅すぎる(多大な犠牲が出る)ことをご理解して
頂きたいと考えます。

私たちは1年以上も前にこの地域の 『医療崩壊警報』 を出しましたところ、丹波新聞社の
熱意ある記事のおかげで、広く市民の皆様が地域医療の危機的状況について理解を深められ
問題意識を持って頂ける様になったと思っております。勤務医という医療に関する専門家が、
毎日働きながら、自分たちの働いている地域の—この丹波市を危険だと判断し 『警報』 を
出し続けたのです。幸い、丹波市には私たちの発した警報を真剣に受け止め、行動を起こす
市民の方々がおられました。そして今、その人々の起こした市民運動は、全国の医療関係者
から驚嘆のまなざしで迎えられ注目の的となっています。

その市民運動は 『柏原病院小児科を守る会』 と名付けられ、『コンビニ受診を止めよう、
お医者さんを大切にしよう』、そして 『本当に必要な人が必要なときに診てもらえるように』
というスローガンを掲げています。この市民運動は、これまでの一般的な市民署名運動と
異なり、行政や病院への 『要求』 を声高に求める形ではなく、現在の医療崩壊の原因と
再生への現実を深く見据えたものでありました。私たちは、このような運動こそ 
『市民の皆さんが自分の子供をまもる最善最短な方法だ』 と直感しました。

永年にわたり県立柏原病院に小児科医の派遣を続けてきた神戸大学の松尾教授は、この運動を
『日本の小児科医を救う革命的な住民運動』 と評価されるコラムを神戸新聞に
寄稿されました。そして現在、教授とともにこの市民運動を理解し共感した大学医局の
小児科医たちと、県立こども病院の小児科医たちが、交代で週に1-2回のペースで神戸から
遠い柏原まで手伝いに来てくれるようになっています。
 
県立柏原病院に限らず多くの勤務医は、これまで、労働時間を無視して働き疲弊し、貴重な
生命を扱う重責に押しつぶされそうになりながら頑張ってきました。しかし、自分の生活を
犠牲にして続けているそうした努力は、単に 『医師の義務』 という言葉で
あたりまえに扱われており、多くの医師は当直・救急を含めた過労の中でその意欲が
色褪せつつあります。一方には患者さんの 『医療に対する高すぎる期待と
理不尽と言える要求』
 が存在し、それは医療者と患者さんの間に
越え難い深淵となっています。治療行為の結果が、患者さんや家族の方の期待に沿えなかった
場合には、憎まれたり、訴訟されたり、稀には刑事事件で逮捕されるといった事案が、
新聞やテレビで報道される度に、勤務医は、リスクの高い医療現場を離れていきたくなる
欲求に駆られています。そして、外来などの多忙な日常診療の中では、本来築いておかな
ければならない医師-患者間の信頼関係を築く時間すらないのが現実です。

医療に100%の確実性はあり得ません。
医療は不確実なのです。


人間の顔や性格がみな異なっているように、検査や治療行為に対する患者さんの反応も
さまざまなのです。医学はそうしたさまざまな反応性を統計的な確からしさで判断することで
発展してきた領域なのです。『医療の不確実性』 ・・それはご理解し難いことかもしれませんが、
私たちはこれも前述した 『コンビニ受診抑制』 とともに、医療崩壊を食い止める、あるいは
崩壊後の再生を考える上で非常に大切なキーワードだと考えています。

このような状況のなかで、この丹波地域では 『お医者さん(医療資源)を大切にします
(無駄使いしません)』 『自分の子供の健康・命を守るために医療に興味を持ち、自分たちに
何ができるかを考えます』 という 5万5千筆の署名 を添えた 『守る会』 の叫びが、
私たちはもちろん全国で同じように悩んでいる医師の心に響かないわけはなかったのです。

私たちは今、毎日の医療現場で、この丹波市のお母さん方の 『本気』 をひしひしと感じて
きています。県立柏原病院の小児科医は、平成18年に3人から2人に減り、平成19年4月
からは1名が病院長業務を兼ねて小児科診療を続けています。

一方、近隣の病院を見ますと、平成19年春に柏原赤十字病院から小児科が無くなり、
兵庫医大篠山病院小児科は人員減少し、市立西脇病院や中町赤十字病院そして三田市民
病院もすでに小児の入院治療ができなくなっています。そのため今年の冬は重症患者さんが
当院へ集中しました。かなり重症で神戸方面の専門病院へ搬送することも11月後半から
年末までに7件ありました。都会の高次病院へ重症患者さんをこれだけ搬送しても、当院の
小児科病棟は満床が続きました。以前のような軽症も重症も混在した 『コンビニ受診』 が
続いていたら、と思うと背筋が凍る気がします。この 『守る会』 の理解や協力がなければ
柏原病院の小児科は確実に消滅していたにちがいありません。

もし 『医療崩壊』 の現実をあまり気づいておられなかった皆様がおられたとすれば、
現在の丹波地域の医療事情について考えてみる時間を作ってみてはいかがでしょうか? 
そして、自らと自らの家族を守るために、今何が必要なのか? 
何をやってみることができるのか?
 を考えてほしいのです。

まだまだ歯抜け状態の小児救急体制なのですが、実は小児科にはまだ綱渡りの綱がある
だけでもましなのです。綱渡りをしようにも綱渡りの綱を見失っている診療科、あるいは綱は
あっても曲芸師(医師)自身が消えてしまった診療科に比べれば・・・。

私たちはこの運動がこの地域に残された医療再生への最後のチャンスだと考えています。
まだ少しでも医療資源たる医師の残っている間に、全国に先駆けて医療の 『新しい波』 を
起こす「守る会」の運動を拡げていただけませんか?

