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今回は、発熱が続く時などに、よく採血検査される炎症反応物質、
『白血球数』 と 『CRP』についてである。

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『白血球』 と 『CRP』 は、発熱の原因がウイルスなのか、細菌なのか、
などの鑑別に有用である。

しかし、感染症の他にも、川崎病、白血病などの悪性腫瘍、
若年性特発性関節炎などの膠原病、などでも、上昇する。

体に炎症が強く出ているような場合は上昇する。

また、その値で病気の重症度などについて、大体の判別が出来る事が多い。



白血球数

年齢にもよるが、正常値が6000-10000程度である。
乳児は7000-15000程度で少し高めである。


白血球数を調べることによって、細菌か?ウイルスか?、の推測が出来る。


大体の目安として、

・10000以下の場合  → ウイルス、マイコプラズマ感染の可能性が高い。
・10000-15000の場合 → いずれの感染の場合もある。
・15000以上の場合  → 細菌感染の可能性が高い。


白血球数が多ければ多いほど、細菌感染症は重症の可能性が高い。

川崎病などの時にも白血球数が多くなる。


また、あまりに重症な感染症の場合、消費により白血球数が低下する事もある。




CRP

正常では0.1 mg/dl以下である。

CRPによっても、病原体の推測、炎症の程度の推測が出来る。


大体の目安の値だが、

・1 mg/dl未満の場合 → ウイルス感染の可能性が高い。
・1-5 mg/dlの場合  → ウイルスも細菌の場合もある。
・5 mg/dl以上の場合 → 細菌感染の可能性が高い。

ウイルスではせいぜい 3 mg/dl位までしか上がらない。

ウイルスでCRPの上がる例外の病気にアデノウイルス(プール熱)感染がある。
アデノウイルスはCRPが10 mg/dl位まで上がる事がある。

ただし、細菌性の病気でも、
まだ炎症が小さくてCRPが上がってない場合、
検査の時期が早くてCRPが上がりきってない場合もある。

病気が重い場合にはCRPの値が高くなる。


感染症だけでなく、悪性腫瘍、膠原病、などでも炎症が強くなれば、
CRPは高く上がる。


一般的に、10 mg/dl以上は入院レベルと考えられる事が多い。


体のどこかに炎症が起こったときに、炎症性物質によってCRPが作られる。
CRPの値は炎症の程度にある程度比例する。


CRPは肝臓で作られる蛋白であり、炎症発症後、6時間程で上昇し、
48-72時間でピークに達すると言われている。

つまり、体のどこかで炎症が起こっても、CRPが上昇するまでに時間がかかる。

少なくとも、炎症発生後、6時間以上でないと
CRPは上がらない。


印象では、CRPの上昇は半日から1日遅れる。

発症すぐの場合は当てにならない。


細菌性髄膜炎のような炎症の激しい疾患でも、発熱後すぐではCRPは上がらない。
翌日には10 mg/dl以上なんて事はざらである。


白血球はすぐに上昇するため、発症すぐの場合には白血球数の方があてになる。


発熱が続いていて、CRPが1 mg/dl以下ならば、
まず細菌性の病気の可能性は低いと考える。


CRPは値の高さだけでなく、どの位のスピードでCRPが上昇したか、
も病気の勢いを知る上で参考になる。




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こどもの検査について
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