小児科だけでなく、他科の医師、全国の医師たちにも希望を与えているこの
『守る会』の運動(医療者と市民の相互協力・相互理解の運動)は日本全国の医療崩壊被害
拡大を防ぐ可能性もあるのです。
 
最後になりましたが、私たちは 『守る会』 の皆さんに対してもう一度感謝の言葉を述べたい
と思います。私たちにとっても、現在の丹波地域にとっても、この 『守る会』 は恐竜化石
(注釈:平成18年、丹波市では恐竜の化石が発見され話題となりました。)以上の宝物だと
思っています。

県立柏原病院小児科(丹波地域の周産期・小児医療)を守ってくれてありがとう。
そして、丹波地域の小児を守ってくれてありがとう。
あなた方の市民運動は間違いなく 『革命』 なのです。

たとえ、この地域が医療崩壊の焼け跡になったとしても(考えたくはありませんが)、
その功績は必ずや将来の地域医療再生の道標となることを確信しています。

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今回は、『小児科』 が潰れないように頑張っている人達の記事である。

地域の皆様がこのように考えてくれたら・・・。

キレかけていた産科・小児科・救命センター、そして内科もまた 『医師不足』 問題に
悩まされているが、その医師達も、きっとまた頑張ろうと思えるに違いない。


 『柏原病院小児科を守る会』 の方々に感謝しています の記事も参照。




その他の、『医師不足』 の記事についても、参考にして欲しい。

 医師不足①
 日本の医療が崩壊する?!
 地方医療の崩壊
 医療クライシス:忍び寄る崩壊の足音②
 医師不足 4万人
 東十条病院:来月末で全科休止




 ↓ クリック宜しくお願い致します。
  

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県立柏原病院の小児科を守る会
 http://mamorusyounika.com/index.html


代表ご挨拶

私たち 『守る会』 のメンバーは、みんな 子育て中のお母さん です。
妊娠、出産、そして子育てと、柏原病院の先生方には大変お世話になってきました。

昨年の春、産科・小児科がなくなるかもしれないと知り、
先生の役に立ちたい!
私たちにできることをしていこう!
と 『守る会』 を結成しました。

私たちに何ができるだろう?
何をしたら良いのだろう?
今もなお自問自答しています。

『守る会』 の活動を通して、地域医療の現状を知りました。
住民としてどうすべきか、少しずつ分かってきました。

安心して暮らせる地域づくりのため、私たちにできることを
地域のみなさんと一緒に考えていきたいと思っています。

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3つのスローガン

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『医師は戦わない。ただ、黙って立ち去るのみ!』 

一般的にはそう言われています。
しかし、柏原病院小児科は違いました。

『もうすぐ無くなるかも知れない』 というサインを出されました。

私たち 『守る会』 は新聞を通じてこのサインを知り、
そして活動を始めることが出来ました。

幸い、小児科については 『守る会』 の活動のみならず、
様々な方面のお力添えにより、明るい兆しが見えてきました。
が、新聞には柏原病院は依然 『危篤状態』 だと書かれています。

医師が立ち去り、地域医療が崩壊してから声をあげたのでは
遅いのです。そうならないように全力を尽くす以外にありません。
丹波の医療を守るために何ができるのかを一緒に考えてみませんか?




夜や休日など通常の診療時間外に診察を受ける
『コンビニ受診』 が医師を疲れさせる一因になっている


      

子供の病気などについて正しい知識を持ち、
受診すべきかどうかを判断できるようになることが大切


      

ちょっとした怪我や病気ですぐに柏原病院を受診するのではなく
『かかりつけ医』 を持ち、まずそこで受診


      

日頃からお医者さんへ 『ありがとう』 の気持ちを伝えることも大切



本当に必要な人が必要な時に治療を受けられるよう心掛けたいものですね。

それに 『病気が治って当たり前』 と思って受診していませんか?
お医者さんが力を尽くしてくださったことに対して感謝の気持ちを伝えましょう。
感謝の輪が地域全体に広がっていくことを願っています。

お医者さんの心を折らないように、私たちができることを一人ひとりが
実践していくことが大切なのではないでしょうか。

      ◆  ◆  ◆

私たちは、丁寧に診察してくださるお医者さんから 『安心』 を、
看護師さんの笑顔から 『元気』 をいただきました。

大切な医療がなくなってしまう前に現状を知り考えることが大切です。

私たちができること・・・

それは黙っていては伝わらない 『感謝の気持ち』 を
声にして届ける事ではないかと思います。
安心して暮らせる地域づくりのために、一緒に考えてみませんか。

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『危篤状態』 から奇跡の生還をするためには様々な苦労があろう。

こういう方々が居てくれるとありがたい。

心に響く・・・。

医師が立ち去り、地域医療が崩壊してから声をあげたのでは
遅いのです。そうならないように全力を尽くす以外にありません。
丹波の医療を守るために何ができるのかを一緒に考えてみませんか?






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